問題解決の入り口
管理職研修シリーズの最初のテーマが「リーダーシップ」でした。次のテーマは「問題解決」です。問題解決の入り口で大事になるのが、問題の捉え方です。よく「今の世の中は問題発見力が問われている」と言われますが、そもそも『問題』をちゃんと定義しているかどうかが最初に問われます。卑近な例を挙げれば「冬に寒い」ことを問題と言う人はいないでしょう。でも「夏に寒い」ことは問題として捉えられ、新聞でも取り上げられます。この違いがどこから来るかと言えば「冬が寒いのは当たり前」だからです。この「当たり前ではない状態」を「問題」と定義すると、とてもわかりやすくなります。そして、企業では「当たり前の状態=目標に沿った状態」を考えることができます。ですから、目標に沿って物事が進行していれば問題はなく、目標から乖離した状態が「問題」なのです。目標設定については、すでに前回の記事で書いた通りです。このように、問題を発見するためには、まず「目標」を見定めることが大切なのです。