第6話 嘘には二種類ある。過去に関する事実上の嘘と未来に関する権利上の嘘である。
∧__∧
(｀･ω･´) 俺の詮索はするな
.ノ^ yヽ、 （決まったぜ・・・）
ヽ,,ﾉ==l ﾉ
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レビュー＆感想
原作がある作品のため忠実に再現しているだけなのかは分からないが、「月がきれい」を制作した監督と同じ監督とは思えないほど粗を感じる事が多い。オリジナルアニメとは土台が異なるため、一概に比較はできないことは分かっているものの、モヤっとしたものが残る。
現状は粗の部分に突っ込みをいれながら見るほうが楽しめるような状況で、シリアスよりのストーリーなのにギャグのように見えてしまう。
作品の粗は粗として別に、ＤクラスのＡクラスへの下克上という主筋の部分は、どのような過程を経ていくのか十分に興味を持てるもので楽しみにしている。その過程の一つ一つが丁寧な話の積み重ねであればなお良いが、全てが完成した話で積み重ねることを期待するのは欲張りすぎなのかもしれない。
Ｃ組と須田のトラブルの結末
Ｃ組の被害者三人を騙し告訴を取り下げさせ、Ｃ組とＤ組双方に問題は最初から生じていなかったという事で決着。この決着自体に不満はないが、その過程には大いに疑問が残るものがあった。
最大の粗として見えるのは監視カメラの存在
①生徒の日頃の素行も評価に含めてチェックしていると考えられるこの特別な学校で、個室ならともかく棟の一部で監視カメラが存在していない場所があるのは、設定上不自然に感じる。
②Ｃ組がＤ組を嵌めるために行った計画なら、監視カメラがないことは計画の大前提のはずで、実行前にその確認は必ず行っていると考えられる。しかし、不自然なカメラの設置場所はともかく、そこの周辺に監視カメラが実は存在していたと後出しではったりをかますやり方が通用するのは、随分と都合が良い解決という印象は拭えない。
③また、はったりに動揺したＣ組三人が龍園に連絡を取ろうとした際に、堀北がとった行動はあまりに稚拙すぎる。はったりの露見を恐れた堀北が、連絡を取らせないようにスマホを奪いとるわけだが、この時点で堀北の行動は問題行動である。にも関わらず暴力を振るう気かと、逆に脅すのはどういう理屈なのか。
動揺しているのか三人は結局自白した上に、堀北のおまいう言動にまんまと乗せられてしまいこの件は解決を見る。作品の性質上ここは唸るような決着を見たかったが、なんだか雑な解決だというように感じた。
佐倉ちゃん危機一髪
前回登場した校内モールの電機屋の店員。その見た目の怪しさから性犯罪者予備軍と呼んでみたが、今回も登場し本当に性犯罪者になる展開になった。まさか現実に行動を起こすとは(￣ー￣；
佐倉ちゃんはブロガーだったらしく、例の可愛い写真をＵＰしており、それを店員に見つかってストーカー被害を受けていたという背景があった。つい最近似たような壮絶な殺人未遂事件がまだ記憶に新しいだけに、少し凹む展開ではあった。
綾小路への連絡をとったことで、佐倉のトラブルを素早く察した綾小路が、居合わせた一之瀬ちゃんの協力もあり、佐倉ちゃんが本格的な被害を受ける前にスピード解決。追い詰められて逆ギレしてからの店員の小物ぶりにはワロタ。
佐倉は色目で見ない綾小路に対してはもともと印象が良かったが、この窮地を助けたくれた王子様として本格的に惚れたように見受けられる。これは惚れても仕方ない(*´σｰ｀) 綾小路さんは段々お兄様化しつつあるような気もする。
英雄王様でしょうか
龍園「王は一人で十分だ」
英雄王様発言 ｷﾀ━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━!!! こんな素行悪い生徒がいるのにＣクラスにクラスポイントが入る評価システムって本当何なんだろうｗ Ｄクラスを嵌めて冤罪を作ろうとする。計画に失敗したクラスメイトをボコボコにする。
放課後はクラブのような部屋でクラスメイトの女子に給仕させ、まるでＮｏ．1ホストのような振る舞い、バウンサーのような黒人ボディガードを連れて気に入らないやつをしめあげる。
龍園君は本当やりたい放題です。 賭ケグルイに登場させ夢子にボロカッスに負けて変顔してるとこを本気で見たい。
この学校の教師は本当に酷い
先生「単刀直入に聞こうどんな手を使った？」
先生「Ｄクラスでもっとも不良品たる生徒は綾小路だ」
教師の職務を全うしてるとは思い難いこの高校の教師たち。生徒のトラブルもまともに対処せず放任主義。二日酔いで教鞭にたつわ、生徒の前でタバコをふかしながら偉そうに講釈をたれる。
挙句、自分が想像出来ない方法で生徒が独自に問題を解決すると、どんな手を使った？と偉そうに聞き出そうとするｗｗ お前ふざけんなよｗｗ
さらには綾小路には気をつけろと生徒の不信を煽り、生徒間の絆に楔をうち亀裂を入れようとする。現状視聴者に与えられている情報のみで判断する限り、この教師は役にたたない不快な存在でしかない。
俺の詮索はするな
一度は言ってみたい中二病の代表格のセリフではなかろうか。 ストーリーに粗がなければカッケーって思うのかもしれないが、今のとこガバガバに見えてしまう事が多いため、格好いい言葉として素直に受け止められない(￣ー￣；
短い時間ではあったが、綾小路は何かのプログラム施設のような場所で、特別な何かを施されていたような描写があった。
今回のアイキャッチ
今回のアイキャッチ情報も重要。プライベートポイントは不正行為による場合を除き譲渡ができる。
不正の例示として詐欺と強迫等とあり、等に何が含まれるかは分からないが一般的な法律に照らし合わせてケースバイケースで認定されるのだろうか。この学校既に色々破綻しているように見えるため線引きを後出しで出されても分からない。
一之瀬の莫大なプライベートポイント
譲渡可能ということで、一之瀬が264万ポイントを持っていた秘密が、これで少し見えてきたのではないだろうか。他クラスの生徒からポイントを譲渡されるのは、今回の綾小路との合意があるような場合を除き考えにくいことから、一之瀬のＢクラスでは一之瀬にポイントを集約している可能性が高い。
現在物語の時系列は、第４話で須藤が今回の事件を起こしたのが6月30日という事は明らかになっている。そのため、７月に入っており、クラスポイント及びプライベートポイントの振込は、4月～6月で都合３回は行われているはずである。
ＥＤにあるクラスポイントの推移 ※ポイントの振り込みタイミングは暫定
１話 ２話 ３話 ４話 ５話 ６話
4月 5月 6月？ 7月？
Ａ 1,000 940 1004 1004 1004 1004
Ｂ 1,000 650 663 663 663 663
Ｃ 1,000 490 492 審議 審議 492
Ｄ 1,000 000 087 審議 審議 087
各月頭にどれだけのクラスポイントが与えられたのか、あまり理解できていない。そのため、そのままＥＤのクラスポイントを転記している。作中では集中力を欠いていたためか、いつのまにか時が経過しているように感じ、改めて確認してみると今７月だったのかと逆に驚いたくらいである。
Ｂクラスに振り込まれたクラスポイント累計を、仮に1,000+650+663+663とすれば2,976ポイント。プライベートポイント累計は2,976×100×25人で744万ポイント。このうち一之瀬の所持する264万ポイントは35.4％程度となるのでＢクラスから一人頭毎月1/3ぐらいのプライベートポイントの譲渡を受けて管理しているという感じだろうか。
Ｂクラスのプライベートポイントが一之瀬に譲渡されているという推測が正しければ、一之瀬のクラス内における信頼度は絶対的なレベルといえる。Ｃ組龍園が力による支配とすれば、対照的な存在が一之瀬という事かもしれない。腹黒い可能性は完全に消えたわけではないが、一応はそういうキャラではない可能性のほうが高いように思える。
Dクラスもポイントを受け取っていることから、何かしらの評価はされているようだ。上がり幅だけを考えれば４クラスの中では断トツである。採点方式が減点方式を主としたものだとすれば、相変わらず断トツで素行が悪いという逆の解釈になるけれどｗ
その他
須藤は堀北に惚れてしまったようだ。綾小路さんピンチ？ なはずもないな。 須藤はこれまで足しか引っ張っておらず、尻拭いも人にやらせてる始末で良い印象が皆無。
前回登場時は気づかなかったが、生徒会長と一緒にいる紫髪のお団子ちゃんのキャストが、月がきれいのヒロイン茜ちゃん。小太郎と茜ちゃんが揃ってしまった(*´σｰ｀)
完走するには （面倒臭い奴だな・・・）
ガバガバな部分も含めて ／￣￣＼
楽しめるようにならないとな _ノ ヽ、 ＼
＿＿＿_ （●）（● ） l
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