中学受験算数「やまもと算数・数学塾」山本尚武 -51ページ目

中学受験算数「やまもと算数・数学塾」山本尚武

完全マンツーマン指導。JR御茶ノ水駅前にある中学受験算数塾。

去年の生徒からの近況報告の手紙。個別で教えているので、字をみると誰かすぐにわかる。中学に入って楽しんでいる様子で何より。
中学受験算数のマンツーマン指導「やまもと算数教室」


今年は新・予習シリーズ(5年下)を使ってすすめるので、予習シリーズのほうがサマーサポート(SAPIXの夏教材)よりも難しいという不思議な光景。


予習シリーズに関しては、どれだけの塾が、この進化・難化した5年下巻を扱えるのか、どれだけの生徒がこのカリキュラムについていけるのか疑問。脱落者が多くなりそうだ。


ただ、単元別になったおかげで、予習シリーズの教材としての使い勝手は格段に良くなった。難関志望ならば全冊そろえておいて損はないし、SAPIX生はD・E問題で辛いときにシリーズを使うといいと思う。




人気講師が教える理系脳のつくり方 (文春新書)/文藝春秋

中学受験算数のマンツーマン指導「やまもと算数教室」


「あ~、確かにな。」と首肯できることが強い文調で書かれていました。


海城の算数というと、規則性・数の性質が強調されますが、私の経験では「円錐に内接する球体」というイメージがあります。2年連続で上の「高校入試」頻出の問題を出題したため、算数講師のなかで話題になりました。


しかし、本のなかでは、「悪問」ということでばっさりと切り捨てられています。


今年受け持った生徒は海城合格率100%(2人中2人)でしたが、「球」はそれほど時間を割いて教えていなかったので、確かに筆者の空間認知力の話は納得がいくものでした。


全体を通して語気強く、面白い本でした。もしかすると「塾講師向けかも・・・」と思いますが、勉強になります。


(↓去年指導した学校別対策ノートです。もう一年経ちました。)


中学受験算数のマンツーマン指導「やまもと算数教室」


夏は忙しいので、少しブログをお休みします。





中学受験算数のマンツーマン指導「やまもと算数教室」


自宅の国語の参考書。


苦手な生徒のために書かれた市販参考書は、「本文チェック」をさせる参考書が多いです。


大切なところ(例えば、逆接「しかし」のあとには筆者の主張)に傍線をひき、矢印をひっぱり・・・という手作業による読解法です。


難関校向けの問題集だと、設問条件からのアプローチが多いです。四谷大塚もSAPIXも、基本は本文そのもののチェックはせずに、一気に読みとおすスタイルの先生が多いです。


さて、中学入試国語の本を読んできた中で最も役立ったのは田代先生の本です。市販参考書では最高レベルではないかと思われます。

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夜中かけて、夏休みの中3生(指導期間3年!)の問題作成中。


一貫校の「魔の時期」は中3から高1にかけての2年間です。高校受験がないので、自由に過ごせる反面、一般的にみて数学の授業は厳しいです。


進学校の数学の進度の速さは経験したことがないと、今いちピンとこないと思われます。


中3で数学IAを高1で数学2Bをやります。もう少し広く教えるところもあります。要するに、文系数学の要となる部分をこの2年間で学ぶのです。


しかも、速さはたいてい公立高校の1.5倍速です。


つまり、この時期に勉強をしなくなってしまうと大学受験で数学が使えなくなります。


国公立志望ならば、中3~高1の2年間は学校の授業にくらいついていかなければいけません。数年後に私大文系しか選べなくなってしまいます。


ここが中高一貫の危険なところです。


逆に、ここの時期にがんばって数学を選択できる学力になれば、難関私大でも相当に有利な受験戦略がたてられます。


大学側も数理的思考の強い人材を求めているため、数学を選択すると他の受験生に差をつけることができます。

指導では嬉しいことが起こります。


子どもとの距離が近いせいか、あまり保護者の方は気づかないのですが、講師の視点からみるとダイナミックに生徒は成長していきます。


今日、小6生の合不合の過去問の宿題をみていると赤ペンの文字で解答用紙にこんな言葉が書かれていました。


「計算ミス」

「よみとり」

「解き方わすれ」




思わず「えっ、これK先生(←集団授業の先生)に書きなさいっていわれたの?」と聞きましたが、


首を横にふります。


「じゃあ、Hちゃん、自分で書いているんだ!すごいね~!習慣になるといいね。」と思わず感動してしまいました。



このようなミスの分析は「メタ認知能力」が高まった証拠です。


心理学用語ですが、要は、自分を客観的にみる力です。


学力の高さと「メタ認知能力」は強い相関関係があります。


「わたし、食塩水の問題は苦手~!」とおおざっぱに言ってしまう子はこの力が弱いです。


「自分はまあ、食塩水の濃さ、全体の重さ、食塩の量は求められるけど、3つの食塩水を交互に混ぜ合わせていく問題はどうも苦手なんだよな~」と意識している子は強いです。


この力が短期目標である中学受験を越えて、将来どれだけ役に立つか。計り知れないものがあります。



中学受験算数のマンツーマン指導「やまもと算数教室」


苦手単元をつぶすための作戦として


「理解本」を使うという手段があります。


書店に行くと「場合の数」「立体図形」など


単元そのものをタイトルにした弱点補強の本が並んでいますよね。


普通の問題集だと途中でやりきれなくなり、計画倒れになります。


解説が多く、問題の少ない薄めのものを選びます。



「理解本」は問題集を使う感覚よりも、単元そのものを底上げする目的で


1日3~4問程度のペースで使うとよいです。


写真は希学園の有名な先生の本ですが、


ポケットサイズでありながら、書かかれてあることは即実戦で役立ちます。


「予習シリーズ」あるいはSAPIXの教材でも(今のところは)載っていない


解法が細かく分析されています。


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みんなが同じ授業を受け、


同じ内容を学習するとしたら、


もともとの力のある生徒には勝てません。



そこで、自宅学習では人とは違うことをやるべきです。


おすすめは「タイマー」の活用。処理速度をあげる目的です。


時間は15分~20分刻みにします。


集中力が持続させるために、やる内容を箇条書きにします。やる順序、教科はばらばらでも構いません。ただ、だらだらとやらせないために、リミットを設けるのです。


<SAPIX生の場合>

算数

・基礎トレ15分

国語

・漢字の要 (市販のものでも構わない)15分

算数

・苦手単元の「理解本」(これについては明日)

理科

・チェックテストの復習あるいはコアプラス15分

算数のSUMMER SUPPORT A~C出来る子はDEまで これも一枚ずつ区切りをつけてすすめる。



(SAPIXの夏の算数はさぼりがちで勉強してきた生徒には、かなりきついものです。「電話帳」で20~30点を連発している子は相当に授業に集中しないとはじかれてしまいます。)







夏休みは、みんなが「がんばる」ものです。


ですから、ふつうの「がんばる」では差はつかないと思います。


9月にでる偏差値は現状維持となってしまいます。


人それぞれ違いが必ずありますが、


伸び悩んだ原因があるはずです。




小5の夏とは違った、受験生としての工夫が必要です。


集団講師をやった経験から、


中くらいの成績の子が劇的に偏差値アップするのは


秋以降にはあまり見られないことです。




アップするのは夏にインプット量が多かった子のみ。


並大抵の努力では上にいけません。



受験生は夏のあいだに


すべての基礎パターンに触れますが、


問題はその「やり方」です。








中学受験算数のマンツーマン指導「やまもと算数教室」


中3生の教え子の数学A「確率」の本を吟味中。


選び方

① 雰囲気。どうしても人間にはあう、あわないがある。

② 解説を読んで、なんとかわかりそう。(背伸びしない)


本人のやる気もあるし。


・・・ということで、家にある質のいい参考書を全部塾にもっていき、どれがいいか選んでもらうことにしました。


中学受験算数のマンツーマン指導「やまもと算数教室」


40問を41秒で。1問1秒の世界です。


基礎計算は暗記してもらいます。


小5としては、かなり速いです。