婚活小説(大阪・京都・神戸;関西)『マリッジ・コンサルタント優子の婚カツ(コンカツ)物語』 -17ページ目

{9}始まったもめ事(大阪・京都・神戸;関西の婚活小説『あなたへのドルチェ』)

第4回『あなたへのドルチェ』


この小説は、大阪・京都・神戸;関西の婚活に創業18年、約5,000組の成婚実績のある結婚紹介所エムロード のサイト上で、連載している婚活 小説(大阪・京都・神戸;関西)『マリッジ・コンサルタント優子の結婚(婚活)物語』 のアメブロ版として、連載しています。


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■最初から読む    →{1}条件のよすぎる女性

■前回のお話はこちら →{8}贅沢と、心の満足

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9月の祝日に、謙治と絵梨子の結納がとり行われることになった。  


その数週間前に、今度はエムロードに絵梨子がやってきた。


「優子さん、ちょっとご相談があるんです」

「ごたごたし始めてきましたか」  


優子は大げさに明るく言った。  


絵梨子は驚いてその顔をまじまじ見た。


「なんでわかるんですか」

「世の常よ」  


優子は腕を組んで、老眼鏡を鼻にずらした。  


その表情にちょっと笑いそうになりながら、絵梨子は席についた。


「うちは田舎なので、何かにつけておおげさなんです。

私、もうこんな年齢だし、結婚できるだけでもありがたいのに。

結納の金額とか、指輪のこととか、いちいち親に言われて。

披露宴だってね、

うちの父親の関係や親類の数が圧倒的に多いから、

うちが出すのが当然だと思うんですよ、私は。

それは両親もわかっているんだけど『あまりにもうちばっかり』って、

何かにつけて嫌味を言われて」  


絵梨子は悔しそうに顔をあげ、肩でハアッとため息をついた。  


その話は優子の想定内だった。


メガネをはずして机の上に置くと、落ち着いて絵梨子に話し始めた。


「絵梨子さん。謙治さんとどうしても結婚したいですよね」  


何を今さらと言う顔で、絵梨子は言った。


「もちろんです」

「じゃあ、これから私の言うようにしてもらえますか」

「どうしたらいいんですか」  


優子はにやりと笑った。


「ちょっと作戦があるの」。





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※この小説は、大阪・京都・神戸;関西の婚活に創業18年、約5,000組の成婚実績のある結婚紹介所エムロード のサイト上で、連載している婚活 小説(大阪・京都・神戸;関西)『マリッジ・コンサルタント優子の結婚(婚活)物語』 のアメブロ版として、連載しています。



☆『あなたへのドルチェ 』のバックナンバーはこちら☆



{1}条件のよすぎる女性

{2}10年好きだったひと

{3}相手までまるくするタイプ

{4}手作りのドルチェの味

{5}お客じゃないあなたへの料理

{6}結婚は家どうしのもの?

{7}イタリアへの夢

{8}贅沢と、心の満足


 

以下のリンクから過去のお話をお読みいただけます。

是非ともご覧下さいませ。





第1回『花火』

第2回『クリスマスイブの庭

第3回『△のきもち


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