武装少女マキャヴェリズム 最終話&作品の感想 主人公が輝いてこそのハーレム | ながめせしまに@無為

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最終回 少女達の「マキャヴェリズム」

 

 

 

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/ || ̄ ̄||  ∧_∧
|.....||__|| ( ´ー` *)  クッソ面白かった・・

| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/  この満足感・・・最高や・・・
|    | ( ./     /     原作は購入決定(*´σー`)ヘヘ

 

 

 TOP画像をノムラにするか、さとりにするか、リンにするか、月夜にするかでだいぶ悩んだ。最終話のさとりの破壊力が凄かったし、ノムラはこの作品を象徴する格好いい主人公、月夜はいつも通り可愛い、最近影は薄いが正妻のリンも捨てがたい。などと、しょうもない思案を楽しむ。月夜は最近TOPにしてるのが多いから控えようと思ったのだけれど、結局この月夜の表情に負けた(*ノω・*)テヘ

 

 

 

 

最終回レビューと感想

 

\ \ヽ i|  /  /
それーはー初期夢ーーー♪
  \ ヽ | / /
_    /|
  ̄ λノ ヽノし― ̄
_  ノ  ハハ ( _
― ̄(  (゚ω゚) フ ―_    予算を燃やせーーー!
   ) c/  つ (
  ( | | く
   >(ノヽ) ノ

 

 

 

 最終回は11話で感じた懸念を十分に払拭するいい出来栄えだった。予想していた以上に綺麗にまとめてくれて、一視聴としてとても嬉しい。シリーズを通しての出来も上々だったように思う。

 

女帝とノムラの勝負は、お互いの心を曝け出しながらの殴りあいで決着。女帝はノムラの全てを欲っしたが、支配することでしかその気持ちを表現できない不器用な子だった。ようやく女帝はノムラの矜持を認めるに至り、口にこそ出さなかったが心のわだかまりは溶け、二人とも分かりあえたように見える。

 

バトル

 

 急所をあえて見せて戦うことで、衣服越よりも抵抗が生じるという月夜の心理戦を実行。月夜の思惑通りに功を奏し、魔弾一発目当てることに成功。さとり戦ではフルチンで勝ってるし、上を脱ぐくらいはノムラにとっては朝飯前。

 

 止め絵が多かったマキャヴェリズムのバトルだが、それに馴らされたせいか、このくらいの動きでも良く動いているように見えてしまうから不思議w

 

女帝の左アッパーで沈みかけるノムラだったが、リンの正妻シャウトで踏みとどまり土壇場で意識を回復。これが正妻の力か(満足気)。

 

 

二発目の魔弾とオートカウンターは相討ち。薔薇とニュータイプ演出はちょっと可笑しかった。長らくすれ違っていた二人はようやくお互いを理解したようだ。女帝はノムラに、惚れた者負けだとし、この勝負の敗北を認め三発目の魔弾を自発的に受けて勝負は決着。

 

 

「殺したいほど愛していた」と口にした女帝は、ようやくその思いを伝えられて満足した様子。振られてしまったが、憑きものがとれたかのように最後は柔らかい表情になっていた。そして、なんともいえない切ない表情がグっとくる。女帝を初めて可愛いと思えた。

 

 

女帝 天羽斬〃(きるきる) 

 五剣とイチャイチャするノムラを見て、だいぶ前から嫉妬でどうにかなってしまいそうだった女帝。

「私のものにならないならコ・ロ・ス!」  (殺すのは勘弁してください><)

 

学園を退学することになった女帝。見送りに駆け付けたノムラに言伝はと聞かれ、「ノムラはこの私のものだ、周知徹底の不備を詫びておいてくれ」といい、ディオ様なみのズキューンを敢行。サスキル。

ノムラがモテすぎて辛い。

 

 

因幡月夜

視線だけで男を殺してしまいそうな、小悪魔的な表情。タマンネー

「欲しいのでしょ?私のこれが」(ハイ・・・ホシイ・・・デス)

ノムラとは友達にはなれないといいつつ、ちゃっかり師匠の座をゲットした月夜。これからは月夜と定期的に組んず解れつ稽古をつけてもらえるのか・・・(*´艸`*)サイコウカヨ 

 

ワラビ

 

 一番重傷だったワラビ。キョウボーも回復し、取り巻きの女の子らに囲まれ嬉しそうに笑っている。今回立場的に最も気の毒だったのがワラビだけに、また元気になってくれてよかった。ノラムの退学を察したワラビは、この時初めてノムラを異性の男として意識したような表情を見せた。ワラビも可愛いなぁもう・・。

 

さとり

 

 ぶひいいいいい。さとり可愛いいいいいいい。直前のワラビのターンを速攻で上書きしてしまうような、初めて見せる笑顔にやられたо(ж>▽<)y ☆

 

姉のみそぎ(さとり)との関係の変化に悩むさとりだったが、ノムラのあっさりとした一言に救われたのか今までとは全く別の女の子らしい表情を見せた。 なんて卑怯なギャップ萌え。

「僕はもう僕だから」そうみそぎに伝え、二人のこれまでの歪んだ関係は解消に向かいそうである。

 

リンとメアリ

ノムラの退学取り消しを求めて学園長に直談判をする二人。にべもなくあしらわれ肩を落とす二人だが、学園長ジョークだった。二人の誠意は聞き入れられ、学園長から直々のノムラの管理者に任命される。

これで毎朝大手を振ってルンルンでノムラを起こしに来るのか。なんて羨ましい学園生活!

 

初めて見せる私服姿を褒められて恥ずかしがるリン

 

目一杯のおしゃれをして遅れて到着のメアリ。こういう女の子らしいとこがメアリらしくて可愛い。

 

 

「他の男と同じように我々と共生するか、退学するか選べ!」

 

 

「嫌だね。断る。せっかくなら楽しまなくっちゃな」

退学を取り消すことをちょっと照れくさそうにしていたノムラだったが、リンのこの質問に答えることで

晴れて学園に復帰。リンの心づかいを察したのノムラは、リンにドキっとしているように見えた。さすが正妻候補筆頭!(///∇//)

 

 

作品の感想

以下、だいたい褒めてる高(好)評価になります。

 

 初見の作品ということもあり、初めての視聴時の期待値は低めだった。第一話はあまりテンポが良くなく、途中までは面白くなりそうな雰囲気も感じなかったことから、継続視聴はやめようと考えていたところに、ハプニングチューがあり視聴継続を決意。第二話からはキャラの立ち具合が良く、あっという間にヒロインの魅力に夢中になり、気づけば毎回楽しみになったという作品だった。

 

こんな開幕だっただけに、基本的にはハーレム作品として楽しむ事が出来れば、それだけで満足できると思い視聴していたのだが、ギャグやコメディ部分も面白い。そしてバトルもギリギリ及第点のとこで何とか死守。なによりクライマックスにかけてシリアスに入った時は、当初期待していたアニメの方向生とは大きく異なることから、本来ならここで残念に感じる作品が多々あるが、マキャヴェリズムは加速度的に面白くなっていた。これは本当に予想を超えていた。

 

第11話こそちょっとガタっと失速してしまいそうな雰囲気があったが、最終話にて見事に着地して綺麗にまとめあげた。Aパートでプロットのバトルは一段落し、あとは事後談として各ヒロインらのその後をいい感じで見せてくれたことで、心地いい気分で視聴を終えることができた。1クールという制約がある中でこのシリーズ構成はとてもよかった。

 

 

・魅力的なヒロインと主人公

 各ヒロインは基本的にチョロインではあるが、それぞれに別の魅力を持っていてとても可愛い。こうしたヒロイン達と主人公が織りなす萌えやコメディは、とても愉快で微笑ましく視聴時間も短く感じるようになった。

 

もう一つの見所としてバトルがあるのだがこちらは及第点ギリギリ。たまに及第点にまで至っていない時もあった。スケジュールが厳しく、予算や人手が足りないのかなと思わせる点も多々あり、回をおうごとに静止画になる傾向があった。 もしこの点が充実していれば、もっと話題にもなっただろうし、円盤を買って何度でも繰り返し見てみたいと今でも思っている。

 

 ヒロインがいかに可愛いかはこれまの過去記事でもブヒブヒいってきた。しかし、この作品を見ていてもよくよく実感したことだが、主人公が男前で格好いいからこそヒロイン達はさらに魅力的になるのだと思う。ヒロインの揺れる気持ちや恋愛の機微を想像すると、一層萌えるという相乗効果がある。

 

主人公が男前だと、この主人公と結ばれたヒロインのその後のことまで想像を馳せて楽しんだりできる。ノムラとリンはきっとこんな家庭を作って幸せになるのではないだろうかなど。そして、結ばれたヒロインや主人公は、相手にどんな顔を見せるのだろうとか色々想像してしまう。

 

 ハーレムを成立させるために、なよなよとして自分の意見をしっかり言えない男が多い中、ノムラは際立って堂々としており、主人公の何たるかを思い出させてくれるようなそんな素晴らしい主人公だった。

 

リアクションも過剰でなく、女性を前にしても卑屈なほど照れたりせず、状況にあわせた自然なツッコミ、そして普段は好戦的ではないが、自分の主義主張を曲げようとするものには屈せず、戦ってでも己の矜持を貫こうとする姿が非常に格好よく描かれていた。

 

こうしたノムラのキャラに重なるキャラは個々の視聴者に様々なキャラが重なってるかもしれないが、個人的には北斗の拳「雲の男ジュウザ」に重ねて見ていた。

「おれは雲!おれはおれの意志で動く」、「俺はあの雲のように 自由気ままに生きるのよ」、「おれはこうやって毎日 楽しく遊んで暮らす!自由気ままにな!!」 「雲ゆえの気まぐれよ」

 

ジュウザに重ねて見ることができた主人公は本当に久しぶりだったかもしれない。 ノムラには別のモデルとなったキャラがいるかもしれないが、こういう性格の主人公の作品は最近減少しているのでもっと増えるといいな。

 

 

お気に入りエピソード

 11話、5話、(1話)を除く全てのエピソード。第一話は初見でキャラも掴めていなかったので、今もう一度みるともしかしたら面白く感じるかもしれない。ベストエピソードは難しいがコメディとシリアスを同時に見せた9話か、シリアス路線に展開したのに面白かった10話。

 

2話はリンの魅力が開花。3話はノムラのノムラJrご開帳やメアリ戦がよかった。4話はふんどしを締めるリンとメアリが可笑しかったのをよく覚えている。6話は急激にモテるようになったノムラに嫉妬するリンとメアリからの事件の始まりと、ワラビの仲間ポジションが株上げでGOOD。7話はさとりとの全裸対決が印象に深く、最後のノムラの一喝とそれに撃墜されたさとりがよかった。8話はワラビちゃん失禁したり、9話以降はストーリーの面白さと月夜の高いヒロイン力で飽きなかった。そして最終回は文句なしに綺麗に締めくくられ心地よく視聴。 

 

すぐにでも2期が始まって欲しいとこだけど、1期のバトルシーンを全編にわたりリメイクしてくれたものも見てみたい。

 

OP Shocking Blue

OP曲 Shocking Blue 伊藤美来 ← リンの妹分ノノのキャストさんが実は歌っている。しばらく気付かなかったけど。 ノノもリアションが「ノノッ!?」というバリエーションで乗り切ることが多くて面白かった。

 

 

OPにまつわる 2コマ

 

     /⌒ヽ  1話~10話
     (^ω^ )       そーれーはー 初期夢~♪
   _| ̄ ̄||_)_
 /旦|――||// /|
 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| . |
 |_____|三|/
 

 

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/ || ̄ ̄|| ∧_∧  11話

|.....||__|| (     )      初期夢じゃない・・だと・・・
| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/
|    | ( ./     /

 

 

Shocking Blue を空耳でずっと「初期夢」 と誤解して聞いていた。 初期夢とか凄いパワーのある造語を作ったなとか、何の疑いも持たずに口ずさんでいた。 どういう意味と文脈で使っているのかが気になり歌詞を調べてみて、誤解だと気付いた時には自嘲してしまった(*ノェノ) 

 

タイトルを見れば気付きそうなフレーズなのだけど、誤解していた初期夢というワードの響きとそこから広がる連想が気に入っており、まったく他の可能性を考えていなかった。

 

この、Shocking Blue という楽曲はイントロから終わりまで全てがカッコイイ!! なので欠かさず聞いていた。これを聞くのもマキャヴェリズムの楽しみの一つ。大石お兄さんのような歌の上手な男性ボーカルバージョンも聞いてみたい。 

 

 楽曲だけでなく、OPはアニメーションも凄く好きだった。戦闘シーンに限って言えば本編より動いているというジョークみたいな素晴らしい出来である。

 

 

お気に入りOPバトルシーン

 

さとりの剣を足で受け止めるこのシーンが気に入っている。本編では全裸で戦っていたけれど。OPぐらいの動きで五剣全てと戦っていたなら・・・本当に画竜点睛を欠くとはこの事。ただ、それでも全般にわたって楽しめるような作品になっていたのだから感謝したい。

 

正妻競争

 どのキャラも基本的に可愛いくて決めようがないのが正直なところ。リンとさとり、月夜が頭一つ抜き出ていて、その後にメアリとワラビ。半歩後退してノノとウーチョカ、女帝とモブの紫の子。モブにやたらと可愛い子が多かった気がする。

 

終盤怒涛の勢いで月夜の出番が多かったこともあり、現在時点では印象に深いが冷静に考えてみるとどのキャラも高いレベルで拮抗している。

 

さとりは緑髪のヒロインとしては久しぶりに存在力のある可愛いヒロインだった。特にデレてからと、最終話のあの笑顔にはノックアウトされてしまった。お気に入りの緑髪のヒロインとして記憶に残りそうである。

 

そういえば、左は学園長だというのは確認したけれど、学園長と意味深な会話をしていたこの右の子は、瞳が月夜とそっくりだし髪型もそれっぽい。 月夜の兄弟のようだけど、これは二期が万が一あったらメインプロットに関わる重要な子になるのだろうか。 近く原作買うので楽しみだ。

 

 

 

 

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/ || ̄ ̄|| ∧_∧
|.....||__|| (     )     来週はもうないのか・・・
| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/    円盤でバトル描き直してくれないかな・・・
|    | ( ./     /       あとサービスシーンもあるとうれし・・ゲフゲフ

 

 

 

 

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