リトルウィッチアカデミア　16話　感想

今週はアッコの表情がコロコロと変化が多い回で、アッコの様々な表情がたくさん見られ眼福です。

【今週のお気に入りのアッコ】　童心にかえったような無邪気なアッコ

【本文】

　第十六話、今回は四つ目の言の葉を復活させる重要な回ではありましたが、コメディタッチでテンポ良く軽めに仕上げていたこともあり、視聴体感時間も早くとても楽しかった。

冒頭、四つ目の言の葉を文明の利器で解決しようとするアッコｗｗ

とりあえずググってwikiで解決みたいな現代人の発想を茶化した様子で可笑しいｗ

◆四つ目の言の葉　　マイナブ　ディシブード　　成し遂げるには忍耐が大事

言の葉は、ただ唱えるだけでは効力を発揮することはない。言の葉に命を吹き込むためには、自分の力で成長する必要がある。

これについては曖昧な表現ではありますが、経験を通して自らが感じ、理解し、願う時に命が吹き込まれる、というように私は解釈しています。

シャリオとクロワは昔一緒に言の葉を探していたようです。七つ目の言の葉を復活させられなかった原因が、現在の対立している関係と何かしら関連していそうです。相互理解の欠如、というのが今のところの私の見立てではありますが、他の可能性も考えられ絞れず。第三話で信じる心があなたの魔法か・・と力なく呟いたシャリオの言葉は大いに関連していると考えられます。

　ＯＰのこの三人が手を交差させるシーンと、その直後に描写されるマークが似ていて意味深です。大魔法グラントリスケルには人数的な要素も必要（？）などと、ふとした瞬間にわく疑問を楽しんでいます。

今回、クロワは感情の増幅器みたいな装置を使って、集めた感情の欠片らしきものを増幅し、何かを目論んでいる。怒りの感情を増幅させていましたが、何をしたいのかまでは分かりません。クロワ関連の前振りですと、街が燃えている光景がまだ残っていますので、これをトリガーにして街で暴動でも起こす気でしょうか。（とりあえずクロワはもっと栄養があるものを食べたほうがいいｗ）

前回、アッコがアーシュラ先生＝シャリオだと気付かなかった理由については、さらっと触れられていました。視聴者目線で疑問に思うことは、スーシィの言葉を借りて｢なんでアーシュラ先生はあんなに詳しいわけ？｣という問いで代弁され、アッコはこれに｢ルーナノヴァの生徒だったときに、シャリオに教えて貰った｣という事であっさり片付けていました。やや苦しい気もしますが、アッコはちょっと勘の鈍い子という事で一区切りつけたようです。

【スクショ画像で振り返り】

ロッテの家を訪れたアッコとスーシィー

ハパンシラッカのパイをご馳走になるアッコとスーシィ

アッコの口にはあわなかったようで、ゴミ箱に吐きだす始末。一方、スーシィらには大絶賛。リトルウィッチ世界のオリジナル料理かと思ったのですが、気になって調べてみたところ、世界一臭いがきつく危険だと言われているシュールストレミングのことで、フィンランドではハパンシラッカと呼ばれているそうです。アッコのリアクションも理解できるけど・・ｗ

サウナは苦手なアッコ

早々に音をあげる

サウナを出ると、ロッテの両親が植物になっている。さっきご馳走になったハパンシラッカには、人を緑人間病に感染させてしまうウィルスが入っていたようです。ガッツり摂食していた人が早々に感染してしまうことに。アッコは口にあわずゴミに吐いていたので、感染が一番遅かった。ロッテの両親を治すワクチンをつくるために出かける一行。

お馴染みの物理無視の鉄壁スカート。今回は随所に、じっとしていることや、待つことが苦手という、アッコの性格を強調するような演出が多い。四つ目の言の葉も正解が出る前になんとなく分かりました。