今日は購入したばかりのTAMRON 11-20mm F2.8 [富士フィルム用]のレンズを持ち出して姫路城を散策してきた。
なお、せっかくなので試し撮りも兼ねて、ちょっとした比較も行う。
まずは、普通にX-T200&TAMRON 11-20mm F2.8でのスナップだ。
X-T200/TAMRON 11-20mm F2.8
超広角レンズだけあって、こういう壁を奥行き感を出して広く撮れるのは、本当にすごい、
収差は出るが、こういう場面ではほとんど気にならない。
X-T200/TAMRON 11-20mm F2.8
同じくこちらも。石垣からお城まで広く写すことができる。
X-T200/TAMRON 11-20mm F2.8
室内もこの通り。
X-T200/TAMRON 11-20mm F2.8
マクロとまではいかないが結構、花まで寄れるので、こういう撮影も可能。
ピンクの色も綺麗に再現している。
X-T200/TAMRON 11-20mm F2.8
こういう昔ながらの街並みも、超広角レンズならではで広く奥行き感を持って写すことができる。
X-T200/TAMRON 11-20mm F2.8
竹林もダイナミックだ。
X-T200/TAMRON 11-20mm F2.8
緑の色合いを見るため紅葉を近接。 すっきりした緑だ。
この通り、TAMRON 11-20mm F2.8は超広角で、広く撮影出来て、そこそこ近接も出来て、軽くてとてもよいレンズだ。
旅行やスナップだとどちらかというと、景色メインで撮影するので、この1本あれば十分事足りる。
例えば、家族のスナップ写真を撮影するときでも、広角が足りないと離れて撮影することになるが、広角だと近いまま撮影できるので、広角レンズはあったほうがよい。
ただ、たまに望遠も欲しくなる時はあるので、その場合は、XF16-80mm F4とかでも1本予備としてバックに忍ばせておけば何とかなる。今後はこのレンズがメインになるだろう。
さて、以上は普通に、X-T200&TAMRON 11-20mm F2.8でのスナップレポートだが、カメラ3台持ち出してきたので、その比較になる。
まずは画角の比較
X-T200&TAMRON 11-20mm F2.8
こちらは、TAMRONの超広角11mmで撮影したものだ。11mmだと、35mm換算では16.5mmとなる。
X-T30 / XF16-80mm F4
こちらは、標準レンズXF16-80mm F4の16mmで撮影したものだ。16mmは35mm換算では22.5mmとなる。
焦点距離5mmの違いではあるが、この広さの違いは大きい。例えば観光地などに行ってこういう和室を見学して撮影するときは、広く撮影できるので、やはり超広角があると便利だ。
ちなみに、どちらのレンズも倍率収差はあって、天井部分を見るとよくわかるが、どちらも歪みが出ている。
そして、これは同時に、ベイヤーセンサのX-T200とX-TranceのX-T30との比較にもなる。好みの話もあるが、私はX-T200のほうが好きだ。ただ、X-T30も決して悪くはない。
さらにX-T30&TAMRON 11-20mm F2.8を追加
X-T30にTAMRON 11-20mm F2.8を装着してあげると、こうなる。
X-T200のほうがクリアさはあるように思えるが、X-T30も味のある描写ではある。
PENTAXも交えた比較
X-T20 / TAMRON 11-20mm F2.8
X-T30/XF16-80mm F4
X-T30/ TAMRON 11-20mm F2.8
PENTAX KP / HD DA24-40mm F2.8-4.5 Limited
この4種も、割と差が出たかなと思う。
X-T30は深みがあって味、コクはある。それはメーカーの異なるレンズを付け替えてもほとんど変わらない。それはセンサーがX-Tranceだから。
だからベイヤーセンサーのX-T20 とPENTAX KPのほうが割とクリア系だ。
で、私的には、X-T30よりはやはり、X-T200やPENTAX KPの写りのほうが好み。で、X-T200とPENTAX KPだったらどっち?となると、やはりPENTAX KPだ。
でも、実際には、PENTAXには写りはお気に入りだけども、1本で軽く広く活用できそうなレンズがない。
X-T200の写りもいいんだけど、エントリー機扱いのために、AFがイマイチ。
もう、本当に、カメラって1台で自分の思い通りにはいかないもんだな、と思う。
ただ、X-T200は、もう少し彩度を控えめにしれやればPENTAXに近い描写になるような気もするので、今はもうこれ以上高いカメラも買えないのでしばらくはこれらを活用しながらやっていくしかない、と考えている。