北の凶獣ことSABER TIGERが、約6年ぶりとなるアルバム『ELIMINATED』をリリースしました。
僕がこのバンドを聴くようになったのは、2011年にリリースされた「Decisive」というアルバムがきっかけでした。
男臭さを漂わせつつも、熱いメタル・サウンドが、とても胸を高鳴らせてくれたんです。
01 斑の鳥
02 Resist The Pressure
03 昏い箱庭
04 孤独と霧の彼方
05 鮮やかな軌跡
06 鬼哭の亡霊
07 From The Past To Tomorrow
08 Malicious World
09 The Moonlight Shines
10 Power of Silence
11 Strike Back
下山さんのしゃがれた歌声が、なんか感情を吐き出してるような、そんな風に聴こえて、すごく好きなんですよ。
こういう個性のあるヴォーカリストは、そんなにいないと思いますよ。
だって、メタル系のヴォーカリストってハイトーンばっかりじゃないですか。
こういう渋い歌声も、クセになって病みつきになれます。
あと、このバンドの大きな特徴といえば、やっぱり木下さんと田中さんのツイン・ギターじゃないでしょうか?
相性抜群のギター・コンビは、リフを刻む時もあれば、片方が華麗なギター・ソロを奏でたり、時にはツイン・リードでクリーンなトーンによるかっこいいユニゾンのソロを聴かせてくれたりと、
楽曲のいろんな場面で、変幻自在のプレイを聴かせてくれるんですよね。
ツイン・ギター編成のバンドはたくさんいるけど、ここまで完成度の高いツイン・ギターはなかなかいないんじゃないかな~
また、サウンドはハードながらも、ベテラン・バンドならではの哀愁っぽさというかそういうのも感じられるんですよね。
そこが、またたまらないんですよ。
“北の凶獣”は、まだまだ進化していきそうですね。
このアルバムのことを『X』でポストしたら、SABER TIGERが所属してる「Walkure Records」から「いいね!」を貰いました。
アーティスト本人から、いいねを貰ったことは何度かあるけど、まさかレコード会社からいいねをしてもらえるとは!
CDが売れない時代ですから、レコード会社からしたら、こうやってCDを購入してくれる人は、有難いんでしょうね。