どうも!

 

ネコにもわかるギターの弾き方、ギター講師のヤスオです。

 

 

 

 

前回と前々回の記事では、ローコードを使った練習方法をご紹介しました。

(『コードチェンジの練習』『コードチェンジの練習 パート2』)

 

ローコードを使った演奏は、とてもギターらしい響きがするものです。

 

ギターを演奏するうえで基本的なことではありますが、それゆえに、初心者にとっては最初の段階で引っかかってしまうポイントでもあります。

 

また、エレキギター専門で、ロック系ばかり弾いている人の中には、あまり弾く機会がないこともあり、ある程度経験があってもしっかり弾けない人もいます。

 

ウォーミングアップにも使えますので、ぜひ日々の練習に取り入れてみてくださいね!

(^O^)/

 

 

 

 

 

ところで、

みなさんは、ローコードの「F」は問題なく弾けているでしょうか?

 

最初はなかなか綺麗に音が鳴らなくて、誰もが苦労するところだと思います。

 

最初は弾ける気がしなくても、練習を重ねることで、コツがつかめてきたり、必要な筋力が付いてくることで、弾けるようになってくるものです。

 

 

弾けない場合は、「練習不足」が原因であることが最初の内は多いはずです。

 

練習する時間や期間が短いために、コツがつかめていなかったり、必要な筋肉が付いていなかったりするために弾けないわけです。

 

つまり、決して「才能がない」とか「向いてない」とかいう類の問題ではないことを理解して欲しいところですね。

 

 

 

練習不足が原因ならば練習をすれば良いわけですが、闇雲に練習してもなかなか弾けるようにはならないでしょう。

 

筋力をつけることコツをつかむこと、に意識を向けて練習してみるといいと思います。

 

 

 ギターを弾くためには、「ギターを弾くための筋肉」が必要になります。

 

なので、「筋トレ的な練習」もしたほうが良いと思いますよ!

 

「筋トレ的な練習」とは、身体に負荷がかかることを、継続的に続ける練習です。

 

指や手に負担がかかったり、上手くできないことを続けるのは、辛いかもしれません。

 

でも、それを避けていては、いつまで経っても出来るようにはなりません。

 

無理なく出来ることから、少しずつハードルを上げていくような感覚で取り組んでみてください。

 

また、一度出来るようになっても、しばらくやらなければ再び出来なくなることもよくあります。

 

「継続的にやる」という意識を練習するうえで持っておいて欲しいなと思います。

 

とはいえ、

一時的に出来なくなるだけで、しばらく練習すれば元に戻ります。

 

「上手くできない」「継続できない」「三日坊主だから」と悲観的になる必要はなく、間が空いてしまっても、また取り組めば良いだけです。

 

「気楽に続ける」ことが意外と大切なのではないかと思いますよ!

(^O^)/

 

 

 

 

 また、ガムシャラに練習しても、望むような結果にはなりません。

 

ただ練習するのではなく、

「正しい練習方法」で練習する必要があります。

 

それによって、コツをつかんでいくことができるわけです。

 

そのために、

自分で考えて工夫する努力は大切です。

そして、

他の人のアイデアを取り入れることも同じくらい大切なことです。

 

レッスンを受けるのも良いし、本やDVDなどの教材も色々使ってみると良いと思います。

 

このブログも、そういった意味でお役に立っていたなら幸いです。

 

 

 

そこで今回は、ローコードの「F」を押さえる時のコツをお伝えしたいと思います!

(^O^)/

 

というのも、先日、とあるギター初心者向けの本を見かけて読んでみたのですが、ローコードの「F」の押さえ方に関する解説が、ちょっと違うんじゃないかなぁ~という内容で。。

(゚ー゚;

 

ギターを教えている人は世の中にたくさんいますし、それぞれ考え方が違っても良いと私は思っています。

 

なので、人の批判なんてするつもりはないのですが、

今回の場合は、個人的には完全に間違っていると思うところです。

 

 

 

 

まず、左手の親指の位置です。

 

「人差し指と親指ではさむように押さえる」というような感じで写真付きで解説されていたのですが、これは違います!

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すごく押さえづらかったです。。

 

ネックの真ん中あたり(5フレット~10フレットぐらい)でコードを弾く場合はこの押さえ方で良いのです。

 

でも、ローコードの「F」の場合は違います!

 

こんな感じになります。

image

親指の位置をボディー側にズラすことで、押さえるのが楽になるはずです。

 

「てこの原理」みたいなものかな?

 

これは実際にやってみれば分かると思いますので、ぜひ試してみてくださいね!

(^O^)/

 

また、『指1本で頑張る必要ある?(バレーコード、セーハ)』も参考になると思いますので読んでみてください。

 

 

 

 

もうひとつは、ギターの構え方です。

 

身体とギターが平行になるように構えるように写真付きで解説されていたのですが、これも違います!

 

こんな感じ

image

何を弾くにしても、この構え方ではとても弾きにくいです。。

 

クラシックギターのように左足にギターを乗せて弾く場合は、身体とギターが平行ぎみになり、それが基本になります。

 

右足にギターを乗せる場合は、斜めになるのが基本です。

image

 

同時に、ヘッドの位置が下がらないようにすると弾きやすくなると思います。

 

 

 

 

とりあえず、

私が今回見かけた本の解説で気になったのは、「親指の位置」と「ギターの構え方」の2点です。

 

あとは、人差し指以外の指の押さえ方ですかね。

 

指板に対して垂直に力を加えて弦を押さえるような意識で、指を立てて押さえることです。

 

これは、ギターに必要な筋力が付いていない人には難しいでしょう。

 

押さえられない場合、「握力が弱い」ことが原因だと思いがちですが、実は「指を開く力が足りない」ことが原因です。

 

指を開く練習をやってみてください。

 

指の筋肉を鍛えよう!』と『指の筋肉を鍛えよう!②』が参考になると思います。

 

 

 

 

まだ注意点はあるかもしれませんが、だいたい今回ご紹介したようなポイントを押さえれば弾けるようになると思います。

 

それでも弾けなかったら、ぜひ下記のフォームからお気軽にご連絡ください。

 

おそらく説明が足りなかった点があるからだと思いますので、詳細な状況を教えていただければ、きっと解決できますよ!

 

 

ではまた!

( ´ ▽ ` )ノ

 

 

 

 

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