現在値 875円/100株 PER13.0 PBR0.79 2月配当優待8月配当優待
ファッションビル経営の先駆的存在でデベロッパー事業主力。
配当金は年2回2月8月に9円ずつで、配当利回りは2.05%です。
また単元株以上の株主に対して、株主優待映画鑑賞券が年2回2枚ずつ
もらえます。劇場が指定される分通常料金から割り引いて1枚1300円
で換算した場合、配当優待利回りは約8%となります。
いつものように業績をチェックしていきます。
■2011年2月期 売上高 2,676億円、経常利益 87.5億円、EPS 53.1円
■2012年2月期 売上高 2,624億円、経常利益 89.6億円、EPS 52.5円
■2013年2月期 売上高 2,675億円、経常利益 103.2億円、EPS 54.4円
■2014年2月期 売上高 2,682億円、経常利益 120.0億円、EPS 66.8円
■2015年2月期 売上高 2,720億円、経常利益 121.0億円、EPS 67.0円 ce修正
□2014年8月中 売上高 1,311億円、経常利益 63.2億円、EPS 35.7円
2015年8月期中間期については当初の計画を上回り、消費増税の影響は
限定的なものとなりました。売上高が前年同期比で1.4%増の1,311億円
経常利益が同8.7%増の63億円となり、中間で過去最高を更新しました。
なお、通期計画の売上高を若干下へ、利益を若干上に修正しています。
特筆すべきは渋谷(108%)、福岡(110%)、札幌(106%)とインバウンドの
集客しやい都心型店舗で鋭角的な既存店売上高の伸びを示しており、
宇都宮(93%)、千葉(89%)あたりの郊外店舗の低迷を補って、全店通算
でも既存店100%オーバーを記録しています。
この様に既存店についてはインバウンド効果による好調継続に加え、
新規出店についても既出のJフロント(JFR)と共同の上野店に加え、
福岡のパルコの増床や名古屋・仙台・札幌などの主要都市でのゼロ
ゲート事業を含めた進展の展開により来年、差来年にかけて一気に
売り場面積が増える見込みとなっております。
以上、好調推移が確認出来たので投資判断はOutperformを継続します。
なお一点気掛かりなのは、当社シネマ株主優待で従来まで利用出来ていた
ユナイテッドシネマ(UC)がローソンに買収されてしまったことです。
これまでのUCは住商→アドバンテッジ(AP)が持っていたので問題なかった?
のですが、ローソンとJFRは主戦場が違えど商売敵には違いありませんので
優待の使用に制限がかかる可能性があります。
またAPは投資ファンドですので、阪急阪神東宝対抗するJFRにも買収の打診
があった可能性もありますが、値段が合わなかったのかもしれません。
阪急阪神東宝がTOHOシネマズ、イオンがイオンシネマを持ってますので、
大手小売が集客のために映画館を持つのは不自然な話ではありません。
もし値段の問題だとしたら、高値掴みを得意とするローソンがUCに100億
出すのも全くを以って自然な話です。(、と関係の無い会社の話で終わる。)
*参考記事① 2014-05-25 813円 投資判断Outperform継続
パルコの株主総会のお土産で、特製パルコアラ図書カードをゲット!
*参考記事② 2013-10-30 929円 投資判断Outperform継続
業績絶好調のパルコから、株主優待券が来たので定期レビュー。
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特定の証券・金融商品の売買の推奨ないし勧誘を目的とはしておりません。




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