グループワークには発表がつきものです。
昔は模造紙に書いて発表が定番でした。
今ではホワイトボードの事もあれば、PowerPointスライドの事もあります。
いざ発表となると、グループの中で弁が立つ人が代表に選ばれるのが通例です。
そうなると、どうしても発表者の弁舌に惑わされて、内容まで良かったかのように錯覚しがちです。
講師としては、発表者が上手に話しているかどうかではなく、発表資料に目を向けて内容の良し悪しを見分けることが重要です。
ともすれば、発表者が内容を補う形で意見を述べることもありますが、それは発表者が気づいているだけで、グループのメンバーも同じように考えているかは不明です。
ですから、講師としては発表者の説明よりも、発表資料の過不足に注意を払います。
その上で、問題点だけを指摘するのではなく「良かった点」と「改善点」の両方を指摘します。
特に「良かった点」は、受講生が理解した事と講義で伝えたい事が一致している部分なので、フィードバックすることで講義内容の再確認ができます。
「改善点」については、理解が十分でなかったところなので、講義の補足をするつもりでフィードバックをします。
ところで、発表者(書記についても)については、発表の機会がある度にグループの他のメンバーが行う方が望ましいでしょう。
重要なのは発表の上手下手ではなく、受講者各自の理解度を知ることだからです。