mtkeTHのいろいろなお話 -5ページ目

「My first impression ~最初の印象~ Part5」

大学生活2日目、僕は昨日のこともあって初日よりもさらに意気揚々と学校へ出発した。
教室に着くと、すでにA子は席についていた。

僕:「おはよう!」

A子:「あっ!おはよう!」

僕は『女心は秋の空』という言葉にもあるように、昨日仲良くても今日は違う対応なんじゃないかと内心ドキドキしていた。しかし、彼女は今日も朝からとびっきりの笑顔で挨拶をしてくれた。

僕:「今日はなんの授業があるの?」

A子:「今日は●●と■■と…」

僕:「あれ、もしかして教職取ってるの?」

A子:「そうよ。もしかして一緒???」

そう、僕も実は教職課程を受講していたので彼女とはほとんどの授業が一緒だということがわかった。
僕は心の中でガッツポーズをした。

僕:「じゃあ、ほとんど授業一緒じゃね~。わからんことがあったら教えてね。」

A子:「私のほうがわからんかもしれんからお互いに協力しようね。」

『よし、これでずっと彼女と話す権利をゲットした!』っと僕は今にも飛び出しそうなくらいの喜びを抑えていた。自分では冷静なふりをしていたがもしかしたら周りからみると顔がにやけていたかもしれないが…


授業が終わってまた2人で雑談をしていた。
ふと、彼女が岡山の出身だということを思い出した。

僕:「岡山出身じゃったよね?この辺で遊ぶところとかまったくわからんのじゃないの?」

A子:「そうなんよ。なんか遊ぶところある?」

僕は高校で整備士の資格を取るための授業を受けていて、高校卒業と同時に車の免許を取っていたので、他の学生とは違って『車でドライブ』という必殺(?)の口説き文句を持っていた。
「ここで使うしかない!」僕は決断した。

僕:「そうじゃね~。もしよかったら今度の休み、ドライブでも行く?車の免許持ってるからいろいろ地元案内するよ?」

『いきなり2人でドライブはハードルが高いかも…』なんてことを思いながら僕は切り出した。

A子:「えっ!ほんと~♪うれし~♪全然この辺がわからなかったから~。楽しみにしてるね!」


まさかのOKに僕は逆にきょとんとしてしまった。


続く

「My first impression ~最初の印象~ Part 4」

僕自身も驚いていた。移動の間も話は尽きることなく続き、お互いに笑顔のまま教室に着いた。

教室に入って、僕たちはお互い隣に座って授業を受けた。その姿は他の女子からは驚きの光景だったのだろう。授業が終わると彼女と同じ様に寮に入っているという子(B子)が話しかけて来た。
※最初の彼女はA子と表記

B子「ねえねえ、A子ちゃん、知り合いなの!?」

B子はなんでこんな男と仲良くやってんの?っと言わんばかりの表情で僕のほうをチラチラ見ながらA子に話しかけた。

A子「いや、さっき『同じクラスじゃね』って話しかけられたから…」

僕「そうなんよ。さっき一人でいたから声かけてみて…自分はこっちの人?」

B子「いや、下松なんよ~。私も寮に入っていてA子ちゃんとは同じ寮だったから…」

その後も3人でいろんな話をした。

僕は勇気を持ってA子に話しかけたことがきっかけとなってB子とも仲良くなることができた。

こうして大学生活1日目は終わり、僕は家路に着いた。

家に帰った僕は自分の心の中にあるA子の『笑顔』が忘れられず、一人ニヤニヤしながら過ごした。


続く


iPhoneからの投稿

「My first impression ~最初の印象~ Part3」

僕:「やあ、さっき授業一緒だったね」

彼女はこちらを振り向き、「何!?」といったいぶかしげな表情で僕を見た。僕はその表情にも負けずに話し続けた。

僕:「高校は地元だったの?」

彼女:「いいや、岡山から来たんよ。」

僕:「そうなんじゃ~。俺は地元なんじゃけど、男子が少なくて居場所がなくてね。クラスも女子が多いし…」

彼女:「私もまだみんなと仲良くなれてないからなんだか微妙な雰囲気だったよ。」

彼女は黒髪のロングヘアー、目がくっきりとしたすごくきれいな子だった。さっきの授業の時にも20数名いる女子の中でも飛びぬけてかわいい子で「えらいかわいい子がいるなぁ」と僕は思っていた。

話をしていくと、どうやら彼女もクラスの雰囲気にまだ溶け込めてなく授業の空き時間を持て余しているとのことだった。たどたどしくはあるが僕たちは会話を続けた。


岡山から来たのでひとり暮らしをしたかったんだが、親が許してくれなくて寮に住んでいるとか、寮は3~4人くらいの部屋でここもやっぱりまだ落ち着かないとか…

僕が「男子校だったので女子と話すのが緊張する」と言うと、

「何言よるん!私にいきなり話しかけてきたじゃん。緊張するんなら話しかけれんじゃろ~。」

と笑いながら返してきた。


その時の彼女の笑顔は僕がこれまでの人生で見たこともないようなとびっきりの笑顔だった。特に高校3年間、女子と接してこなかった僕にとってはまさに「胸キュン」ものの笑顔で動揺を隠すのに必死だった。

そうして休み時間が終わりをつげ、次の授業の時間となった。なんと彼女も同じ授業を受けるとのことだったので二人で次の教室へ移動することにした。


続く