2024年11月7日(木)午後10時34分 北海道上川郡新得町/新得駅


(他)カロリーメイトロングライフ(大塚製薬)
 長期戦となるため、乗務員によって非常用の水と栄養食が配られた。食事については網走のランチで食べに食べたため、しばらくは必要がなさそう。

(他)カムイワッカ麗水500ml(ジャパンミネラル)
 水分についても釧路のリボンナポリンと、先程のコーヒー飲料がある。両者とももう少し期限に余裕があるため、温存しておこう。

 午後11時1分時点では新しい情報がない。遅延分が2時間を超えたため、通常の特急券は払い戻しとなる。その後の放送では午後11時頃、専用の作業車両が現地入りしたという。

 午後11時45分時点でも2か所で作業が続いているところ、ひとまずは占冠まで運転を再開させることとなった。


22.釧路19:00発→札幌(22:59)28:15着 特急おおぞら12号/札幌行き キハ260-1219
 午後11時51分。長く抑止していた新得から、ようやく石勝線へ向け進められることとなる…。


 日付の変わった後、トマムに停車する。本来ならば時刻表上で、ここから南千歳まで無停車となるはずであった。もっとも単線なので交換待避はあり、夜間帯となれば景色もわからない。

 気づけば案内のあった占冠を通過している。作業が完了しなければ新夕張へ進めないはずだが、終わったのだろうか?


 午前0時56分。どこかわからないところで停止しており、楓信号場との案内がされた。ここはかつて駅があり、1日1往復のみ折り返しで普通があったという。この時点では作業が続いていたらしい。

 作業は午前0時40分頃に終了したという。引き続き交換待避があるため、15分ほど停止することとなった。この先では南千歳,新札幌,札幌でタクシーの代行輸送を実施。加えて千歳に臨時停車することとなるも、千歳からの代行輸送はないらしい。

 午前1時22分。楓での交換待避中、相手となるおおぞら9号が雪などによって車両点検へ。このためさらに時間を要することとなる。加えてとかち7号もあり、さらには完全なる夜行と化したおおぞら11号もある。とかち9号は運休となった。

 午前1時25分頃に1本が反対向きに通過。続いて午前1時33分頃にもう1本が通過して、新夕張の線路が空く。午前1時36分、こちらも徐行で運転を再開することとなった。


 午前1時44分、通過扱いとなっていた新夕張で停止する。先行するとかち10号が再度倒木に見舞われ、とかち10号は点検を経て運転再開となるも沿線で再度作業の必要が生じたという。

 しばらく寝ていた後、午前2時42分時点で新夕張のまま動きはない。

 午前2時50分になって、午前2時10分頃に作業車両が現地に到着と案内がある。どうやら倒木の撤去作業は完了したらしい。

 午前2時58分、満を持しておおぞら12号も運転を再開する。南千歳まで40kmあり、定刻より5時間ほど遅れているという。

 午前3時12分、川端におおぞら11号がいた。交換待避もこれが最後となり、これより前方には旅客列車が全く走っていない。


 午前3時35分、南千歳まで来た。手配できた代行輸送のタクシーは少ないらしく、各自移動した際も領収書の持参で後日精算できることとなる。

 午前3時41分、本来は通過する千歳に停車。こちらからのタクシーは代行輸送扱いにならない。写真には収められなかったが、作業専用車両らしき姿も見られた。


 午前3時57分。沿線から見られる北広島の新球場を見て回ったのも、すっかり前々日の話になってしまった。新札幌まで10kmと、着実に近づいている。


 午前4時2分。ようやく新札幌まで来れば、発車案内はこの1本のみが22時台。6時台が共存しており、異質なことがわかるだろう。


 午前4時12分。5時間15分もの遅延をもって、札幌に帰ってきた…。


 到着後は休憩用車両とならず、そのまま回送となった。他に休憩用の車両は用意されず、改札から外へ出る他はない。


 西改札のみ、有人で扱いがある。列を成していたので、少し休んでもよかったことだろう。1年間は精算可能となるのだが、特急券でないため対象にはならないようだ。点検中の自動改札機など、貴重な様子も見られる。


 西改札から出ると、発車案内には何も表示されていない。大荷物を預け入れたのは東改札のロッカーなので、待合席で過ごすしかないだろう。むしろこのまま初電車まで待ったほうがいいのかもしれない。

(S)ジョージア北海道オリジナル250g(コカ・コーラ) 140円[自]
 とにもかくにも寒くなっており、暖房となるものを何か欲しくなる。とりあえず自動販売機はあるので、熱せられた缶コーヒーならば十分だろう。モノは前日朝のコーヒー飲料と同じ。

 新得から持たせてきた携帯端末も電池残量はない。西改札から外へ出た駅前にコンビニがあるので、少しばかり探そう。溶け残った雪は滑りやすく、足元がなかなか危なっかしい。


(A)Android用アルカリ乾電池交換式充電器(多摩電子工業) 1880円
 コンビニでは充電サービスがないようなので、とりあえず店にあった充電器を購入してみた。Type-cケーブルを同梱しているので、現在使用する携帯端末にも対応する。単3電池を交換する方式で、スイッチを押せば充電されるということだ。充電量そのものは多くなかった。


さるぼぼちゃん「なんとか札幌まで帰ってくることができました。ここからどうするか考えるところでしょうけど、まあ朝も4時過ぎてしまいましたね…。そうなればもう始発を待ったほうが早いかなって、待つことにしました。バンパイアさんたちはそろそろ…、はい。」
(超ぐるっと!北海道大周遊記 つづく)

 この続きは2025年まで取っておきましょうか。

 

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