じなんぼうの伝言 -31ページ目






◎祇王寺http://www.giouji.or.jp/
大覚寺、念仏寺と来て、祇王寺。嵯峨めぐりのコースだ。
祇王寺は大覚寺に属する尼寺ということだ。じつは大覚寺を拝観するときに祇王寺もセットなら割引になっているのだ。大覚寺が500円、祇王寺単独では300円のところセットなら600円なのだ。
ワシは行くつもりだったので当然セットメニューにした。逆はどうなんだろう、祇王寺から行った場合はセットにならないのか。わからん。でもこれはアイデアだね。さすがだよ大覚寺。
しかし、祇王寺。これはいわゆる寺じゃないよ。白拍子の祇王が母親と隠棲したといういわれを知ればわかるが、その生活を守るために寺ということにしたのだろう。いかにも住居然としている。
大覚寺は現在に至っても保護しているが、そこに歴史が生きている。
この陋屋とも言える家の前に立って、息がつまるような感じがした。あの大覚寺を見たあとだからね。ただ、この建物自体は明治になって寄付をうけたものだという。
もともとの建物は荒廃というから、それさえもわびたもので現在と似たような建物だったんだろう。当時としては住む家があれば良い方ではあったろうが、近親者が見たら泣いたかもしれない。
室内にともされた白色電球1個が妙に効果を出していて、なんだか当時から祇王が使っていたような錯覚をさせた。うますぎるぞ。
それにしてもこんなところで母娘二人でひっそりと暮らしたなんてさぞかしココロ細かったことだろう。畑の写真は二人がかつて眺めたであろう景色だ。








◎化野念仏寺http://www.nenbutsuji.jp/
化野念仏寺。これもわかりにくかった。近くに行って道が細くなってきたので早々にバイクを停めたが、やや早すぎた。奥のほうに置き場があった。
ここは女性客目当てのようなみやげ物屋が並んでいる。京都というと出てくる名所だからね。カップルがちらほら、大覚寺に比べてワカモノが多い。オシャレな旅ってことで紹介されているようだからね。
寺の来歴を見ればオシャレで来るところじゃないと思うけど。この念仏寺の由来は無縁仏の葬送地であったというのだからね。それに町のにぎわいからはずれた場所というのもわかろうというもの。
拝観料500円。受付(?)が小屋のようなのがおかしい。申し訳なさそうにひっそりとやってるって感じ。自信もって・・・やるほどじゃないか。
集められた石仏石塔8000体の風景は賽の河原と呼ばれ、この寺を有名にしているが、これが弔われた人たちの跡かと思えば息を呑む光景であろー。
それにしてもこの風景は京都を舞台にしたドラマじゃ定番だからね。なるほどここらへんから撮影したのかなんて思う。寺への入り口のあたりや石仏群などはTVで見たことのある風景がわかる。
その石仏群はなぜか石垣に四角に囲まれてた。こうなってたのか。なるほど。
そこから竹やぶの道を行ったものか、少し山を登るように行くと墓所になっていたかな、六地蔵尊がおまつりされていrた。








◎ラーメン天下一品、
◎大覚寺http://www.daikakuji.or.jp/
広隆寺を出ようという時、駐車場のオジサンに話し掛けられた。ナンバーの松戸市というのを見て驚いたみたい。次は大覚寺に行くというと地図が載ってるパンフをくれた。
昼食は広隆寺の前の「天下一品」。サービスセットがいつもより50円安い800円。ラーメンに餃子とライス付き。高いよお。
◎大覚寺。時代劇はもちろん京都を舞台のミステリードラマではロケ地の定番だ。しかし、場所がねえ。なんだか奥のほうにあるって感じ。
お寺の前の道もなんだか路地でね。意外だった。拝観料500円。知名度は高いとは思うけどここも入場者はそれほどじゃない。大覚寺に限らずやや地味なところはこんなもんだが、これくらいがいいね。
それに寺の由来は真言宗大覚寺派の総本山で嵯峨天皇の離宮とか代々の門跡寺院という名刹中の名刹であるのに、こじんまりといっちゃあ悪いが、寺内はなにかたおやかな雰囲気があってなぜか威圧的なものがない。いいよねえ。
で、門前になぜか紙と竹で作ったらしい特大のバルーンのようなものが突き立っていた。なんだったんだろーね。
大覚寺の印象はよかった。





◎広隆寺http://bell.jp/pancho/travel/taisi-siseki/temple/koryu_ji.htm
ついに最大のメダマ。広隆寺弥勒菩薩、(掲示の写真は他のサイトから借りました。本物は当然撮影禁止)半跏思惟像。国宝1号。国宝に番号が付いているとすればどういう風についているにかわからないが、百済観音も第一号らしい。同時ということだろうけど。
ランデンの沿線に広隆寺はある。駐車場があったが、車は全然入ってない。係員のおじさんがバイクは無料だというありがたいお言葉。
弥勒菩薩像が日本仏像中の最高傑作であることは、この駐車場の一件ではやくも証明されているような気がしてくる。
拝観料700円。寺内は知名度に比べてこじんまりとしていて好ましい雰囲気。これも想像される弥勒菩薩様のイメージにぴったりよ。
霊宝館にそれはある。中は映画館に入ったように薄暗い。館内中央にそれらしい像があるのがわかったが、まずは端から見ていく。
十二神将像だ。なんともそのかわいらしさがほほえましい。これも弥勒菩薩にイメージぴったり。サイトによってはこれを弥勒菩薩像と対照的な、なんていってるのを読むが、そんなことはない。
十二神将像というと新薬師寺だかのが有名だが、あちらは人の大きさくらいで怖いような感じだ。しかし、ここにある十二神将は全然違う。資料では120センチほどらしいのを見ても、あの弥勒菩薩の近くにあって威圧感はなく人なつこい印象がいい。「魔物」には負けてしまうかもしれない。
寺内の雰囲気といい、これら十二神将のかわいらしさといい、誰かが弥勒菩薩のためにまるでプロデュースしたように思えてしかたがない。
で、本命の弥勒菩薩半跏思惟像。これは実際の話、そばに行ったとき思わず息を呑んだよ。言葉を失うね。これは長々とみつめてしまった。なんだか華奢なところがね、いいね。思ったよりひとまわり小さかった。あまりにスリムだ。大事にしてねみなさん。
館内には他にも国宝の大きいホトケサマがある。ありがたやありがたや。








◎唐子ラーメンhttp://r.tabelog.com/kyoto/rstdtl/26000342/
◎二条城http://www.city.kyoto.jp/bunshi/nijojo/
この日、昨日に続いて午前中は小雨で出られず。
昼を過ぎてやっと雨がやんだので昼食の店を探しながら外出。
東大路通りをずっと上がって二条通りを渡ってすぐ左、唐子ラーメン。「唐子(からこ?)」。エンギをかつげば「カラ」とはつけにくいだろうにとよけいなお世話を考える。
関西全体かはわからないが、関西ではこの「唐(から)」という文字を看板などでよく見る(少なくとも関東に比べて)感じがするが、関東では見ないように思う。「カラ」は「空(から)」に通じるからね。
サービスランチを進められた、今日は安い日らしい。ラーメンにライスと鳥のから揚げ付きだ。問題なし。750円。
◎二条通をそのまま二条城に走る。雨で午前を無駄にしたので今日は大物一カ所がせいぜいと考えた。二条城とくれば大政奉還。思えば、城といっても城郭とか天守閣とかはないのよね。
堀川通りの東大手門が入り口で駐車場もある。バイクは300円。高いぞ!
二条城は建物が北西方向に並んでいる。教科書や名所案内に必ず出る二の丸御殿が最初に見える。優雅にして荘重。二条城を代表する風景だ。
入「城」料600円。さすがに観覧者は多い。外人もチラホラ。やはりドイツ人だ。中学生らしい団体がさわがしい。
順路は建物が直線的に並んでいるせいでどっちへ行こうかなんて迷わない。邸内の保存上、照明がないのでいちいち目をこらす。政治向きに造られている事を思えばそんなに「芸術的」なものを期待するのは無理というもの。
障壁画が狩野派などの手になるものだが、それでもサムライの館らしいたたずまいであり、建物全体からゴツゴツしたものを感じさせる。やはり「城」だからね、柱とか、建物の構造自体が「城郭」になっているので当然なのだ。
特に大手門の、鉄の鋲が一面に打ってあるのを見るとここは城なんだなと思い出させる。多少の「鉄砲玉」ははじきかえすのではなかろうか。
これだけの規模のものを作るのは政治の大物でなければ出来ない話だ。
そうそう、ワシは以前住んでいたのが、この二条城から歩いて数分のところだったのね。この近くで修学旅行生らしいのに道を訊かれたのを思い出す。


◎10/6にTVで山村美沙のミステリーを見た。機会があれば見られるだろうと思っていたが。片平なぎさに山村紅葉共演という定番であった。
でも地元の人には新鮮味はないんだろうかね。
京都から帰ってからTVで「新選組血風録」がちょうど始まったので連日見ているが、出てくる地名で大体位置関係がわかるので面白い。第一当時と地名が変わってないというのもすごいことだと思う。
上の写真、TVの横の紙切れは自作のカレンダー。2週間ともなると必要。






◎河井寛次郎記念館http://hcn.plala.or.jp/fc211/sagi/
ついに雨の日が来た。こういう日もあるだろうとは思っていた。そういうときも一日室内に居て時間を無駄にしたくなかったが、近くの徒歩でいけるところに行こうと思っていた。
それで河井寛次郎記念館だ。歩いて数分。傘をさして歩いて行った。5分ほどの距離。
入場料は900円と高め。河井自身が住んでいた家だから外観は普通の京都の住宅だ。雨だというのに何人か既に入場者がいた。内部は古い木造家屋らしいインテリア。冬は寒そう。リフォームしなくては住みたいとは思わない。邸内はスリッパを使うようになっている。
河井の作品が展示してあり、河井の座ったイスなどもある。触るなとも書いてなかったのでイスに座ってみた。巨匠の視線を、視界を再現する。ウーンなるほど。だいぶ小柄な人だったみたい。
2階もあって上がってみる。真ん中はふきぬけになっている。1階に降りるとき入れ替わりに外人数人が上って行ったが、スリッパで座敷に上がっていた。
陶芸家だから窯もあるが、今じゃこんな町なかで火は燃やせない。しかしいくら昔でも近所から文句はでなかったんだろうか。窯のススが手についた。このススは河井が「作った」ススだ。なんだかつながりができたよう。河井センセー!。
今日はこれだけ。帰りはコンビニで弁当を買って帰った。

◎11月18日。気分が変わったのでタイトル変えました。









枳殻邸は建物も面白く造ってある。池の鯉に見送られる。
昼食は枳殻邸(渉成園ね)近く、七条大橋たもとのタイ料理「キンカーオ」でランチ。エスニックっていうのかな、もともとは嫌いだが旅の恥はかき捨て・・・違うか。
店名の「キンカーオ」ってのはネットで探して今わかった。現地じゃ店名らしいものはローマ字で小さく出ていたようだがよくわからなかった。
店は小さいビルの2階。店内は一部が畳。大き目の窓から鴨川越しに東山が遠望される。店員の女性もエスニック、タイ人か、こういうのも嫌いなんだよね大体失礼なのが多いから。でもここの店員はまあまあ。
ランチ880円。これはこんなもんかな、ま、これも経験になったけど。
京都駅に入るJR線路を越えて、いや、くぐったのかな、忘れた。東寺へ。
東寺もでかいね。金堂、大師堂、いろいろ見たけど、東寺でなんといっても語りたいのは五重塔だね。
五重塔自体は特に京都にはたくさんある。だが、その存在感というか、重々しさと言うか、その圧倒的な重量感と言うのは東寺の五重塔をおいて他になかろう。
東寺の五重塔を見るまではみんな同じと思っていたが、違うのだ。その重量感はすごいね。地面にめり込むんじゃないかと思わせるくらいだよ。
だけどカメラにはうまく入らない。
五重塔を見た後、小さい溝をまたごうとして張ってあるロープが目に入らずけつまずいた。ばったり両手をついてしまった。ハズカシイイ。でも危ないところだった。こっちは障害者だからね。








◎枳殻邸(きこくてい・渉成園)①http://www.tomo-net.or.jp/guide/syoseien.html
枳殻邸は入る前から築地塀(写真1枚目)というのか、塀がすでに見事だ。そして北東の角には方位よけの鬼門部分の塀の角を大きく欠いた形(写真2枚目)にしてあって京都らしい。
受付に守衛氏がいて寄付をお願いします、と、入場料の意味であろう。入場料としてあとくされなく徴収してもいいと思うが。金額はいくら入れてもいいようだ。いくらいれたか忘れた。パンフをくれた。
順路を行ったが通路の路面には瓦様のものが埋め込まれていたりして、ずいぶん手がこんでいる。一つ一つ見ていくとなかなか先に進めない。
行く手に中高年の団体が行く。暇を持て余して(失礼)観光客は即、中高年だ。
石造りの橋もいい。邸内の建物は一つ一つが瀟洒なもので本願寺などの大規模な建物を見た後では頼りないような印象さえある。
どちらも日本のデザインの存在感だ。

