賭ケグルイ 最終話&作品の感想  いい顔芸アニメだった | ながめせしまに@無為

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最終話 賭ケグルイの女

 

 

最終話感想

 

 前回はキラリ戦が始まりそうな展開に驚き期待もしたが、やはりボスともいうべきキラリとの決着が一回で片付くはずもなく、最後は無難な締めくくりで決着。この落とし所からなわざわざ一戦交えなくてもよかったかなと思える内容だった。そのため、これまでのエピソードの中では最終回が一番微妙に感じる。

 

まず、今回のエピソードではっきりした事は、会長は双子だったという事。そして目の前にいるキラリは紛れもなく生徒会長のキラリで、TV会議に出席していたほうが副会長でリリカと呼ばれている姉妹。フードの女の子はリリカの息がかかってるような感じ。

 

今回のゲームは夢子VS会長の夢のカードだった。あまり集中して見ていなかったせいか、何だか分からない流れで鈴井も参戦することになっていた。夢子と会長の戦いなら鈴井の存在なしで勝負して欲しかったが、結局引き分けに落とすために必要な存在だったようだ。

 

その他

・メアリはやっぱり鈴井を異性として意識しているようで、焦り具合が面白かった

・伊月は豆生田とは前回までのバトルの間では犬猿の仲のように見えたが、内心は好意を持ってるよう

・キラリとリリカの上下関係が分からないが、フードの子はリリカを上に見ている節がある

 

 

 

作品の感想

 

・好きか →  結構好き

・面白いか → なかなか面白い

・視聴後の満足度合い → 十分満足 概ね笑って視聴を終えていた 

・繰り返し見たいか → 現在は十分満足しているので、繰り返し見たいとまではいかない

・人に勧められるか → 監獄学園とか好きな人や、ギャグアニメを求めてる人になら勧めてみたい

 

 

 扱う題材はギャンブルであり、原作の漫画のような媒体ならイカサマの見抜きや駆け引きの展開などをじっくり予想しながら楽しむと思う。しかし、アニメの場合はノンストップで進むことから、イカサマを見抜くには厳しい。また今回のシリーズを見る限り、夢子にしかできないような神憑り的な能力で勝つこともあるため、イカサマの看破や駆け引きの読みなどは諦め、顔芸の落差を中心に楽しんで視聴していた。

 

学校の舞台設定とか、出てくるキャラのいかれ具合とか突っ込み所満載だが、それをさせない勢いと迫力があって面白かった。中でも調子に乗っているキャラが、たかをくくって夢子に敗れ堕ちていく際の表情は、それだけで面白ものがあり、この瞬間だけが見たいがために毎回見続けていた。

 

題材になっているギャンブルは基本イカサマありきだが、これを看破するのも面白そうではあるがアニメでまして私の理解力でこれを見抜くのは無理そうなので割り切って諦めることができた。夢子はイカサマをする相手には完膚なきまでに叩きのめすので、イカサマ歓迎という作品の雰囲気に迎合できる。

 

 ドラマ的にも夢子があっさり負けたり、倒した相手が協力的な関係になったり、会長が実は双子だったなど意外性もあり面白かった。特に会長が双子というのは唐突だったが面白かった。

 

興味深いことに主人公の夢子についてはほとんど掘り下げがないまま第一シリーズが終わってしまったが、そのことで夢子は一体何者なのだろうという点が非常に気になる。お金はある程度は持っているようだが、それにしても自分が自由にできる以上の金を賭けてギャンブルに望むなど常軌を逸している。しまいにはパトロンたる伊月に何故か上から目線で金を出すようプレッシャーをかけるなど、謎の逆転現象に笑ってしまった。

 

夢子の掘り下げも出来ればみたかったが、掘り下げがないことで夢子の不気味さとクレイジーを際立てるのに一役買っていた。表面上見える夢子もどこまでが本当の夢子なのかさえ良く分からず、見ればみるほどどこかネジが飛んで狂っている感は良くでていた。

 

 とりあえず第一シリーズは終わってしまったが、まだまだ物語は続きそうなことから第2シリーズも期待したい気持ちはあるが、ずっと顔芸だけを楽しみに見ていていいのだろうかという謎の背徳感があるw

繰り返しみたくなるという中毒性は今のところないけれど、この作品をまだ見た事無い人に見せて、どのバトルやキャラが好きか聞いてみたいという好奇心を湧かせる作品だった。

 

 

 

エピソード別の好み・好きなキャラ

 

エピソード別好み

×××度し難い  ××不快  ×退屈/あまり好みではない  ▽微妙/何かが足りない 

△まずまず楽しかった ▲なかなか楽しかった  ○楽しかった ◎凄く楽しかった ◎◎大満足 名作回

 

▲ 第一話 蛇喰夢子という女 
△ 第二話 つまんない女
△ 第三話 糸目の女
△ 第四話 家畜になった女
○ 第五話 人間になった女 ※蕾ちゃんの顔芸が最高だった
△ 第六話 誘う女
○ 第七話 拒絶する女たち ※生志摩に噴いた
▲ 第八話 愛踊る女 ※ユメミの踊る客への文句に爆笑した
△ 第九話 夢見る女
△ 第十話 選択する女
○ 第十一話 人生を賭ける女 豆乳田の堕ち具合と白髪演出が好き
× 第十二話 賭ケグルイの女


好きなキャラ
1位 蛇喰夢子   ※メインヒロイン 不気味だが可愛い
2位 夢見弖 ユメミ  ※見た目が可愛い
3位 早乙女メアリ   ※鈴井へのデレがポイントUP
4位 生志摩 みだり ※うれしょん、自慰などキャラが濃かった
5位 蕾 奈々美  ※顔芸が最高だった

 

 

OPとED

 

オープニングテーマ

Deal with the devil」
作詞・作曲・編曲 - ryo / 歌 - Tia

エンディングテーマ

LAYon-theLINE
(第1話 - 第8話、第10話 - 第12話)
作詞・作曲・編曲 - TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND / 歌 - D-selections(小林竜之、澁谷梓希、若井友希、青山吉能、吉岡茉祐)

恋のロシアンルーレット」(第9話特別エンディング) ※公式PVなし
作詞 - 河本ほむら / 作曲・編曲 - TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND / 歌 - 蛇喰夢子(早見沙織)&夢見弖ユメミ(芹澤優) / ダンス振付 - 芹澤優

 

 

OPは映像的に印象に残った。

EDは楽曲と映像どちらも印象に強く残り忘れそうにないインパクトのあるものだった。改めて聞くと男女が入り混じって歌ってるけど切り替わりが自然で普通に聞いてるぶんにはまったく違和感がなかった。

 

 

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