中学受験算数「やまもと算数・数学塾」山本尚武 -52ページ目

中学受験算数「やまもと算数・数学塾」山本尚武

完全マンツーマン指導。JR御茶ノ水駅前にある中学受験算数塾。


中学受験算数のマンツーマン指導「やまもと算数教室」


SAPIXとほぼ同時進行のカリキュラムという「新・予習シリーズ」。


旧・予習シリーズは、例題が難しかったのですが、4年の上下2冊の質がよくなったので、併用すればそれほど負担ではないと思われます。


基本例題から類題をとき、そのあとで出来る子は「練習問題」へ、苦手な子は「基本問題」へと順序を守って進めば、苦手・得意の判断がつきやすいです。


旧シリーズは代数と図形が同時に進行するスタイルだったので、苦手な分野が発見しづらい傾向がありました。


解法はオーソドックスなので、前のシリーズよりも使い勝手がよいです。


今年は週テストの過去問がないので、四谷大塚準拠塾は、このハイレベル化したテキストに講師がどれだけ味をつけられるかが勝負となりそうです。

数年ぶりに、この話題を耳にしました。


「ゆとり教育では円周率を3として計算させていた」



これは誤解です。



今まで指導してきて、実際のところ3として教えていた学校の先生は今までみたことがありません。


少し優秀な生徒なら、円周率3として計算すると、「円周」と「正六角形の周りの長さ」が一致してしまうから数学上おかしなことになるということに気づくはずです。



この円周率3の噂の発端は日能研の広告でしたが、各塾が反ゆとり教育路線に追随して、キャンペーンを繰り返しました。その時期は、中学受験が過熱していたと思います。



大手塾は宣伝が上手いです。もちろん、私自身、大手塾で指導法を学びましたし、日本の教育は民間の「塾」に支えられてきたのも事実なので、大手塾を否定できません。



ただ、真偽の不確かな情報に惑わされないようにしたいものです。

各教育関係の本をみてみると、意外にも自分自身の意見がいかにマスコミの論調に影響されていたことに気がつきます。


学力低下は錯覚である/森北出版

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統計学的な立場からの教育論。読みごたえのある本でした。


資格試験に関わらず、数学分野からの視座が求められる時代です。

今週は平成20年度の筑駒の類題でした。



この頃、よく見かけるようになった問題です。


中学受験算数のマンツーマン指導「やまもと算数教室」  



生徒にといてもらうと1、2、4・・・と書き出していきますが、


数列の「書き出し作業」に普段からなれていないと


ある程度勉強した受験生は頭に「比」が思い浮かぶため、


ついつい「1、2、4だからつぎは『8』だな」と書いてしまうものです。


しかし、


この問題は交点の数が階差数列となり


1、2、4、7、11・・・と増えていきます。


この種の問題はかきだして自分で規則性を発見させるので、


普通のトレーニングでは解けるようにはなりません。


手順暗記ではない能力が試されているようです。


字は汚くてもいいので、数字を「書き出すこと」。


手を動かして、作業をしてきた生徒とそうではない生徒で、


この種の問題は差がつきます。




中学生の生徒(とは言っても高校数学)の問題作成中。


問題づくりは1日10枚を自分に課してやっています。

受験生も「ルーティンワーク」が大事です。



「算数を好きにさせてください」とよく言われます。



誤解されているのですが、私が見てきた限りでは

算数が「本当に大好きな子」は、入試には弱いです。

入試の近づいているときに、

興味のない分野をそっちのけにして

マニアックな問題にはまってしまうのです。

入試は総合点勝負なのに、

いまの自分に何が必要かを考えないのです。


逆に、算数を「義務的に」真面目にやっている子は

4教科勝負で成功しやすいです。

中学に入ってからも、

「1日5問だけは計算をやろう」

と習慣になっている子はやはり強いです。


「算数で自信をつけさせることはできます。点が上がれば、少し好きになるかもしれません。」



マジックはありません。こつこつやりましょう。






中学受験算数のマンツーマン指導「やまもと算数教室」

解答は手書きが多いです。
中学受験算数のマンツーマン指導「やまもと算数教室」




中学受験算数のマンツーマン指導「やまもと算数教室」


大問7の(1)では昔からよくみる古典的な問題が出題されていました。


「8円切手と9円切手がたくさんあります。8円切手と9円切手を何枚用いても作ることのできない金額のうち、最も大きい金額は何円ですか。」


問題文の意図がつかめず、戸惑う子もいたはずです。


解説にあった書き出しによる方法が最もオーソドックスです。


が、答えにたどり着くまでに2分かかります。この場合はあまり知られていない次の公式を使います。


A×B-(A+B)=


AとBに8と9をそれぞれ入れて、72ー17=55です。5秒で済みます。


5年生のこの時点で公式を利用して解いた生徒は、かなり勉強が進んでいます。


関西圏でよく出題されるのですが、覚えておくと便利です。



小6の受験。


例外はたくさんあります。


勉強計画にはその子なりのペースはあって当然。


けれども、首都圏で偏差値60以上(S偏差値55~)の学校に入ろうと考えるなら


8月31日までにどれだけの問題にあたれたか、が勝敗を分けると思います。


「解法のストック」を沢山もっておくこと。奥深く勉強すること。いつでも引き出しから知識がだせるようにしておくこと。


いまは4月。ほとんどの子は意識的には「受験生」ではない。


もし本気でそこに入ろうと決めるのなら、ここから夏までに一気にせめる。


せめて、せめて、せめまくる姿勢が大事です。

去年指導した生徒のプリントなどを整理しつつ、反省点と成功したポイントを考え中。


ノート本が最近売れていますが、暗記が強い子であれば、私はあまりノート作りはしません。


ただ、「再利用可能な」ノートは作ります。


以下が私の指導の一例です。


直前期に生徒と作ったノートです。
中学受験算数のマンツーマン指導「やまもと算数教室」  

PCからの画像をいれ、植物名とイメージのリンクを強くした。
中学受験算数のマンツーマン指導「やまもと算数教室」  

過去問で間違えた問題は一行形式でまとめ、箇条書きにして口頭で毎回チェックをした。
中学受験算数のマンツーマン指導「やまもと算数教室」

中学受験算数のマンツーマン指導「やまもと算数教室」
直前12月~1月で相当に理科は成績があがった。


「金星」「日食月食」はもちろん、過去問予想から的中した問題が多かった。


結果、チャレンジ圏判定の学校に(おさえ校の連勝を含め)逆転合格。


笑顔で終わった受験でした。


ここに公開させて頂きます。



難化した新予習シリーズを使っての5年生の授業が続きます。やはり「割合」の単元の導入が早すぎる印象。割合の単元から苦手になる子が多いので、慎重にすすめています。


5年上の第4回の段階で一気に「百分率・歩合」の知識が新しく入ってくると、概念そのものを理解できない子は苦しむことになります。


この四谷の割合の扱いに関してだけは、SAPIXと比較しても半年ほど早い。応用問題集も視野にいれるとすると、教材としてはSAPIXよりも予習シリーズのほうが難しくなったのではないかという結論になりました。


私はSAPIXの教材は算数の教材として、関西圏を含めた大手塾のなかで最も良くできていると感じています。日本一よくできたカリキュラムと考えます。


よく言われる「SAPIX教材=難しい」という図式は勘違いです。


問題そのものは思考力系統の問題を外せば、スタンダードなものばかりですので、4年生からしっかりと「抜けのない学習」(もちろん、あの膨大な量をすべてをこなすという意味ではないです・・・。)をしていけば、算数が苦手な子でも得意になります。


もっと過激なことをいってしまうと、SAPIXの教材は算数が苦手な子ほど向いていると感じます。しつこいほどの「基礎問題の反復」がSAPIXの実績を支えているのですから。


2月で受験が終わり、私の塾でも新しい生徒さんの指導が始まりました。


このブログにアクセスしていただける方は、個別指導の先生、家庭教師の先生を探している方が多いと思います。


私の塾(講師は私だけです)では募集は停止とさせて頂いていますが、プロの力のあるいい先生にさがすのであれば、いまの時期がベストです。


年間で指導した生徒を送り出し、新しい生徒を講師側も探している時期なのです。


大手予備校、学習塾、個別塾、家庭教師などいままで沢山の現場で勤務してきたのですが、その経験から考えてみると、個別指導塾講師や家庭教師の8割は大学生です。


小さな駅周辺だと教室長以外全員大学生という塾は多いです。


個別指導塾の入塾が一番多いのは、統計によると7月と10月(大きな模試の後だからでしょうか)と言われています。


しかし、実績のある先生はその頃には、スケジュールがすべていっぱいになっていることがあります。著作の多いプロ家庭教師で3年後まで指導が決まっている先生を知っています。


1:1の出会いなので、こればかりは「縁」しかないのですが、動くなら今が一番いい時期でしょう。


ちなみに、中学受験算数を専門にされている方は、中学・高校数学よりも受験算数のほうが解法が多いせいだと思いますが、とても少ないです。

スカイプで英会話を教える塾が話題になっていた時期があった。


そこで、私もスカイプを使った指導を以前試みたことがある。


まだ映像・音声レベルでも問題があったので、しばらく放置していた。


最近になって、スカイプを使う個別塾が増えてきている。


やり方を考えれば、今の段階なら実用は可能だと思う。


相当に工夫がいると思うし、実際に向かい合って教えるスタイルにはなかなか敵わないと思うがお問い合わせを頂いたときに、「スカイプでは無理でしょうか」と聞かれたので、チャレンジしたい。


ただ完成形まで時間がかかりそうだ。試行錯誤が続く・・・。