こんにちは。
私は傍から見ると
どうも社交的なイメージが
あるようです。
飲み会や人の集まりが
好きそうでお酒の付き合いも
結構、行ってそうという印象らしいです。
私はスーパー下戸で
普段、お酒を一滴も飲まないですし
知らない人たちとどう接していいかも
いまだに得意と思いません。
だいぶマシになりましたが
内向的が根底にあるのは
変わってませんね。
さて、この流れから
本日のテーマは
【初対面】ラブストーリーは突然に症候群
です。
冒頭に申し上げた通り
人が集まるようなところに好んでいかないですし
初対面の人と何を話したらいいのか
わからないといった悩みがありました。
営業をやっていたころは、
新規開拓で初対面の人と毎日出会っていましたが
会う前にその会社を必死に調べて
質問を用意していましたし
何かしらネタを準備しておかなくては
会話するのが恐かったのを思い出します。
何が一番恐いか。
沈黙です。
あの微妙な空気になる
沈黙。。。
「。。。」
相手から「で？」と言われているような
沈黙。
これが一番怖かった。。。
一同に会する交流会なんて
いっつも端っこですから。
なんのための交流会かわかりません。
初対面の人と接すると
必ず流れる自分の頭の音楽。
何から伝えればいいのか♪
わからないまま 時はなが～れて♪
浮かんでは 消えてゆく
ありふれた こと～ばだ～け～♪
「はじめまして。。。」
「人が多いですねぇ。。。」
「。。。」
相手から話を振ってくれることも
ありますが、私の「ありふれた言葉だけ」に
早々に去っていかれます。
なぜか去っていかれると
ホッとする。。。
そんな状態です。
実は初対面だけではありません。
会社内でも
上席の人に対しても
「おおえもん、あれどーなった？」
と予期せぬ質問が急に飛んでくると・・・
何から伝えればいいのか♪
わからないまま 時はなが～れて♪
浮かんでは 消えてゆく
ありふれた こと～ばだ～け～♪
またこの音楽が流れてきます。
「あ？え？例のあの件ですか？」
実は自分でもどの案件の話なのかわかっていますが
とっさに
頭に話す内容が出てこない・・・
なんだったら
「またあの音楽が流れちゃったよ～」
と、自分のことで笑ってしまったりします。
相手からすると
「何が可笑しいんだ」
状態です。
私はこの状態を
ラブストーリーは突然に症候群
と名付けております。
では、初対面の人や上席の方と
ラブストーリーは突然に症候群がでずに
どうやって会話していくことができるのでしょうか。
▼ 自分の中を探る
ここで相手が誰であろうというのは関係ありません。
自分に話せないと自覚があるので
自分の中に何か話せなくなる理由があるのでしょう。
さぁ、どんな理由があるのでしょうか。
おそらく仲の良いお友達だったら、この症状はでないでしょう。
仲の良いお友達と初対面の人や上席との違いは何でしょう？
当たり前ですが
自分のことをよく知っている人とそうでない人
ですね。
どうやら自分のことを知らない人に対して
何かを抱いているようです。
私の場合、
・ アホと思われたくない
・ しょーもない人間と思われたくない
・ 嫌われたくない
・ 引かれたくない
・ できないヤツと思われたくない
・ 見切りをつけられたくない
もっと出せると思いますが
これくらいにしときましょう。
もうおわかりですね。
「自分のことを良く見せたい」
という自分のことを保身している自分が
邪魔をしています。
お笑い芸人が毎回、オーディション受けてるような感じです。
これはしんどいですよね。
自分の中にこんな自己保身があるとわかったら・・・
▼ ストレートに思ったことを話す
同僚や後輩に、
「コイツ誰とでもすぐに仲良くなるなぁ」
と思う人は必ずいるはずです。
彼ら彼女らは、
みんな面白い人でしょうか？
いつも気の利いたことを言えてますか？
おそらくそんな芸人気質な人ばかりではないでしょう。
（中にはいると思いますが・・・）
誰とでもすぐに仲良くなれる人は
ストレートな物言いをしてる人が多いです。
目についたことをストレートに。
「今日のお洋服、かわいいですね！」
「部長、たまには焼肉連れてってくださいよ～」
「実はこの会に来たのはじめてなので、
何を話したらいいかわからないんですよ！」
こちらからすると、
そんなこと言ってもいいの？
と感じることでも
思ったことをストレートに話しています。
時にはそれがイヤだなと感じる人も
いるかもしれませんが、大多数の人が
ストレートに思ったことを言い、
自分を偽らない人
いわゆる
正直な人
と受け取られて、
相手もどんどん話をしてくれるように
なるという仕組みです。
▼ おおえもんが良く言われたフレーズ
私は、今回の内容に気づかされたキッカケがあります。
それは、１度や２度ではなく
言われてしまったフレーズです。
「何を考えてるかわからない」
これを言われてとてもショックでした。
私は何も相手に対して
特に変な感情を持っていなくても
相手からすると
よくわからんヤツ
という評価でした。
ですが言われたときは
なんでこう言われてしまうのかが
まったくわかりません。
後々、自分でこのことを俯瞰してみると
さきほどのように
・ アホと思われたくない
・ しょーもない人間と思われたくない
・ 嫌われたくない
・ 引かれたくない
・ できないヤツと思われたくない
・ 見切りをつけられたくない
という結果、自己防衛反応をしていたために
あまり自分のことを話せず
「何を考えてるかわからない」人に写ってしまった
と理解しました。
▼ まとめ
私たちは一瞬のパフォーマンスで評価される世界にいる
お笑い芸人でもタレントでもありません。
いや、お笑い芸人やタレントでも
そういう世界はオーディションや本番という一部のシチュエーションだけ
かもしれません。
相手にバレたくないなぁと言った
自己保身でコミュニケーションを取っていては
相手に自分という人間自体を見てもらえないし
こちらも相手を理解することはできません。
今回、わかりやすいように
「初対面」の状況を書きましたが
普段の職場、顧客、取引先、
同僚、先輩、上司、全部同じだと思います。
皆さんにも
「ラブストーリーは突然に」
が流れてこないことを
願っております！
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