ブルースでモツ焼き
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まもなく嫌な連休

毎年必ずくるのが連休だ。毎年同じことを書いてしまうのだが、連休が苦手だ。何故か?世間が浮き足だっているからだ。うちから車で5~10分でいけてしまう「スカイツリー」いつもは普通に車で通過できるのに土日祭日などは最近特に車道にまで人がはみだして写真をとっている。危ないことこのうえない。それにしても日本人は連休が好きだねい。。自分のような臍曲がりにはピンとこない。何故、渋滞の中でかけるのか?何故「連休」なのに「心身ともに休み」ができないのか。帰りの車、電車などでグッタリして帰宅して「明日から仕事」??やだやだ。休日は心身ともに休まるような時間をすごしたいものだ。え?お前はどうかって?例えばこうだ。愛犬2頭をつれ(女房が一緒の場合もたまにあり)延々と歩き続ける。もちろんアイポッドとショルダーバッグは必須だ。何故バックパックではないか?バックだと「中身」を出すときにいちいち肩からバッグを外さないとならないからだ。中身は何か??それはアナタ、きまってるでしょう。Mudywolfがお菓子とジュースをいれるわけないしねぃぃ。。。散歩のコースはかなりブルージーだ。屋台がでている公園やらイベント会場がターゲットだ。焼き鳥、タコ焼、ヤキソバ。。。もちろん何もなくても心配ご無用。バックには親友「柿ピー」「ポリッピー」「かっぱエビセン」などなどがガッチリある。。。たーーーーーのしーーーな♪たのしーーな。どこでーー♪  どうしてーーー♪いたなんてぇぇぇぇーーー  いいよぅぅぅ♪そうさ、♪ 癒してくれりゃぁぁいいよぅぅ♪(森進一:恋月夜より)さーーーーて2日はどこへいこーーーかなぁぁぁ!!こんな曲を聴きながらね。。

ジミとヘンとエリクラ

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ジミヘンドリクスがジミヘンならエリッククラプトンはエリクラでいいはずだ。(^_^;)。。何故、みなクラプトンと呼ぶのだろう?

マディとヒュバート

ハウリンウルフの伝記でまた面白い事実が。。シカゴで壮絶な主導権争いを繰り広げていたマディウォーターズとウルフ。そのウルフバンドの不動のギタリストはヒュバートサムリンだ。ある日、彼はマディからヘッドハンティングされてしまう。ギャラはウルフの3倍出すと言う、しかしウルフにバレたら殺されると思いバレないように密かにギターとアンプを運びだすのだが、やはりバレてしまう。ウルフはこう言ったという「お前がいこうとしているところはわかっている。さっさと出て行け」こうしてマディバンドにヒュバートというワクワクするようなサウンドができあがる。(1曲でも録音残ってないかな?)ところがギャラはいいがさすがに厳しいロードワーク。親分マディはいつも客席で酒を飲みせいぜい3曲ぐらいしかステージにあがらずバンドまかせだ。なんたってオーティススパン、リトルウォルター、ジミーロジャーズ、そしてヒュバート。マディなしでも文句なしのメンツ。休み無しで40日間の深夜ギグ。シカゴに戻っても休みなしだ。ある晩とうとう体力の限界を感じた彼はマディにこう言った。「今晩はもうクタクタです。休ませてください」烈火の如く怒ったマディは彼に掴みかかり蹴りまでいれた、彼とマディは揉みあいになった、するとオーティススパンがアクセサリーのチェーンを振り回し襲いかかる。。彼はチェーンをかわしながらこう言った。「アンタがちゃんとステージでやるなら放してやる」喧嘩はそれで収まったが、それが引き金となり、その日のギグの後、彼はウルフに電話をする。「戻りたい」、ウルフはこう言った。「そうか、わかった」。その晩、ウルフは5歳年下のマディの自宅を訪ねてこう言った「またコイツを引き抜こうとしてみろ殺すぞ」。マディはそれから1年間口をきいてもらえなかったが最後には仲直りした。しかしウルフとは最後まで喧嘩状態のままだった。

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ディランが受けた最初で最後の悪魔の衝撃

ディランの自伝の中で彼が語るロバートジョンソン。。。。


1962年にジョン・ハモンドと契約してデビューしたんだ
その時に契約書と一緒に一枚のレコードを渡された。「この男を聞くべきだ。
ほかの誰とも違う」と言われた。
私は、そのアセテート盤を自分のアパートで聴いてみた。

最初の一音からスピーカーの振動が私の髪の毛を逆立てた。

ギターの刺すような音が窓ガラスをぶち破りそうだった。
即座にロバートジョンソンが今までにいた誰とも違うことがわかった。
ジョンソンの歌とギターに私は酔いしれた。
それから数週間、私はのめり込むほどにロバートジョンソンを聴いた。
一人で聞いた。他の誰にも聴かせたくなかった。
ジョンソンの作った歌にバカバカしいものは一つもない。
私も彼のようになりたかった。ロバートジョンソンのレコードはやがて発売され、ブルース愛好者に強烈な印象を与えた。悪魔に魂を売り渡したから素晴らしい音楽が
できるようになった・・・この伝説が本当かどうかはわからない。
だが、彼はマイク・ジナマンという農場労働者からギターを習った。
ジナマンの事は誰も知らない。歴史の本に出てこない。レコードも出していない。
だが、きっと良いギター奏者で指導者だったのだろう。

私は、無意識のうちにロバートジョンソンには大きな影響を受けている。
後に私が書いた「ハイウエイ61」もロバートジョンソンを知らなかったら
存在していない。私より2歳年下でハデなギターを弾く男、ジョニー・
ウインターは、この曲を演奏しているが、彼もロバート・ジョンソンの
影響下にある。

当時のロバートジョンソンの観客はどんな人だったのだろう?
小作人や綿畑の人たちが彼の歌を楽しく聞いたとは思えないんだ。
ロバート・ジョンソンは彼にだけ見える未来の聞き手に向かって歌っていたのだ。

私の契約したプロデューサー、ジョンハモンドは戦前、ミシシッピのロバート
ジョンソンを苦労しながら発見した。ハモンドはカーネギホールでロバート・
ジョンソンのコンサートを計画したが、出演交渉を開始したときに
ロバートジョンソンは毒殺された。結局、このコンサートには他の黒人達が
出演したが、ハモンドは観客にロバートジョンソンのレコードをマイクを使って
聞かせた。おそらく、これが大衆が初めてジョンソンの音楽に初めて触れた
瞬間だったろう。

ロバート・ジョンソンは聞き手を自分の世界に引きずり込む。
私も彼になりたかった。



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師匠健在なり

ロック好きの後輩とJウィンター師匠のライブに遂にいきましたーー!!お台場にある立ち見オンリーの狭い会場。遂にその男が登場した!!!周りをみるとかなり年齢層は高い。そりゃそうだろう最近の若者でジョニー師匠が好きだなんてあまり聞いたことはない。椅子に座っての演奏だがどうしてどうして往年のあのフレーズは90%は健在だ!ジョニーBグッドからガットマイモージョーワーキン(ブルースファンのみが大合唱(^_^;)))まで一揆にぶちかます。スタインバーガーのへんてこなギターに違和感が。がしかし、ディランの追憶のハイウェー61で遂にあいつが登場!!ギブソンのファイヤーバードだ。色はナチュラル(茶)だ!!観客は大歓声だ。やはりジョニー師匠にはこれっしょ!!スライドギターのあの悪魔のような音色は健在だ。そして、これまたブルースファンが泣いて喜ぶエルモアジェイムスのダストマイブルームだ。師匠は原曲に忠実にエルモアへのリスペクトを込めて丁寧に歌いあげる。Mudywolfにこみ上げてくるものが・・・・・。その御姿を、御勇姿を、、、そして同じ時を同じ空間をともにできた感動で胸が熱くなる。思えば15歳の頃初めて聞いた師匠のイッツマイオウンファルトやヘルプミーにKOされて師匠を追い続けて40年!!初めてお会いできたのです。故マディウォーターズはインタビューでジョニーのことをこう評した「He is my son!!」(奴は俺の息子なんだ)。マディを心底理解しリスペクトしレコードプロデュースやコンサートのプロモーターもマディの為に汗を流したジョニー。師匠よ永遠なれ!ジョニーウィンター万歳!!ライヴ(紙ジャケット仕様)/ジョニー・ウィンター・アンド

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新規

加賀屋をあとにして我々はいつもだとバードランドというジャズバーへと向かうのだが今回はN氏のお勧めのニュースポットへ。なんでもブルースがかかる時もありライヴもやっているという。加賀屋から歩くこと1分。あった!!CUBという名前。まだできて新しい。ビルの地下1階へと階段を下りる。階段の両脇にはビートルズ、ハワイアン、70年代のロックのポスターやらイラストやら。。。なかなかいい感じ。カウンターに陣取る。見渡すと若い女性しかいない。しかもカウンターにも二人で飲んでる若い女性が。。店内のBGMにはお洒落なジャズがが、なななんとあの名門のスピーカーが目の前に!!!!木目格子の逸品「山水」だ!!感激。ジントニックをふたつオーダー。そしてマスターに恐ろしい一言を「ロバートジョンソンをかけてもらっていいですか?」マスターは快く「いいですよ」。。。。そしてお洒落なジャズが止まり。。。「うーーーーーーー。。。。うーーーーーー。。。。。ユーベタ-,,カモーーーンン イン マイキーーーッチン」あの唸り声が店内に響く。凍りつく他の客。嬉しくてはしゃぎながら妙にはにかんでいるN氏とmudywolf。ジンを飲みながら頭と体を揺らしカウンターに陣取る不気味にがたいのいい男二人(柔道出身の俺と現役アマレスの指導者N氏)。するとカウンターの女性がマスターに話かけている。「クラプトンが好きなんですぅぅぅぅ大ファンでぇぇぇ」と女。俺は突っ込む「例えばどんな曲が好き?」。女「ティヤーズインヘブンとかチェンジザワールドとか。。。。」N氏と顔を見合わせるmudywolf。マスター「クラプトンはこの人(ロバジョン)から凄く影響を受けているんだよ」。女「うっそーーーーー全然、接点ないーーーー・・・・」。。ま。そういうファンも含めてクラプトンなんだな。ワシントンポストの記事(ロバジョン生誕100年特集)をマスターに見せながらブルース談義は延々と続きジンもすすんだ。

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幻の

モツ焼き大好きブルースギタリストのN氏と北千住の加賀屋で「ブルース打合せ」久しぶりに来たらなんと店内がリニューアル!!奥行きが深くなって、以前焼酎のサーバーがあった場所になんと小さなカウンターが!!さささらに昔のメニュー群が殆ど姿を消して感じとしては半分くらいになったような。。さらにテーブル席の上にはカバンなどの荷物を乗せる真新しい棚が。。これは便利だ。(^_^;)。。驚いたのはモツ焼き屋の頭脳、「焼き職人」が変わっているではないか!!よく顔をみると以前、注文取りをやっていた若い兄ちゃんだ。ええ!!!味は大丈夫か。心臓部だぞ焼き担当は。花形だぜ。。ハツ塩、タン塩でジャブをいれる。きた!!食う。。。うーーーーーーーまいぅぅ!!!!!!合格だ!!兄ちゃん出世したなぁぁ。モツ焼きにはうるさい連中が集まるこの店で堂堂と加賀屋北千住の味を見事に継承している。アッパレだ。シロたれ、スタミナ、ホルモン。全て合格だ。そして遂に今日の話題に。。以前から気になっていた幻の1曲。それはエルモアジェイムスがあのビッグジョータナーのバックでスライドを弾いている曲が1曲だけ残されている。というのだ。エルモアフリークであるN氏をもってしてもそんな事実聞いたことがないという。
インターネットで検索しまくり、やっと発見した!!早速注文した。まだ届いていないので内容は次回に!!
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バディ来日

バディガイが8月に澁谷でライヴをやる。がしかし、狭い会場でスタンディングオンリーというやつだ。せんだってのJウィンターと同じように。。なんで普通の会場でやらないのか?整理券(チケットを予約で早く買った人からの順番)を会場で渡され中へ入った瞬間に走る出す輩もいる。スポーツの試合じゃあるまいし。。なんとかならんかのう?客がそれほど集まらないとでも思っているのか?富士ロックフェスティバルにも登場するバディだぜ!!クラプトンは20年くらい前からこう言っていた。「彼がブルースギタリストの最高峰にたっていることは絶対に間違いない。」そしてこうつけ加えた「クリーム解散直後にスーパーショウというライブの出演の依頼がきた。メンバーリストにはなんとバディがいるじゃないか!バディがいたら俺の出番なんかない。。しかも彼とギターバトルをして欲しい、というんだ。俺はこう言ってやった。バディを誰だと思っているんだ???彼の前で俺がギターを弾けると思っているのか?そして当日、俺はギターバトルをしぶしぶやるハメになったんだ。緊張で最後まで足の震えが止まらなかった。」故ジミヘンはこう言った「バディガイのフレーズやステージアクションなんかは最高だぜ。レコードもよく聴いたな」ジェフベックはこう語る「バディのトリッキーでスピード感抜群のフレーズはブルースギタリストの枠を飛び越えた壮絶なフレーズだったな。あの頃あんなギターを弾ける奴は誰もいなかったな。それからだよジミが登場したのは。」もう一度言う。スタンディングオンリーのような狭い箱はバディに失礼だ!!プロモーターさんよろしく。だからバディは呆れて富士ロックの方ばかりに出演するのだ。せめて日比谷野音だ。I Was Walking Thorugh the Woods/Buddy Guy

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5月8日はあの師匠の。。

5月8日はなんの日だっけ?てっきり忘れていたぜ。生誕100年ということでワシントンポストに記事が掲載されているこの人物。

Robert Johnson: The bluesman, the myth, the legend 
 By David Brown, Published: May 7




GREENWOOD, Miss. — It’s probably a good thing that Robert Johnson has three graves outside this Mississippi Delta town. If the devil comes back to claim his share of the royalties, the confusion should give the long-dead bluesman a head start.On the other hand, the people he really might need to shake are the interpreters, ythologizers, agents and lawyers.

Audio: Listen to clips of "Sweet Home Chicago," "Cross Road Blues" and other Johnson songs at amazon.com
The legendary bluesman, possibly the most influential of the Delta acoustic school, would have turned 100 Sunday. Johnson’s birthday is being celebrated here with a four-day festival of music, art, talk, T-shirts and posters. Leflore County’s 825 hotel rooms are almost all booked. German public radio is making an hour-long special. One of the headliners is Johnson’s grandson Steven, who will play music Saturday night in the town park and preach a sermon at a country church Sunday afternoon.Such Robert Johnson songs as “Sweet Home Chicago,” “Dust My Broom” and “Cross Road Blues” are part of the repertoire of nearly every musician seeking the roots of this uniquely American musical genre. They’re on records by Cream, Led Zeppelin, the Rolling Stones and many other bands. There are 30 records with at least one Johnson song on them that have sold more than a million copies.“His songs have made millions of dollars for dozens of people,” said Stephen LaVere, a Greenwood resident and one of the people responsible for turning the bluesman, who died at age 27, into a postmortem commercial success.“We wonder why Robert was so important today when there were lots of other cats who sold tons more records and who had lots more sway among other artists in their lifetime,” said Scott Ainslie, a 58-year-old singer and musicologist from Vermont who’s here this weekend and has done more than anyone to deconstruct Johnson’s performance technique.The answer, according to Ainslie, lies in Johnson’s ability to recapitulate piano stylings on the guitar, his eagerness to incorporate what he learned from live musicians and from records, and his strategic appreciation of the 78 rpm disc’s demand for art lasting just three minutes.Whatever the explanation, the rediscovery of Johnson in the 1960s, when some of his 29 recorded songs were released in LP form, was a revelation.“Robert was like a gateway drug to the world of the blues for young rock-and-rollers and blues fans like me,” Ainslie said.Born in Hazlehurst, Miss., 120 miles south of Greenwood, Johnson spent most of his life in the Delta, which is the oval flood plain of the Mississippi and Yazoo rivers running from Memphis to Vicksburg, Miss. He was a “walking musician,” a professional who, unlike many of the blues’ founding fathers, used his talent to escape a life of farmwork. He performed in countless juke joints in Mississippi and Arkansas, traveled as far as St. Louis and Brooklyn, N.Y., to play, and recorded 29 songs in two recording sessions, one in San Antonio in 1936 and the second in Dallas in 1937.His travels and playing came to an untimely end, however, when he died Aug. 16, 1938, outside Greenwood. The cause was reportedly whiskey poisoned by a juke-joint owner, whose wife Johnson was romancing. He lingered two to six weeks before succumbing to pneumonia or died raving in a few days — accounts differ. And was buried someplace.His high-pitched voice and haunting, inscrutable lyrics captivated listeners when a collection of some of his songs was released in 1961 as the album “King of the Delta Blues Singers.” Musicians were impressed by his virtuoso guitar work. After hearing a song in which there was a rhythm-bearing bass line and intricate melody-making, Keith Richards famously remarked, “Who’s the other guy ?playing with him”
天才、鬼才、悪魔あらゆる形容詞が陳腐に聞こえるというこの男。そうジミヘンと同じだ。一体どれだけ多くのミュージシャンがカバーをしてきたことか。ストーンズ、クリーム、ツェッペリン、ジョニーウィンターなどなど。。。そう、ロバートリロイジョンソン師匠だ。1911年5月8日にミシシッピのヘイズルハーストに生まれ1938年、同じくミシシシッピのグリーンウッドで怒涛の人生にピリオドをうってしまった。。彼より7歳も先輩の1904年生まれのスリーピージョンエステスが来日したことを考えると感慨深いものがある。
こ記事の最後が気にいったので、赤線で太くしておいた。キースリトャードが初めて彼のブルースを聴いた時にこう言ったのだ「ロバートと一緒に弾いているのは誰なんだ?」つまりこういうことだ。ロバートのブルースギターはとても一人で歌いながら弾けるような簡単なものでなく必ず誰かもう一人が弾いているとキースは考えたのだ。そして、ロバートが歌いながら、ベースラインを刻み、ボトルネックでメロディーを奏で、尚且リズムカッティングをサイドギターワークでぶちかますというという事を一人でやってのけている事実に衝撃を受けたのだ。同じようなことをクラプトン、Jウィンター、Jハモンドジュニアも証言している。そうそれはあたかもジミヘンのジョニーBグッドのようだ。(「ライヴインザウェスト」という名盤の中での名演中の名演)歌いながらあんな凄いギターは弾けないと言わせしめる演奏。壮絶にして華麗なロバートジョンソンとジミヘンドリクス。彼等の存在するステージは「天才」などというありふれた形容詞とは無縁だ。二人とも悪魔に魂を売り渡して若くして他界してしまった。

ジョニー師匠

ジョニーウインターの紙ジャケシリーズが遂に販売開始される。どうしても欲しい1枚がある。「Still Alive & well」だ。もちろんジョニーフリークの自分はLPで持っているのだがなんせ聴きすぎて傷が酷くて、音は飛んでしまう。早速アマゾンで買ったら納期は2週間だと。トホホ。。。。初めてこれを聞いた時の衝撃は忘れない。ドラッグで精神的にも肉体的にもボロボロであった彼が復活してこの題名となったのだ。「元気に生きてるぜ!!」という感じだ。自分が高校1年のときだった。駄作はひとつもない。オープニングの「Still Alive & well」からいきなりツェッペリン的変則拍子のリフ。間奏の怒涛の3連譜!ロックミーベイビーでは独自の解釈でのリフ。(そう、あのジミヘンがモンタレーでそうしたように)驚きはご存知ストーンズの「レットイットブリード」。ライクーダーが腰を抜かすような圧巻のボトルネックソロ。そしてミックが彼の為に書きおろしたというシルバートレイン。スローブルースのトゥマッチセコナルではいぶし銀のブルースを、そしてチープテキーラの間奏でみせる師匠渾身の泣きのソロ。とにかくジョニー師匠はギターはもちろんヴォーカルが圧倒的に素晴らしいのだ。うーーむ早くこいこいCD!!スティル・アライヴ・アンド・ウェル(紙ジャケット仕様)/ジョニー・ウィンター

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