婚活小説(大阪・京都・神戸;関西)『マリッジ・コンサルタント優子の婚カツ(コンカツ)物語』 -7ページ目

〈7〉 バラの花のような女性(大阪・京都・神戸;関西の婚活小説『2杯目のジンジャーエール』)

第5回2杯目のジンジャーエール


この小説は、大阪・京都・神戸;関西の婚活に創業18年、約5,000組の成婚実績のある結婚紹介所エムロード のサイト上で、連載している婚活 小説(大阪・京都・神戸;関西)『マリッジ・コンサルタント優子の結婚(婚活)物語』 のアメブロ版として、連載しています。


人気ブログ小説ランキングに参加しています。 小説の内容にご満足いただけましたら、応援クリックが投票となりますので、是非、クリックよろしくお願いいたします。


■最初から読む    →〈1〉16時間後の成婚

■前回のお話はこちら →〈6〉ユリの花のような女性

■最新のお話はこちら ↓〈7〉バラの花のような女性



亮一は百合のことを「可愛い人」だと感じつつも、決め手にもかけると思っていた。  


もちろん、医療に関係のある仕事だから、クリニックの経営的なことも話し合えるだろう。


金銭的なことを任せたり、職員を管理したりすることも安心な気がする。  


だけど自分は百合のことをずっと愛していけるだろうか。


目移りせずいつも一番に愛していけるだろうか。  


そんな思いを抱えたまま、もう一つのお見合いをした。  


白石里奈、29歳。モデル。  


モデルという職業のなかで29歳はかなり崖っぷちだろう。


彼女はそれを自覚していた。


「私、モデルって書いてますけど、そんなにもう仕事ないんです。

世の中不況っていうのもあるけど。

親も心配するし、思いきって全部変えちゃいたいんです」

「全部って?」

「仕事も辞めて。

主婦になって。

そこで手伝える仕事なら手伝って。

今まで『きれいでいること』にかけてきたエネルギーを全然別のことに全力投球する、と」  


全力投球、という言葉に妙に違和感があって、亮一は笑った。


「そうですか。地味な仕事でもいいんだ」

「地味とか派手とかって言われるの、なんか嫌な感じ。

高井さん、私のこと、派手だって決めつけてないですか」  


図星だったので、亮一はまた苦笑いした。


「いや、ま、確かに... 」  


地味じゃないよな、と心のなかで突っ込んで、こう言い換えた。


「職業で相手のキャラクターを決めつけてることってありますよね。

あなただって、医者っていう職業に対して決めつけてることあるでしょう」  


今度は里奈が苦笑いする番だった。


「ですね。ちょっと変わった人が多いですよね」

「ほら」  


亮一はちょっと顔を引きつらせた。それを見た里奈はくすりと笑って言った。


「私の父も、医者なんです。」



banner_02.gif


小説の内容にご満足いただけましたら、

応援クリックが投票となりますので、

是非、クリックよろしくお願いいたします。




※この小説は、大阪・京都・神戸;関西の婚活に創業18年、約5,000組の成婚実績のある結婚紹介所エムロード のサイト上で、連載している婚活 小説(大阪・京都・神戸;関西)『マリッジ・コンサルタント優子の結婚(婚活)物語』 のアメブロ版として、連載しています。


以下のリンクから過去のお話をお読みいただけます。

是非ともご覧下さいませ。



第1回『花火』

第2回『クリスマスイブの庭

第3回『△のきもち

第4回『あなたへのドルチェ』



いつもご愛読頂きましてありがとうございます。