第4話 暴食の魔女
公式あらすじ
彼女は3年もドーナツを食べていなかった。読者モデルの小嶋アイリは、元彼に体形を指摘されてフラれる。「ドーナツ食べたいな」…ある日、自分の家のゴミ箱をみると、食べた記憶の無いドーナツの箱が捨ててあった。その時、アイリの『夢世界』では異変が起こる
前三回と同じく、今回もまったくテイストの違うアニメに。予想はついていたが戸惑ってしまう。何故こうも作品のテイストが一話毎に変化するのかといえば、監督が複数いることが大きい理由なのかもしれない。ただ、第1話と第2話では監督も脚本も同じだが、ガラっと印象が変わった。一概に監督が違うからとも決められず不思議なものである。
好み(エピソード別)
△ 第4話 監督:数井浩子 脚本:数井浩子 コンテ:数井浩子 演出:北井嘉樹 作画監督:南伸一郎
◎ 第3話 監督:藤井俊郎 脚本:藤井俊郎 コンテ:藤井俊郎 演出:藤井俊郎 作画監督:森悦史
○ 第2話 監督:西森章 脚本:冨岡淳広 コンテ:西森章 演出:鈴木恭兵 作画監督:南伸一郎
△ 第1話 監督:西森章 脚本:冨岡淳広 コンテ:西森章 演出:鳥羽聡 作画監督:乙幡忠志
今回のエピソードは18ifの世界設定が良く分からなくなるエピソードだった。心に闇を抱えたまま、眠り姫病や死に瀕しているヒロインが迷い込んでしまう世界かと思っていたが、必ずしもそうとは限らないようである。
今回のヒロインは精神疾患のような状態に至っていたので、この点を捉えれば精神疾患を抱えていることが、この世界に迷い込んで魔女になってしまうトリガーになるのかもしれない。また普通に夢から覚めて日中は活動していることから、眠り姫病という1話、2話、そして教授の妹という共通する接点もなくなったといえる。
もう少し先のエピソードまで見ないと、この世界の謎を解き明かすヒントは分からないのかもしれない。
今回のエピソードは話としては単調で、特に面白く感じたり良かったと思えるような点はあまりなかった。ヒロインが元気になったことは、前回のエピソードの後だったので救いがあってよかった。
この調子で続くなら視聴見送りにして保留にしたいところだが、監督が変わると、それぞれのテイストに影響されるのか、エピソード毎に大きくブレ幅がある。次回はもしかしたら、と思うと切りにくい心理になる。 なかなか困ってしまう構成であるw 次回も様子見で視聴継続。 このまま最後まで、次はもしかしたら、という心理のまま完走してしまうかもしれない(;・`ω・´)
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