今週の一枚 最近はアッコが何しても可愛く見えてしまう。
5個目の言の葉:歴史や伝統に関連している
OP前(アヴァン)
ルーナノヴァの規則が多い生活に嫌気がさした様子のアマンダは、ストレスがたまり退学したいと口にする。一方、アッコは書物を山積みにして言の葉について調べている。前回の経験で得た忍耐の重要性が活きているのか、勉強にも余念がない様子。その時、クラウソラスが輝き、五つ目の言の葉に必要な体験が近いことが知らされる。
アーシュラ先生にヒントを貰いにいくが、話の途中でフィネラン先生に遮られてしまう。ブライトンベリーの聖杯伝説の噂を聞きつけたアマンダは、退屈を紛らすのにアッコを誘う。聖杯は、アンドリューの通うエイプルトン校の伝統の儀式で使われていたらしく、学校に大切に保管されているという。
アッコはアーシュラ先生の用事が終わるまで待つつもりであったが、クロワの誘導とアマンダの強引な誘いに引っ張られ、魔女嫌いで有名なエイプルトン校に行くことになる。
<※ダイアナの動向>
最近姿を見かけないダイアナは、フィネラン先生によればキャベンディッシュ家が大変になっているという情報から、何か家で大きなトラブルが生じている様子。
Aパート
学校への侵入がアンドリューに即バレしたアッコ。アンドリューはまだ家門に縛られて、自分がやりたい事ではなく、周囲から期待される立場や振舞いにあうように、自分を型にはめこんでいるようです。自分がやりたい事を真っ直ぐにやっているアッコとは対照的な立ち位置です。
もしかしたら、アンドリューはそうしたアッコの話を聞くのが内心は好きだったり羨ましく思っていたり、あるいは自分を縛っているしがらみを解き放つきっかけや勇気を、アッコと話すことで得たいとも思っているのかもしれない。以前のアンドリューであれば、アッコの話すら聞かずに追い出していたはずですから、惚れ惚れ蜂の一件でアンドリューにもゆっくり気持ちの変化は起きているのだと思います。
Bパート
一方アマンダは、単独で聖杯を探しに学園に紛れこんでいたが、正体がばれて捉われてしまう。魔女嫌いの学校だけに、いきなり魔女裁判で拷問にかけられそうになるが、アンドリューの提案で学園伝統の方法で決着をつけることになる。
この決闘でルイスに勝利したアマンダだったが、クロワの罠にかかり学園に大損害を与えてしまう。この騒動を、学園の理事長で防衛大臣でもあるルイスの父親にばれてしまい理事長は激昂するが、アンドリューに促され、ルイスは対等の条件で真剣勝負をし敗れ、そのうえ命まで救ってくれたアマンダを悪者にはできず、自分が原因であると認めこの騒動の収束を図った。
クロワの仕掛けたキューブについて違和感を覚えたアッコだったが、今回は少し気になった程度。アマンダは気づかなかった様子ですが、アッコにしか見えていないのだろうかという軽い疑問も。聖杯もクロワの仕掛けたフェイクの可能性もある。
アマンダも少しは反省した様子でしたが、その言葉からする察するに、アッコが言の葉を熱心に研究しているため、遊ぶ時間が減ったことがアマンダのストレスの原因の一つだったかもしれない。
五つ目の言の葉は?
今回は五つめの言の葉を入手することは叶いませんでしたが、この体験も五つ目の言の葉を得るのに間接的に必要になる経験なのかもしれません。この経験を経たからこそ、次の経験で気づくことができたというような話の作り方になっていると、綺麗に繋げられるのではないかと。冒頭で前振りのあったダイアナの件は、魔女の名家であるダイアナと、伝統と歴史という五つめの言の葉との関連が深いように思います。五つ目の言の葉はダイアナ絡みで見つけそうです。
これまでの言の葉は強いメッセージ性を持っていましたが、これに歴史と伝統(保守的要素?)をからめて導かれそうなメッセージとは果たして。 ヒントが出され次回までに考える猶予がありますので、せっかくだし製作者側からの挑戦状とでも思って想像してみるのも面白い。
どこにポイントを置くかでいきなり最初から大外しする可能性が高いですが、歴史と伝統を紡ぎ次の時代へと託す上で大切な事というように仮定すると、、、、意地や誇りとか・・・難しいw
定義の仕方によっては歴史や伝統を全く変えないまま残すことに意味を見出すか、原型から少しづつ形を変えてでも忘れさられないように弛まぬ改良や練磨を重ね次の世代に残すことに意味を見出すかなど解釈にも幅がでてきます。
一発で当てたら気分よさそうだけど・・・・来週放送前までの宿題にしようw
5/2追記
五つ目の言の葉予想 誇りと信念 に関係するメッセージ性を持った言葉になると予想。
アッコは自分の願望には積極的ではありますが、そこに誇りや信念といったバックグラウンドが裏打ちされれば、自分がこれから向かう先や未来で困難な状況が生じても怯まぬ強さを持てるのではないかと。
魔法世界の歴史を学び、何故今のような伝統や形式といったものに収束しているのかを勉強することは、現在の魔法が抱える問題と向き合う上でも、大きな動機づけとして精神面を支えそうです。ダイアナが抱える問題を一緒に解決していく過程で、アッコはダイアナから自分が今まで知らなかった魔法の歴史やその意味を学びとっていくそんな流れだと満足。
当てようと思って予想しだすとますます迷路を彷徨っている感覚になるw
みなぎるアッコ
アマンダとルイスの決着
着実に距離が縮まっていく二人
カップ麺を愛するクロワ。色々腹黒いことやきわどいトラブルも起こすが憎めないなw
過去記事へのリンク
リトルウィッチアカデミア 第19話 感想 もう一つの透明な翼
リトルウィッチアカデミア 第20話 感想 意識の変革をもたらす力
リトルウィッチアカデミア22話 感想 シャリオとクロワの溝はシャリオとアッコの溝へ