MovingPlanet(惑星ブログ)~時をかける物語旅行~ -11ページ目

MovingPlanet(惑星ブログ)~時をかける物語旅行~

本、漫画、映画、音楽などの感想。
心が動いたポイント、物語の時と場所、作品同士のつながりを記録。

その③(どんだけ書きたいねん!!)


実は今日勤務終了後のメインの目的は

鉄コン筋クリートを見ることだった。


そして、そういえばエッシャー展行ってないわ!と

思いだし、期間もせまってたよな、と

行ってみたら、

その内容に圧倒され、映画はもう二の次になってしまった。


それぐらい、いいです。もちろん鉄コンはまた見るが。


で、あまりに気に入ったので、

会場の出口にあるグッズ売り場で

エッシャーの作品を解説した本を購入。


ブルーノ・エルンスト, 坂根 厳夫
エッシャーの宇宙




3000円也。普段の自分ならありえない買い物だ。




詳細な説明と、作品の絵がはいっており、

かなり面白そう。


エッシャーは幾何学等数学や宇宙のしくみに興味があり

それを木版画(これが版画ってことすら知らんかった)に

で表現している。


なので、そういった解説もあるこの本は必須だ。


で、出口でたところのアート関連の本屋で

またエッシャーの本があったので買った。(カモかも?)

野地 秩嘉
エッシャーに魅せられた男たち 一枚の絵が人生を変えた

こっちもおもしろそう。


なぜならタイトルの通り、エッシャーで人生が変わった(はまった)男たちの

ノンフィクションなのだが、

一人は少年マガジンの表紙にエッシャーを使い、

毎号特集で一つずつ絵を紹介したそうだ。


生まれた頃の話なので知らなかったが、

今40代の人は少年時代の記憶として

知ってたりするんじゃないだろうか?


展覧会にも歴代のマガジンがかざってあって圧巻だった。



(・・・やばい。かつてないほど書きまくっている。はまりすぎか??)

ついに、エッシャー展 に行ってきた。

第二回は実際の中の様子。

入り口でDS Liteを借りて回った。


これも結構よくできていて、解説聞きながら

タッチペンでDSの中に見える作品を拡大できたりする。



t

音声ガイドをヘッドホンで聞きながら

絵を見るわけだが、かなりいい感じ。


解説つきだと、理解とか共感具合も倍増だ。


しかしほんとスゴイ。ヤバイ。

これが木版画!???どんな神経なんだ。


そして、その不思議な世界。大好きだ。



この音声ガイドでわかったことは

もともとは普通に風景版画をつくったりもしていたということ。


イタリアの風景の版画がきれいだ。そこにもエッシャーらしさはあるが。



一つ、すごく印象に残った作品は、

バッハの音楽を音を図形化したもの。


一定のルールのもとに音階をうずまきにして、

その音階をメロディがどう動いたかぱらぱら漫画的にみれるというもの。


とんでもないです。まじはんぱない。(渋谷風)


その③に続く。




本当に行ってよかった。
伝えたいことは山ほどあるが、それが結論だ。

写真のように出たころには1時間待ちだったが

これがいかにすごい列か、あとで帰ったら写真を追加するが、

とんでもない。

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帰ってきたので写真追加。




こんな感じ(笑)




しかしこれは序の口というか

下に行くとどうなっているかというと、、、











こうなっていて・・・




そして、上の写真はこの下の写真の左側で・・・





右側は・・・




こんな感じになっていて、

この写真内でも二重におりかえししてて

ようやくチケット売り場がある。


ほんと、すごい混み具合。

-----------------------------------(加筆終了)


前売券でいくべきだったがもう販売は終了しているみたいだ。


(情報追記)

他の方のブログで知ったが、ロッピーで当日券が手に入るよう。

それをもっていけば混むことはない。その手があったか~。。



明日土曜で終了なので明日はさらにこむだろう。


だが、これはそれでも行く価値がある

こんなに面白かった展覧会は生まれて初めてだ。

とりいそぎ興奮さめやらぬが以上です。

日清食品創業者でインスタントラーメンの神様逝去
 日清食品創業者で、即席麺を開発した人物として知られる安藤百福氏が5日、急性心筋梗塞でなくなった.......... ≪続きを読む≫


このニュースを知った今日、

僕はたまたまカップヌードルみそをはじめて食べたところだった。





本当に30歳の今までカップヌードル(ノーマル、カレー、シーフード)に

お世話になりました。


ちなみにみそは普通においしかった。


これは!!という驚きの味噌味というよりも

カップヌードル的みそという感じで自然に違和感なく

食べられる味という感じ。



しかし、カップヌードルといい、UFOといい

日清を創業されて、

この方が世の中に与えた影響・貢献は計りしれない。


心からご冥福をお祈りします。


そしてこれからもみそも含めお世話になります。



昨日ドラマハケンの品格 をたまたま見た。


篠原涼子主演で

それ以外に加藤愛、小泉孝太郎、大泉洋がでている。


実は僕の嫁も銀行出身で今ハケンなので

この篠原涼子演じる主人公春子と同じで、

嫁と見ていてすごく盛り上がった。


世の中が派遣や契約の人が増えてきたことを背景に

そういった人をターゲットに視聴率がみこめるっていう

ことなんだろう。


CMもテンプスタッフとか派遣系の企業で

ドラマの内容にも派遣の方から見て

「そうそう!!」っていう共感ポイントが

結構盛り込まれている。


ちなみにドラマ内で、派遣の面接は法律で禁止されていて

面談という形で顔あわせしていると役者が説明していたが

今日の日経に派遣法の改正で、面接がOKになったことが

のっていた。


なんてタイムリー!と思ったが、

事前にこのことを把握してドラマにしていたのかな??


内容はリアリティもありながら、

最後はそれはないやろ!という荒唐無稽な話ではあったが

会社員の夫と派遣の嫁で見ているとなかなか面白い

コンテンツではあった。


エス&エフ(だっけ?)って何の会社なんだろう?

コメ加工食品の市場調査やってたので

食品メーカーっていことかS&Pもじりか。


篠原涼子、ここまで役者としてやるとはダウンタウンのドラマ

出てたときは考えなかったなー。


・・・というわけで

嫁と継続視聴することに決まりました(笑)




セブンイレブンで、もちもちの木 のインスタントラーメンが発売されていた。


パッケージを見るともちもちの木 埼玉・白岡とあり、

埼玉が本店のようだ。


新宿の店に行ったことがあったので

どんな感じか購入して食べてみた。


印象として、

実際のもちもちの木よりもあっさりした感じではあったが味のほうはあのテイストがうまく出ていてうまかった。


店のほうは、味噌ラーメンで有名な「すみれ」「純連」の手法(表面がラードで覆い味と熱を閉じ込めている手法)に似てすごく熱く冷めない。

そして、インスタントよりももっと濃くパンチのあるスープだった。


また久しぶりに店にも行きたくなってきた!


梅田 望夫, 平野 啓一郎
ウェブ人間論
「ウェブ進化論」で有名な梅田望夫さんが
芥川賞受賞作家の平野啓一郎さんと対談した本。

インターネットによって人間社会がどう変わっていくかを

いろんな視点、多岐にわたるテーマについて

それぞれの考えを論じられている。


各テーマごとに共感すること、反論を思うことなどがあり、

二人の考えによって自分の考えが深まったり、

新たに問題意識をもったり、有意義な本だった。


共感した部分として一例。


(以下本から抜粋)


P67

「自分がやっていること、面白いと思っていることの

専門性とか固有性を

リアル世界で制約された環境では

誰もわかってくれないし話す相手もない。

でもそれがネットに乗った瞬間変わる。・・・・

 ブログにも同様のことがあると思っています。・・・

反応によって精神的な満足感は得られますね。・・

リアルの仲間もネットの仲間も

あまり区別ない感じが最近出てきた。」



非常にわかる話だ。


別のページで、

「リアル(現実社会)の充実して満足している人ほど

ネットに価値を感じることがすくない」

というような意見もあったが

これもまさにそうだと思う。


充実しているかどうかは別にしても、

リアル社会での結びつき以外の

ネットでのコミュニケーションに

まだ抵抗がありそれを利用していない人はまだまだいる。


リアルとネットの価値比重の問題で

個人の考え方ではあるが、

もしある人間がリアルでもがいている場合

ネットを活用しないことは

今の世の中で大きな可能性をを

自ら閉ざしていることになるだろう。


僕自身もブログをはじめてネットの威力を

体感でわかったところがあるが

まだまだネット比重は高める余地がある。

行き過ぎはリアルで生きている以上

危ないが(笑)


・・・などなど色々考えさせられた。


対談の相手の平野さんの小説は読んだことがなかったが

この本で、そちらも読みたくなった。


平野 啓一郎
葬送〈第1部(上)〉
平野 啓一郎
顔のない裸体たち












司馬 遼太郎の新史太閤記を読んだ。

豊臣秀吉の幼少期から天下取りまでを


司馬さんの視点で描いている。


読んだきっかけはどこかベンチャーの社長が読んで影響を受けた本にあげていたため。



正直、秀吉のストーリーは戦国時代でも一番メジャーなぐらいでよく知っているつもりだったので


そういうきっかけがなければ読む気はなかったかもしれない。



だが読んでみると、司馬さんの文体で


秀吉像がありありと現出し、知っているはずのストーリーも


実は細部はまったく知らなかったことに気づかされた。


例えば、信長を暗殺した明智光秀を秀吉がやぶったあと、信長の子供もまだ生きている


織田軍団の中でいかにして天下人になっていったかなど読まなければ知らなかったと思う。



秀吉の人のつかいかた、味方への褒賞、敵将への態度などは


現在のビジネスの世界でも大いに参考になる。


一読の価値アリ。


司馬 遼太郎
新史 太閤記



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本日神奈川のわが家に帰る
実家のクロにもしばらくあえないのでとっておく尻尾でたっているような一枚がとれた
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ラーメン横綱で昼飯
1年ちょいぶり
京都とんこつ醤油で濃厚でうまい
ねぎが無料で入れ放題なのがいい
去年11月に千葉松戸にできたらしいが関東にはほかにあるのかな?

こってりといえば天下一品も好きだ