婚活小説(大阪・京都・神戸;関西)『マリッジ・コンサルタント優子の婚カツ(コンカツ)物語』 -8ページ目

〈6〉 ユリの花のような女性(大阪・京都・神戸;関西の婚活小説『2杯目のジンジャーエール』)

第5回2杯目のジンジャーエール


この小説は、大阪・京都・神戸;関西の婚活に創業18年、約5,000組の成婚実績のある結婚紹介所エムロード のサイト上で、連載している婚活 小説(大阪・京都・神戸;関西)『マリッジ・コンサルタント優子の結婚(婚活)物語』 のアメブロ版として、連載しています。


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■最初から読む    →〈1〉16時間後の成婚

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■最新のお話はこちら ↓〈6〉ユリの花のような女性



二つのお見合いのうち、亮一が先に会ったのは薬剤師の初田百合とからだった。  


百合は白い肌につぶらな目が印象的だったが、小柄で、どちらかといえば会ってみると地味な印象だった。  


化粧っけのなさが、彼女の28歳という年齢をもっと若く見せた。  


医療関係に従事する女性は、プライベートでは派手な印象をもつ人と地味な人の両極端が多い。


亮一の数年間の病院勤務経験から察するに、彼女は後者のように思えた。


「今はどちらに?」

「東灘の深江にある、小児科専門のクリニックの薬局を手伝っています。けっこう忙しくて」

「そりゃ大変だ。うちはうちで土地柄か、老人もめっきり多くなりました」  


お互いの仕事の話をしていると、なんだか同じ場所で働いているような空気感が漂った。  


亮一はずっとこのままいても嫌じゃないな、と思いながらも、ドキドキする感じはないな、とも感じていた。  


百合は亮一のことを一目惚れしていた。


この人のそばでずっと働けたら、なんにもいらない、とまで思った。


そんなことを思うのは、生まれて初めてだった。


「お休みの日は何をされているんですか」  


そう尋ねられて百合は少し困った。


特別な趣味というものはなかった。


料理を習ったり、女友達と会ったり。


そんなことが亮一の興味をひくとは思えなかった。


「私、たいした趣味もなくて... 」  


亮一は自分のことをしゃべり始めた。


「ぼくは学生時代からラグビーをやっててね。

今も先輩や後輩と同好会的にたまにやってるんです。

でも普段はテレビを見てるだけ。

百合さんとそうは変わらないかな」  


やさしい人だな、と百合は彼を見つめた。  


亮一はにっこり笑って、見つめ返した。



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※この小説は、大阪・京都・神戸;関西の婚活に創業18年、約5,000組の成婚実績のある結婚紹介所エムロード のサイト上で、連載している婚活 小説(大阪・京都・神戸;関西)『マリッジ・コンサルタント優子の結婚(婚活)物語』 のアメブロ版として、連載しています。


以下のリンクから過去のお話をお読みいただけます。

是非ともご覧下さいませ。



第1回『花火』

第2回『クリスマスイブの庭

第3回『△のきもち

第4回『あなたへのドルチェ』



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