〔4〕 優子の魔法(第1回『花火』)
第1回『花火』
この小説は、大阪・京都・神戸;関西の婚活に創業18年、約5,000組の成婚実績のある結婚紹介所エムロード
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優子はたくさんの資料のなかから、直感的に「この人」と「この人」という組み合わせを選ぶ。
データを照らし合わせるよりも「合いそう」と選ぶことのほうが成婚率が高い。
それはまるで優子の脳のなかに精巧なICチップが埋め込まれていて、
瞬時に数字ではないデータをマッチングさせているようだ。
ある意味、経験値とはそういうことなのだろう。
膨大な資料の前で、優子の手が止まった。
●大木俊也
●34歳
●国立K大卒
●M商社勤務
●年収1000万
●身長182センチ、体重72キロ
●趣味・ラグビー、音楽鑑賞、読書、釣り
そこまでは女性が引く手あまたのプロフィールである。
備考欄には、こう書いてあった。
離婚歴あり。
子ども(女の子、8歳)あり。
優子はコーヒーを飲みながらしばらく考えていた。
そしておもむろに受話器をとった。
「もしもし、大木さんのお宅ですか」
「はい。大木です」
かわいらしい女の子の声だった。
娘さんだな。
そう察した優子も思わずやさしい声になった。
「山本と申します。俊也さん... ええと、お父様はいらっしゃいますか」
「父はまだ帰って来ていません。こちらからお電話しましょうか」
しっかりしている。
男手ひとつでちゃんとしつけているんだな。
優子はそんな感慨をもった。
「そうですね。明日でけっこうですので、山本までお電話くださいとお伝えください」
「はい。わかりました」
女の子は静かに電話を切った。
翌日の午前中に、俊也は電話してきた。
「今、15分ほど話せます?」
優子が尋ねると、俊也は昼頃ならエムロードに立ち寄れるという。
約束通り、大木は13時にやって来た。
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