プリンセス・プリンシパル 第7話 感想 あんみつ姫化するプリンセス | ながめせしまに@無為

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第7話 「case16 Loudly Laundry」

 

アンジェ「ジロジロ見てんじゃねえよ!あぁ?ため口きく奴はぶっとばすぞ」

ワロタ

 

公式あらすじ

  神経ガスを使い、共和国寄りの要人ばかりを狙う神出鬼没の怪人“毒ガスジャック”。コントロールより課せられた任務は、その犯人の特定と捕獲であった。

 

正体が軍人であると睨んだアンジェ達は、衣服に付着した神経ガスから犯人を特定するため、軍服の洗濯工場に潜入する。しかし、十分な設備も整えられていないその工場で働くのは、貧困層の少女たちばかり。潜入捜査を続けるうちに、その洗濯工場が倒産寸前であることを知ったアンジェたちは、任務遂行のため、とある作戦を決行する 

 

レビュー&感想

 とりあえず、プリンセスが気軽に出かけすぎw 

 

第4話~6話ではそれぞれのヒロインが抱えてる辛い過去(主に父親関連)に焦点が当たったこともあり、少し重い雰囲気であったが今回はコミカルな演出もあり、軽い気分で楽しめる箸休め回。楽しく見ることができた。 前三話からの流れでは息抜きにちょうど良いタイミングだったと思う。

 

CASE16という事で、前回エピソードより前の時系列にあたる。ドロシーの父が殺される前である。父を殺されたドロシーがショックを受けている様子は見るのはまだ忍びないものがある。

 

今回はプロットに大きく関連するような情報もなく、見落としがなければシリーズの中では独立したエピソードのように感じる。

 

 

アンジェの役作り

 軍服の洗濯を請け負う工場に潜入するアンジェ達。学園に潜り込んだ時はドジっ子優等生を演じていたアンジェだが、今回アンジェが作り込んだ設定は仕方なく働く事となった素行の悪い不良娘。

任務に干渉されないように、同僚が近づきにくいオーラを出すのがアンジェの狙いだったようだ。 チープ感満載なアンジェが想像する不良娘が面白いw 普段の落ち着いたトーンとは一変した恫喝声と表情もギャップがあった良かった。

 

 

工場の娘達

 工場で働く娘たちはあらすじにあるように、いずれも生活に窮している少女達。中にはお前いつも食べてるな!wとツッコミを入れたくなるリトルウィッチのヤスミンカのようなキャラもいて面白かったが。

 

工場は今にも倒産しそうな自転車操業状態。こういう工場の場合、少女を折檻するような悪徳オーナーがいがちだが、オーナーも借金取りに追い詰められそれどころじゃない様子。経営手腕はやばいようだが、従業員たる少女にあたらないだけ人間性はマシだったのかもしれない。

 

 

チセの失敗

 業務開始から一時間で休憩に入る娘達。イギリスではティータイムが長くて重要という話を聞いたことがあったので、もしかしてそういう事?と思ったが別な理由があった。機械がボロすぎるがゆえに、壊れたりして事故が起きないように騙し騙し使っていたというのが理由。

 

チセと同じ立場ならこの工場の娘達の怠惰ぶりには同様の反応を示したかもしれない。そんな事情だとは想像も思いもしなかったチセは、態度で示し自分が模範となるつもりだったかは分からないが、休憩を取らずに仕事を続け同僚の怪我を招いてしまう。

 

ちょっとホロ苦い失敗であったが、この失敗を経てチセは大切な事を学んだ様子。そして、他の同僚の子とも打ち解けて微笑ましい様子だった。

 

 

あんみつ姫化するプリンセス

 今回も笑顔で任務に随行しちゃうプリンセス。そんなに頻繁にプリンセスがフラフラしてたらスパイ活動に支障が出るだろうと内心つっこまずにはいられない。まぁアニメだしそこはね・・・というように見ることもできるが、一応シリアス路線できてるストーリーなので少し違和感は感じる。ただ、何かしらストーリーに関係させる必要があるための演出の可能性もあるので今後を注視。

 

工場を買い取り借金を肩代わりすることになったプリンセス。工場の作業能率を高める数々の施策を打ち出し一週間分の作業をわずか半日で終わらせるまでの劇的Before Afterを披露してしまう。アニメならではのこうしたノリは大好物w 一昔前に流行ったビジネス書、エリヤフゴールドラットのザ・ゴールのアニメでも見てるかのような一幕だった( ̄▽ ̄)

 

 

犯人は誰だ

 なかなかお目当ての犯人の目星がつけられないアンジェ達。 もしかして、工場内で働く娘達の誰かが犯人なのだろうかと思った矢先に犯人が判明。犯人は注意深い人物で、軍服を自分で洗濯していたというのがオチ。 

 

忍び寄る犯人に危機一髪になったプリンセスだがチセに守られる。足音を消してあるく犯人に警戒をしていたというチセ。 キルアかよとクスリと笑ってしまった。

 

 

キャプチャ

アンジェのキレ芸にびっくりするほかのメンバーだが、プリンセスだけは涼しい顔。打ち合わせ済?

 

工場の娘達 結局働いてるシーンがなかったように思うヤスミンカ先輩

 

やる気が空回りしすぎて失敗してしまったチセ ションボリ顔が萌える

 

時系列的には前だが前回に引き続き登場の金貸しさん。ドロシーとは面識を持っていなかった。

そして、ノリノリになるプリンセス。

 

プリンセスに手をあげようとした金貸しだが、アンジェに痛い目にあわされる。アンジェが作り込んできた素行の悪い不良娘がここでも活躍w アンジェの表情が・・・一応本物のプリンセスなのに顔芸とは。

 

お化粧を羨ましがる工場の少女達。こういうとこは女性スタッフのアドバイスとかあったのかな。素朴な事に幸せを見出す少女達が何かよかった。

 

プリンセスを強制退場させるアンジェ。ワロス そして、体術スゲーのチセ。

 

任務を終えお別れの時。ショックを受ける少女達。メンマみたいな声が聞こえたが、茅野さんいなかったよな・・誰だったんだ。 

 

 

   (~)
 γ´⌒`ヽ
  {i:i:i:i:i:i:i:i:}  いい箸休め回だった
 ( ´・ω・)  次回も期待
  (:::::::::::::)
   し─J

 

 

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