18if 第4話 暴食の魔女 感想 監督が変わるとテイストが変わる? | ながめせしまに@無為

ながめせしまに@無為

これ知るを知るとなし、知らざるを知らざるとなす。これ知るなり。

第4話 暴食の魔女

公式あらすじ

 彼女は3年もドーナツを食べていなかった。読者モデルの小嶋アイリは、元彼に体形を指摘されてフラれる。「ドーナツ食べたいな」…ある日、自分の家のゴミ箱をみると、食べた記憶の無いドーナツの箱が捨ててあった。その時、アイリの『夢世界』では異変が起こる

 

 

 前三回と同じく、今回もまったくテイストの違うアニメに。予想はついていたが戸惑ってしまう。何故こうも作品のテイストが一話毎に変化するのかといえば、監督が複数いることが大きい理由なのかもしれない。ただ、第1話と第2話では監督も脚本も同じだが、ガラっと印象が変わった。一概に監督が違うからとも決められず不思議なものである。

 

好み(エピソード別)

△ 第4話 監督:数井浩子 脚本:数井浩子 コンテ:数井浩子 演出:北井嘉樹 作画監督:南伸一郎

◎ 第3話 監督:藤井俊郎 脚本:藤井俊郎 コンテ:藤井俊郎 演出:藤井俊郎 作画監督:森悦史

○ 第2話 監督:西森章  脚本:冨岡淳広  コンテ:西森章  演出:鈴木恭兵 作画監督:南伸一郎

△ 第1話 監督:西森章  脚本:冨岡淳広  コンテ:西森章  演出:鳥羽聡   作画監督:乙幡忠志

 

 

 今回のエピソードは18ifの世界設定が良く分からなくなるエピソードだった。心に闇を抱えたまま、眠り姫病や死に瀕しているヒロインが迷い込んでしまう世界かと思っていたが、必ずしもそうとは限らないようである。

 

今回のヒロインは精神疾患のような状態に至っていたので、この点を捉えれば精神疾患を抱えていることが、この世界に迷い込んで魔女になってしまうトリガーになるのかもしれない。また普通に夢から覚めて日中は活動していることから、眠り姫病という1話、2話、そして教授の妹という共通する接点もなくなったといえる。

 

もう少し先のエピソードまで見ないと、この世界の謎を解き明かすヒントは分からないのかもしれない。

今回のエピソードは話としては単調で、特に面白く感じたり良かったと思えるような点はあまりなかった。ヒロインが元気になったことは、前回のエピソードの後だったので救いがあってよかった。

 

この調子で続くなら視聴見送りにして保留にしたいところだが、監督が変わると、それぞれのテイストに影響されるのか、エピソード毎に大きくブレ幅がある。次回はもしかしたら、と思うと切りにくい心理になる。 なかなか困ってしまう構成であるw  次回も様子見で視聴継続。 このまま最後まで、次はもしかしたら、という心理のまま完走してしまうかもしれない(;・`ω・´)

 

 

関連記事リンク

2017年 夏アニメ 第1話&第2話 感想 詰め合わせ 

18if 第3話 「初恋の魔女」 感想

 

18if 第5話 凡庸の魔女 感想  お後がよろしくないようで

18if 第6話 感想 何でも超展開にすれば面白くなるわけではない

18if 第7話 「ソシテダレモイナイ・・・」 感想 つまりこれは・・・どういうこと

18if 第8話 「THRESHOLD」 感想と考察 リリィはどこいった?

18if 第9話 アイドルはトイレに行かない! 感想 みなぎる遥人の遥人

18if 第10話 「α夢次元」 感想 

18if 第11話 「棘十字会」 感想 知恵熱でそう

18if 第12話 「魔女大戦」 感想 遥人はもしかしア○○?

18if 最終話と作品の感想 シリーズとしては残念だが、試みは面白いシリーズ