ヘイ・コンサルティンググループは米国に本拠を置き、「ジョブサイズ」「コンピテンシー」を世界に広める役割を果たした草分けとなる業界では著名な会社でした。

 

とはいえ、日本ではまだコンサルティング会社と言えば、マッキンゼーかボストンコンサルティンググループを知っている人がいるかいないか、というような状況でしたので、ヘイグループは知る人ぞ知る会社でした。

 

当時、青山の骨董通りにあるビルの一室へ面接に向かいました。

 

研修講師を採用する場面では、実際に20分程度得意なテーマでデモ(プレゼン)を行うことがよくあります。

 

その時は、それに加えて事前に調査用紙が送付されていて、その調査結果を見ながらの面接が行われました。

 

その調査がまさに「コンピテンシー」の分析結果だったのです。

 

コンピテンシー診断は「★情報志向性」「★分析的思考力」「概念化」「対人感受性」「★関係構築力」「▼組織感覚力」「対人影響力」「指導力」「★先見性」「達成志向性」「顧客志向性」「▼徹底性」「チームワーク力」「リーダーシップ」「育成力」「★自信」「自制力」「★柔軟性」「▼組織への献身」の19項目にわたって20~80のスコアで表記されていました。

 

私の場合★がスコアの高かったコンピテンシー、▼が低かったコンピテンシーです。

 

コンサルタントには向いていても、組織人には向いていないことが端的に表れています。

 

そこでのやり取りはあまり記憶にないのですが、面接官の一人がしきりに首を傾けて、診断結果に納得いかない風に見えたことが印象に残っています。

 

そして、その印象は、後の対応にも結びついていきます。