わかりにくいのですが、「彼」というのは、うちのマエストロ。
そもそも結婚理由が、マエストロに「結婚しろ」みたいなことを言われたのが結婚で。
策略結婚みたいな感じで、もし二人が夫婦になったら、マエストロを通してたくさん仕事を流すことができるんだぜ〜みたいな話。
最後の文は、マエストロは、うちの父よりも的確で信頼ができて、彼の言葉に間違いはない、ということ。
想いは、伝わったのだろうか。
うちの歌手のセルジョが、レストランの人がいるところで、自分の前で泣き崩れる事件が発生した。
乙女座で、めちゃめちゃ神経触ってくる。
家族の重みと将来の不安で、ぶっつぶれてしまったらしい。
私に、いつも心理相談をしてくるが、心理カウンセラーに行ってるのは私の方で。
「お金があっても、愛する女性が稲飯人生は、非常に虚しい」
そう告げてくる。
そうなんです。
結構、意地を貼っているのは、女よりも男の方で。
弱さを隠して強がっている男を「冷たい」とあしらって、さらに冷たくして等ざけてしまうのは、
よくある女性側のミス。
そんな感じで、最近エルメスの「好き避け」に気がついた自分。
結婚する！結婚する！と叫び続けている。
エルメスは、３年間ずっと嘘をついてきた。
「同棲できない」
「結婚願望はない」
「一人でいるほうが楽」
そう言っている言葉と行動が、矛盾しすぎていて。
チャリから落ちて、腰曲げて、
いびきが煩くて、
こんなに体温高くてめんどくさいやつと、同棲する女いるか？
という結論になった。笑
彼が週一で来るとうちで眠れなくなるし、
うちにきて「相当片付いているな」と言ってくるが、
今、家相当荒れてるんだろうな、と想像してしまう。
挙げ句の果てに、二人の子供が生まれた姉の夫は数ヶ月前になくなったらしくて。
おいおい、大丈夫か？？人生めちゃくちゃじゃないか、という私のツッコミ。
生活力あるふりして、全然ないやないか。
その割には、キッチンではいろいろ細かいし、色々イチャモンをつけてくる。
普通の女性だったら逃げるな。笑
ということで、
「同棲したくない」
「一人が楽」
「結婚願望はない」
という言葉は、過去の女性が逃げたという事実を隠すための
（まるで悪いことをしたガキンチョがお母さんに嘘をつくような）
可愛い言い訳であることが、明らかになった。
実際、今３回「結婚」という言葉をくちにしたが、
反応はすこぶる良くて。
こっちがデレデレすると、向こうはもっと近づいてくるから、
これは釣れる感じである（？）
今週変わりなくうちに来てくれたら、
来年の結婚は、確実であろう。
大船にのったつもりで、どんと構えよう。
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登場人物の説明です
バツイチ。
薬剤師の息子。
パリと、Pugliaというイタリアの大学で育った彼。
ありとあらゆる（おそらく５００人以上）女性と寝続け、
なぜかニコレッタにたどり着いた。
息子はニコレッタの元音楽生徒。
同居人でもあるので、ニコレッタの壮絶な、公式不倫が始まる。
