自衛隊 レプリカ 鉄帽 4 (SHENKEL シェンケル 88式鉄帽2型 顎紐 の改造) | 無芯のブログ

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寒気の下降により東京も雨が続き外出するのが億劫なため、先日開催された Vショー で インプの部屋 さんのブースが販売していた 陸自 88式鉄帽2型 顎紐 用の プラバックル パーツ を使い、SHENKEL シェンケル の 88式鉄帽タイプ ハードシェルヘルメット Ver.2 に付いてる あご紐 を官品風に改造してみました。

 

これは、インプの部屋さんで入手した 自衛隊 88式鉄帽2型 の あご紐 に付いてる 実物 と 同型の 特殊プラバックル です。

これを使用し改造しますヨ~!!!!

 

バックル入手時の記事はこちらで紹介↓

 

 

その前に

こちらが SHENKEL シェンケル 88式鉄帽 タイプ ハードシェル ヘルメット Ver.2 です。

所謂 88式鉄帽2型 の 複製品 

 

そして今回のオペ患、上記 シェンケル レプリカ 鉄帽に付いてる 問題のある2型のようなあご紐

(帽体の方をインプさん製の2型あご紐に替えてしまったので、ドナドナ予定だった物です。)

 

因みに、SHENKEL88式鉄帽V2 ってあご紐が未完成の状態で販売されているのを知ってますか?

この状態で売ってるけど、これだと上手く被って固定が出来ないんだよネ~!!

何故なら実物と全く違う形状のプラバックルを無理矢理 使ってるのが原因なんだゼ~

購入者のコメントでも、チンストラップが合わないとか使い辛いなどと不評でしたナ。

 

それもそのはずで 本来

強力両面テープなどを使い、バックル側面を紐の赤の矢印部分へ黄色丸のように接着 固定させブラブラ動かなくして、初めて違和感の無いチンストラップとしての使い方が出来るようになりますゾ!!!!

なお、最初に海外工場へ2型鉄帽複製の製作を依頼したSDF-88の元祖 MDNコーポレーションは、日本に製品が到着した後 このあご紐固定の加工をしてから一般に販売してたようですゼ!!

エスグラの鉄帽2型の顎紐も同じような加工がされてるようですネ!?

SDF-88 2型は接着だけでなく、裏から平ネジを使い締めこんでバックルを外れ難くくするようさらに固定してますヨ!!

 

それを知ってるのか知らないのか不明ですが シェンケル は、そのまま何もせず売ってしまってるという状態らしい。(笑)

 

 

話は反れましたが

付いてるこのバックルが、官品 あご紐 の物とあまりにも違い過ぎるので取り替えちゃいます。

幸い、シェンケルの紐は接着加工されてないので作業が楽です(笑笑)

 

カッターでストラップの縫い目の糸を解いて・・・取れました!!

 

さらに バックル を固定していたストラップも(V字ストラップから)解き 一旦外してフリーにします。

 

そのストラップをずらして、画像の位置位で裏側から動かないように一部分を縫い付けておきます。

 

この位置に、今回入手した実物タイプの雌(メス)バックルを取り付けます。(バックルの雄オスは作業の邪魔になるので外しておきましょう)

 

ずらして縫い付けたストラップの長い方をバックル雌の裏に有るストラップスロットを通して・・・

 

少々長いので適当な長さで切断後 (ずらして縫い付けた短い方の先に合わせ)ストラップ端を織り込んで、バックル上部(赤い矢印の所)で下側と重ねて縫い パーツがしっかり固定されば完成です。

 

縫製は ミシンなんて云う文明の利器は自宅には無いので、 全てチクチク手縫いですゼ~~~!!!(呆)

 

バックルを交換した後です。

外しておいた雄バックルは、片方の元々付いていた物と交換するだけなので画像は載せてませんゾ。

実物タイプのバックルへ付け替えただけで、見栄えが格段にアップしますヨ~!!!!

 

ここまでに掛かった費用はインプさんで買ったバックル代600円と家に有ったOD糸位です。

 

ミリイベントなどで運良くこのバックルを入手出来るチャンスが有ったら 是非とも交換にチャレンジしてみて下さい!! (結構簡単に出来ますヨ)

 

 

これで一応 目的(バックル交換)は完了なのですが さらにブラッシュアップしましょう。

 

顎紐の後ろ部分を、88式鉄帽2型の仕様書 通り 90度に曲げて縫う くの字縫製します。

折り返した部分の内側を三角形に縫い固定します。 

この部分は後部紐の間に付くネープパッド (うなじ当て)がこの位置でキチっとハマるようにするための加工になります。

シェンケルのノーマル顎紐(バックルを接着固定させたやつ)でも、この縫製をやっておく事をおススメしますヨ!!

 

レプリカ鉄帽2型は持ってて 見た目は良くしたいけど、そんなにお金は掛けられないと思ったら Do It Your Self の精神で自ら縫製をTryしてみて下さいネ!(上手く行けば愛着マシマシですゼ!!)

 

 

 

次に、ちょっと挑戦ですが 噂で聞いていた 顎紐2型改 のような仕様にしてみたいと思います

改は、あご紐の前側の根元に ラダーロック や コキ などと呼ばれるプラ部品が付けられていて、紐の長さ調整がトリグライドやアジャスターと呼ばれる部品を使った2型初期のあご紐よりもし易くなっているそうですゾ。

ネットでこの様な実物!?の 改紐 画像が有ったので、(付いてるのと)似たようなプラパーツを探してみたら・・・

 

それらしいラダーロックを見付けたので、一応 取り寄せてみましたヨ!!

品名 YKK LK20E (YKK製のLK-Eシリーズの20mm)

うん、見たところほぼ同じのようですナ~

 

 

 

それでは加工で~す。

前側の部品を、糸を解いて外して行きます。

 

取れました~!!

 

入手した YKK のラダーロックとODのバイアステープを使い、前紐を通す部品を作ります。

 

テープにハト目付ける穴を開けました。(穴の位置が雑ですネ~)

 

ハトメを付けて完成した部品

 

前側の紐をラダーロックの手前のスロットへ通して先端を縫って完成です。 

紐の中央に有るのはラバーストラップで作った紐止めですゾ。

 

反対側も同じように加工し後部の紐にもハト目金具を付けたら・・・

88式鉄帽2型顎紐改  ぽいのが完成です(嬉)

ここまでで、掛かった費用はバックルとラダーロック2組とバイアステープ、ラバーストラップ、ハト目などで大体1200円位でしょうか?

 

そうそう、レプリカのうなじ当てに付いてる SHENKEL ラベルはカッコ悪いので外しましたヨ。

 

入手出来た実物同型のバックル有りきですが、少々?の改造で ここまで化けるなら シェンケルの鉄帽付属の顎紐も中々の物だと思います。

 

 

 

 

早速 複製 鉄帽 へ装着します。

取り外した Shenkel の帽体は、インプさん製の複製2型顎紐へ替えてしまった↓ので

 

この度の改造したあご紐は 以前(今から5年前位?)、出始めの頃の SDF-88 2型あご紐 を付けた キャロッパチ ↓の方へ 付け替えてみますヨ~!! (その時の記事)

この時は一応 妥協して交換したのだけど、プラバックル形状相違の問題もあり 今一 装着には納得出来て無かったんだんだよネ~!

 

と云う訳で 期待を持って キャロッパチ2型のあご紐と 交換してみました~

うっ、お~ 2型顎紐改 だ~ (クッションパッド無しの状態)

 

パッドを付けました~ (パッドが黒色ならもっと良い感じになるんですが~)

 

改の特徴 ラダーロック が有ると何か斬新な感じがします。

これが有るおかげで、情報通り前側の長さ調整が楽に出来ますヨ~(嬉)

 

くの字縫製した部分に、うなじ当てが上手くハマってるでしょ?

 

くの字縫いをしてなかった時の写真です。

縫製の折り返しが無いと、後部紐がヨレていて見栄えが悪くパッドの位置も不安定ですネ!!

 

交換した、バックルも小振りかつ実物ぱくて良い感じでしょ!?

 

迷彩覆いを付けてみた状態です。

 

反対側

 

実際、自分でもこれを被ってみましたが 前の紐より 改ぽく改造した方のが 装着感は快適になってましたヨ!!

 

 

実物 に近い インプさん製の顎紐には遠く及びませんが、 レプリカに付いてた元のパーツを極力使い 費用を抑えつつ2型のあご紐を官品のように再現するのは 中々楽しいもんですゾ~!!