自分らしく生きるために

応援担当の村上かずおです。

 

 

今でもひとりが好きです。

 

友人は多い方ではありませんが

 

友人とはとても大きな存在だと思う

 

あの時もそうだった・・・

 

 

世界観

まだ読んでいない方は、

こちらを先にご覧ください。

 

世界観『第一話 何かに怒っていた幼少期』

 

世界観『第2話 もがき苦しむ幼少期』

 

世界観『第3話 いい子を演じる』

 

小学生のころ、僕はよく一人ぼっちで

過ごすことが多かった。

 

小学校6年生に転校生がやってきたときも

 

周りの子たちは

転校生と楽しそうにしているのに、

 

僕だけは、

なぜか心の距離が遠く感じてしまって、

 

遠くから眺めているだけだった。

 

今までと変わらず

ひとりぼっちで学校生活を送っていた。

 

ある日の放課後、

転校生が僕に声をかけてくれた。

 

 「一緒に遊ばない」と言われ、

 

不安と興奮がふり混ざりながらも、

彼と一緒に遊びに行った。

 

 

彼と一緒に遊ぶ時間は、僕にとって

とても楽しいものだったし

 

うれしくて!たまらなかった。

 

 

でもいつも僕の頭をよぎるのが 

 

いい子を演じ、自分を隠すこと

 

でも、彼の前では素の自分だった

それも、彼は受け入れてくれた。

 

そんな僕に優しく接してくれ

祖母の時と同じように愛を感じた。

 

 

彼がいることで、

僕は学校でも明るくなれた。

 

彼がいることで、

僕は少しずつ自分も変わっていった。

 

何もかもやる気のない僕だったが

勉強することも楽しくなっていった。

 

 

彼がいたことで、少しずつ自信もつき

学校での自分が少しずつ

変わっていったように思えた。

 

彼がいなければ、

僕の学校生活はもっと孤独だったと思う。

 

 

まわりに馴染めずに苦しんでいた。

 

でも、ある日、声をかけられ

不安だったが、勇気を出し

一歩踏み出したことで。

 

もう僕は、いい子を演じなくても

自分を隠すこともしなくてもいいんだ。

 

偽りのない自分のままで!

 

やっと気持ちが楽になった。

 

そう思えるようになると

人にも優しくできる。

 

クラスにも多くの友達ができ、

自分自身も成長することができた。

 

偽りのない自分のままでいると

不安もなくなり

少しずつ自信がついてくる。

 

 

今でも、時々昔のことを思い出しては、

自分自身に

「偽りのない自分のままで」と励ましている。

 

ここまでお読みいただき

ありがとうございます。

 

~つづく~
次回:世界観『第5話 ひとりよがりだった自分』