提案書の作り方
ビジネススキルの一つに「提案書(企画書)の作成」があります。私が長年の経験で出会ったテンプレートのひとつに「BOSCAR」があります。外資系のコンサルティング会社は、よく語呂合わせを作ります。「BOSCAR」もそのような語呂合わせの一つです。BOSCARとは、以下の6つの要素で提案書を企画することです。1.背景(Background)提案しようとするに至った背景です。主に顧客側の事情を書きます。2.目的(Objectives)提案する内容によって、何を解決しようとしているのかを書きます。3.概要(Scope)提案内容そのものです。4.制約とリスク(Constraint)提案を実施する上で、こちら側の抱えている資源(体制・条件)や、実施に際してのリスクを書きます。5.前提(Assumption)顧客側が提示した前提条件です。6.成果(Report)目的が達成されることで得られる成果を定量的(もしくは定性的)に説明します。これらの要素が最低限詰まっていれば、顧客との打ち合わせで必要な情報が交換できます。また、提案書はあくまでも提案書なので、抜け漏れなく100%でなければならないものではありません。むしろ相互の情報(や意図)の隙間を埋めるための資料として、議論のたたき台となれば良いのです。提案書だけで実施が決まるわけでもなく、提案書に計画の全てが書き込まれているもので もありません。仕事を進めていく上で、相互の信頼関係を構築するための「あいさつ状」(ラブレターとも言います)と考えてみてはいかがでしょうか。