コミュニケーションのキーポイント
ファシリテーションもプロジェクトマネジメントも、鍵となるポイントの一つはコミュニケーションです。コミュニケーションとは、文字通り会話です。もちろん、会話ではない文字による意思疎通もコミュニケーションです。その意思疎通で何が大事かと問われれば「意味が通じること」と多くの人が答えるでしょう。確かに、意味が通じなければコミュニケーションの目的は果たせませんよね。お互いに知らない言語でやり取りしているようなものです。でも、もし言語が通じなければ代替手段として身振り手振りを使いますよね。あるいは、絵をかいても良いかもしれません。ビジネススキルの多くはフレームワークにより「視覚化」するものが多いのは、コミュニケーションが仕事の基礎であることを物語っています。コミュニケーションにはもう一つの重要な目的があります。コミュニケーションによって「意思」だけが通じるのではなく「気持ち」も通じます。そこで共感を得られれば、仕事が早くなるだけでなく、他のアイデアを出してもらう、他のことも手伝ってもらう、他の人にも伝えてもらうといった付加的な協力が得られます。さて、コミュニケーションの重要性はわかったところで、他者とのコミュニケーションのキーポイントをお伝えしましょう。それは「頻度」です。コミュニケーションを難しく考えると「話し方」や「話す内容」を勉強しなくてはと身構えてしまいますが、回数を重視すれば良いのです。これもリーダーシップの研究で解き明かされているのですが、対人関係の親密度を上げるのは会話の時間の長さなんです。テレビでよく見る人が好感度調査で上位になるのも、職場恋愛が多いのも、これで説明がつきますね。ちなみにこの会話には「挨拶や雑談」も含まれます。新入社員研修で挨拶を徹底するのも、決して無駄ではないのです。