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共明塾 × キッズアース播磨町校

1970年から兵庫県加古郡・加古川地域て信頼と実績を積み重ねてきた共明塾。
2007年からは東大卒講師を迎え、2017年からはキッズアースと提携し、小学生向けの科学実験教室を始めました。
共明塾はこれからも学ぶ楽しさを発信していきます。

以前、「【チャレンジ精神】3万年前の航海」という題名で、海部先生の本を紹介させて頂きました。

 

 

この本では、人類が「日本」に到達するまでの過程の検証にページが割かれ、

渡航手段として「丸木舟」に行きつくまでの検証の経緯は、さらりと触れられた程度で、

「丸木舟」での出航が予告されていました。

 

そして、いよいよ2月12日。

講談社さんより新刊『サピエンス日本上陸 3万年前の大航海』が発売となりました!

 

 

この新刊では、渡航手段の検証過程そのものの「ドラマ」が描かれます。

 

沖縄にある3万年前の遺跡は、どこから来た人たちが作ったのか。

その人たちは、漂着してきたのか、そこに意志はあったのか。

ここを詰めていく過程も、とても知的でスリリング。

 

台湾から与那国島を「発見」することは可能なのか。

手漕ぎで「黒潮」を越えることは可能なのか。

小型帆船での渡航はありえたのか。

 

机上での理論が積み上げられれば積み上げられるほど、具体的な「謎」が立ち現れてきます。

そして、候補として考えられる「葦舟(草束舟)」「竹筏舟」「丸木舟」のそれぞれの実証実験が始まるのです。

プロジェクトに集い、この難問に、この遥かなる海に立ち向かうのは、各分野の専門家たち。

 

果たして、当時の技術で建造は可能なのか。

出来た船で「黒潮」を越えることは可能なのか。

コンパスも地図もない時代に与那国島を目指すことは可能なのか。

 

我々が知っているのは「誰かがそれを実現した」という答えのみ。

「どうやって」この偉業は成し遂げられたのか、まさに命がけの実証航海が始まります。

 

「葦舟(草束舟)」「竹筏舟」「丸木舟」それぞれの作り方に精通した「プロ」が作り手として関わり、漕ぎ手の「プロ」が実際に漕ぎ、それぞれの一長一短、そして、漕ぎだすべき舟が絞られていきます。

 

そして、いよいよ、選ばれた船に乗った男女の漕ぎ手たちが、黒潮を乗り越え、昼夜兼行で、海からは見ることのできない島を目指す航海へと、舟を漕ぎだすのです。

 

3万年前、地図も持たない、海流も知らない、「ホモ・サピエンス」が行った挑戦は、この実験航海以上に過酷で厳しい状況下でのチャレンジだったことでしょう。

 

果たして、現代のチームは無事に与那国島にたどり着けるのか?

読む側もハラハラドキドキの航海が繰り広げられます。

 

海部先生も述べられている通り、この実験航海の成功は、これが答えである、ということを意味しているわけではありません。

 

しかし、これだけの条件・準備を行っていてもなお困難なこの事業にチャレンジしたホモ・サピエンスがいた事実があるのです。

 

この実証航海は、我々が知らなかったそのチャレンジへの謎に迫ることのできる、偉大なる挑戦だと言えるでしょう。

 

そして、この本は、その困難さを、その気高いチャレンジ精神を、追体験することが出来ます。

まさに読書の愉悦。

 

前作と合わせて、「ホモ・サピエンス」という種が行ってきた挑戦の歴史の一端を、覗いてみませんか。

 

 

関連:

3万年前の航海 徹底再現プロジェクト

 

 

 

さて、本の中でも書かれていますが、机上で理論を構築するのと、実際に物事を行うのは違います。

実際にやってみることで、見つかる困難もあれば、簡単に解決できることもあります。

 

さて、キッズアースの実験教室で行っていることは、自分の手で実験をすることで、

教科書を読むだけでは得られない「何か」を感じてもらうことです。

 

失敗があるかもしれません。

友達と違う実験結果が出るかもしれません。

 

それも含めて「実験教室」なのです。

未来の「科学者」の卵への一助となれることを願っています。

 

 

理科実験教室ベーシッククラスの授業は「光をまげる!?」。
前回の「光のすすみかた」のつづきです。
 
まっすぐすすむ光ですが、かがみにあてると、方向がかわります。
 
レーザーポインターをつかってみましょう。
 
 
かがみをふやすと、なんども方向をかえることができます。
 
かがみでかわる方向には、どうやらきまりがあるようです。
この方向のかわりかたを「反射(はんしゃ)」と言います。
 
次回は、この「反射(はんしゃ)」をつかった工作をしますよ!
 
 

 

理科実験教室スタンダードクラスの授業は「電気回路」。

わたしたちの身近にある「電気」。

電池、コード、豆電球を使って、そのしくみを調べます。

 

ベーシッククラスでは、「でんきであそぼう」ということで、

豆電球を観察したり、コードのつなぎ方を学びました。

 

 

スタンダードクラスでは、豆電球を2つに増やします。

さて、どんなつなぎ方ができるでしょうか?

 

「直列」「並列」について学びます。

2つの回路を作って、明るさを比べてみましょう。

 

次回は「スイッチ回路」について学びます。

 

 

 

理科実験教室ベーシッククラスの授業は「光のすすみかた」。
光のすすむようすをかんさつします。
 
すいそうに、せんこうのけむりをためて、光を出すと...
 
へやをくらくしてみましょう。
 
光はまっすぐすすむせいしつがあることが分かります。
さまざまなほうこうから光をあててみましょう。
 
 
レーザーポインターだと、さらに分かりやすいので、次回はレーザーポインターも使ってみましょう。
 
「光」は、1秒で約30万キロメートルという速さですすみます。
30万キロメートルは、なんと地球7周半!
月と地球は、約38万キロメートルはなれているので、1秒少しで月にとどきます。
 
すごい速さですね!
 
「光」の実験は、まだ続きます。
 
 

 

2020年2月4日は、二十四節気の一つ「立春(りっしゅん)」。
この言葉を聞くだけでも、春が近づいた感じがしますね。
 
春は名のみの風の寒さ」ではありますが、
さっそく「立春(りっしゅん)」の植物を見ていきましょう。

 

大寒(だいかん)」の頃ほころびはじめていたウメが、満開になりました。

 

 

モクレンも膨らんで、開花の近さを感じさせてくれます。

 

ジンチョウゲは変わりないなと思っていましたが、こうやって並べると、少し膨らんでいますね。

 

ハナミズキの蕾はまだかたいままですね。

 

スイセンもきれいに咲いています。

 

兵庫県で「スイセン」と言えば、淡路にある灘黒岩水仙郷

ちょうど見頃を迎えているそうですよ。

 

さて、次の二十四節気は、2月19日の「雨水(うすい)」です。

春はすぐそこ、です。

 

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