セブン-イレブンがコーヒーの次に仕掛けるのは紅茶。

東京都内の芝浦4丁目店など、いくつかの店舗でコーヒーの機械の横に淹れたて紅茶の機械をおいて販売を始めました。

まだテスト段階のようですが、今後3年かけて1000店舗ほどに広げていくと言います。

きっともっと多くの店舗に紅茶は広がるのではないかと私は思っています。

 

(写真 セブンの紅茶の機械 日本経済新聞より)

 

私はこの1年、外ではほぼ紅茶を飲んでいます。

外のコーヒーチェーンなどでもコーヒーを買わずにあたたかい紅茶を買うことがほとんどになって気づいたのですが、意外とスターバックスなどでも紅茶を頼んでいる人が多いということです。

特に女性客では紅茶を選ぶ人が多いような気がします。

私はスターバックスでは、店員さんに教えてもらったウーロンティーラテを頼んでいます。

それまではアールグレイティーラテなどを頼んでいたのですが、店員さんに

「紅茶をよく変われるならウーロンティーラテおすすめですよ。私はこれしか頼みません」

と聞いてからこれしか頼んでいません。

苦みもなく、シロップもなしにしてもらって、そのままで飲んでいますがとてもおいしい。

おすすめです。

 

ただ、もし近くのセブンで紅茶の機械がはいったら、私はセブンで買うようになるかもしれません。

価格が半分以下だからです。

トールサイズで頼んだら400円以上します。

それがセブンなら大サイズでも半分。

通常サイズなら4分の一です。

 

セブンの紅茶の価格はコーヒーと同じ。通常サイズが102円。ホットのミルクティー大きいサイズが232円。

3種類の茶葉から選んでコーヒーのように1分ほどで淹れたて紅茶を楽しむことができる新たな商品です。

この機械をおくためにはコーヒーと同程度の場所が必要なため、おける店舗はある程度の大型店舗で、客数が見込めて、しかも女性客比率が高いところになるでしょうから、当面はテスト店舗での展開 ということのようです。

 

3年で1000店舗。

これがセブンの紅茶の広げ方のようですが、少しでも客数増加につながるような次の一手がほしいでしょうから、紅茶の投入は各店が希望して、もっと広がっていくのではないかと思います。

 

コーヒー市場に比べると紅茶はマーケットが小さいと言われています。

紅茶専門店の市場規模は500億円弱。

ただ、紅茶のティーバッグや紅茶葉専門店なども含めるともっと大きいと思います。

 

苦みがなく、身体にもやさしい紅茶は少しずつ伸びていて、前年比では減っていますが、20年比では伸びています。

これから着実に伸びていくことが予想されます。

 

さらに新規で女性客を増やしていくことにつながります。

そしてコーヒーと同様、朝必ず立ち寄ってもらえたり、お昼の時についで買いしてもらえる新商品になります。

こうした商品はお客さんの継続購買につながり、客数を安定させることができます。

 

これまではセブンはある程度、市場が確立されている市場に新商品、新サービスを投入してきましたが、これだけ商品を取り揃えてくると、次に投入していくのは、マーケットは小さくても、伸びが期待できる商品です。

小さなマーケットでもセブンイレブンで当たれば一気に2万店舗で販売されますので、非常に大きな需要に高めることもできます。

 

まさに市場をつくれる企業がセブン。

紅茶の動きからこれからのセブンやコンビニの流れを見ていきたいと思います。

今日もセブンの次の一手を見ていけるいける!!