ギョサン、長期仕様(使用)、省エネ研究(+三畳間リノベネタ)[2024年度版] | 望創家、蜃気楼が如く

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夢の引きこもり生活を目指し日々修行中

ひとの数だけ例外あり

「やりたくないことをやっている暇はない」


 

『年季の入った10年モノ以上のギョサン…』

 

(※今日はこれからの夏の必需品の[ギョサン]の話だよ)

(※本日の[おまけコーナー]はリフォームネタだよ)

 


世界の

 

「夏といったらサンダルだろ!お洒落もクソもあるかい!脱いでも暑い夏なのに、わざわざ靴なんて履いてられるか、全く…」

 

と呟く先輩は山仕事中なのに黒ックス系のサンダルで作業し、そのままで街中に買い物にも行けるとニンマリしてる姿に「せめて重機仕事以外は安全靴を履いて」と思ったことのある皆さん、こんばにちは。望創家ノリです。

 

本日の大分県山間部は曇りときどき雨。いっときの暑さが和らぎblog更新日和であり、庭の草刈りも捗るイイ季節であります。

 

皆さんの地域は如何でしょうか。

 


 

『その当時の間に合わせもあり針金で補修を』 

 

(※意外にも[痛くない]のがビックリでした。この状態で何時間も歩いたりもしていましたが…この度引退させる決断に至りました)

 

さてはて、皆さん、毎年感じるのですが…

 

「4月から夏までの間の方が、夏本番時期より暑く感じませんか」

 

多分、朝晩の寒暖差があるせいで感じ方もより敏感というか、更に衣服もそのせいで夏場よりも厚着のときもあり、その両者のせいでより暑く感じるのかもしれません。

 

そうです、つまりは…


「ギョサンの季節到来です!」

 

望創家はギョサン歴…15年は超えたでしょうか。なかなかにプロってきましたよ。

 

(※何がプロ…ただ履いてるだけです!テヘ)

 


 

『鼻緒側面部分も亀裂が』

 

(※補修で使った蝋引き紐も切れてハマシタンがブラブラ)

(※ハマシタン:沖縄などで海岸沿いに生えてるミズガンピという木です。流木は取ってもいいですが、生木(立木)は取ったらダメです。神木でもあるので。脆いですが、非常に堅いです)

 

今や[夏=ギョサン]まで、その地位を確立させてきましたが…(ぇ?)

 

「折角愛着が出てきたのに…切れた…」

 

とある一定の期間履き続けると、その役目を終えるかのように…

 

「坪(つぼ)に亀裂…」

 

(※坪:2本?の鼻緒の付け根の部分というのでしょうか…)

 

コレを放置すると…

 

「切れたーーー!!」

 

となります。

 

そして[補修]して使い続けると…

 

「鼻緒の付け根が更に切れたー!」

 

(※この場合は[側面部分]の2本の鼻緒の付け根部分です。それか坪根本です)

 

となるわけです。

 


 

『この他にもまだまだ用途別にギョサンがあります』

 

(※中央の赤が現役引退を。左上の赤のギョサンが今の主力だったのですが切れたので一番右が今の作業用のギョサンに。望創家スタイルは赤のギョサンなので、今回補修することに)


どうしてギョサンは「長く履き続けたい」と思うのか。

 

新しく購入しても、1,000円前後です。

 

答えは簡単です。

 

「ギョサンは履き続けることによって自分の足に馴染み、履きやすくなり、もっともっと履き続けたくなる」

 

そんな代物(しろもの)が、ギョサンというものなんです。


履き慣れたギョサンが履けなくなり、新しいギョサンを履けば、直ぐに感じます。

 

「え…履きにくい」

 

そして愛着のある[マイ・ギョサン]に戻るのです。

 

ギョサンは(その他の靴などもそうですが)履き続けると、履くそのひとの歩き方で踵がイイ感じで擦れて…イイ感じの[高さ]になり、とにかく履けば履くほど歩きやすくなっていくのであります。



今から10年以上前にギョサン記事を書き、少々手を加えた版も書きました。

 

そこに沢山のこと、書いてありますので、もし宜しかったら一読してみてください。

 

なぜなら… ギョサンは[履く人を選ぶ]ので、その理由というか、ギョサンを履くための注意点などが書かれているので、是非読んでみてください。


 

『こうやって切れる前に補修してください』

 

(※切れる前の補修が一番長持ちさせる秘訣です)

 

そう、その愛着のある[マイ・ギョサン]を…

 

「如何に長く愛用するか」

 

省エネ研究、しました。

 

 

まず、望創家活動のように[しゃがみ仕事]が多い大工動作はギョサンの鼻緒に負荷がかかり、切れやすいです。なので長持ちさせたいひとは[お気に入り]のギョサンでの作業はオススメしません。

 

それでも普通に使っていても[経年劣化]はします。 

 

そのときです。

 

「切れ目が見える」

 

とそのギョサンの切れ目(割れ目)を早期に発見することが大切なことです。

 

その段階で[補修]すると長持ちします。

 

補修時は、ステンレスの針金やステップルで補強兼補修するのが一番手っ取り早く丈夫です、が、[見栄え]を気にするなら、[飾り]を付けてみてください。

 

(※新品時から[飾り]をつけないのは、飾りを固定するために開けられた穴から切れ目ができやすい(かも)なので、望創家は[補修時]から飾りをつけるようにしてます)

 

望創家の補修用具は、

 

・ステンレス針金(直径1-2mm)

・ステップル(U字の配電線固定釘)

・蝋引き紐(蝋を染み込ませた紐)

・飾り(望創家はハマシタンの流木)

 

補修工具は、

 

・ハサミ

・ペンチ

・ニッパー

・ヤスリ

 

このぐらい用意しておけば大丈夫です。

 


 

『ハマシタンは何年経とうと、立派です』

 

(※ハマシタンは再利用します。蝋引き紐を通すために2mmぐらいの穴を開けてあります。飾りは貝殻でも可愛いですね)

 

それでは画像を交えて補修説明していきましょう!

 


 

『なるべく幅が広いタイプがいいです』

 

(※幅が狭いと補修箇所が切れやすいです。これ以上に幅があるやつが欲しかったかも)

 


『ブスっと簡単に刺せます』

 

(※この状態でステップルを刺すのが不安定な方は、ギョサンをひっくり返して床に向かって刺してください)

 


 

『尖った先端をニッパーで切り落とし』

 

(※気になる方は更に紙ヤスリでも鉄工用の平ヤスリでもいいので切った角をヤスってください)

 


 

『プライヤーかペンチで挟みこんで曲げてください』

 

(※ステップルの先が長すぎると曲げるとき大変ですので、適当に短くニッパーで切ってください。あとは尖って危ないので切った方がいいです)

 


 

『同じ要領で』

 

(※完全に切れてる場合は2つで補強を)

 


 

『長いままのステップルもやってみました』

 

(※[曲げにくい]は[危ない]はで、ニッパーで最後に切りました)

 


 

『[飾り]をつけるためにドリルで穴を』

 

(※3.2-3.5mmぐらいの木工でも鉄工用ドリルでもいいので、手でグリグリ回して穴を開けました)

 



『蝋引きの紐でハマシタンを結び固定』

 

(※紐が穴に通りにくい場合はドリルで押し込んで通してください)

 



『右側は割れ目程度だったので[飾り]だけで補強』

 

(※蝋引き紐は丈夫です。留めも結んでから溶かせばいいので楽です)

 


 

『完成!』

 

(※今夏も足下からお洒落?だね)

 

安心安全丈夫に補修するのであれば、大きなステープル(大きなホッチキス)で「ガチャン」とやれれば一番いいかもしれません。

 

それかタッカーで[飾り]とともに裏側から「ガチャン」と留めても、イイ補強になると思います。

 

(※表側に木製か何か柔らかい素材の飾りをあてておき、裏側からタッカーで留めるイメージでギョサンの補修)

 

とにかく今では様々なオリジナリティ溢れるギョサンが出ております…が、望創家はノーマルなメンズの[3Lの赤]と決めております。

 

2Lでしたら大手のチェーン店の[東京靴流通センター]さんで売っているのを見ました。良心的な価格でした。

 

ノーマルな望創家タイプの3Lのギョサンは750-850円ぐらいが相場でしょうか。

 

(※サイズの3Lは27.5cmぐらいのひとならゆったりと履けます、が、2Lですと少々キツいです。キツめが好みの27.5cm付近の方は2Lでも問題ありません)

 

 

ノーマルギョサンで攻めるならこちらがオススメサイトです。

 


レディースならこちら。

 

もっとカラフルで楽しいギョサンは…

 

 


などもありますが…お金に糸目をつけない方は…

 

コチラ

 

や…あ…もう一店舗は臨時休業みたいです。

 

とにかくひとと違うものを求める方は[ぎょさんネット]さんに行ってみてください。

 

望創家スタイルは[赤いハマシタン]ですので、これでオリジナル感を出します!

 

如何でしたでしょうか。

 

安心の日本製であり、これから水場に行くことが増える方や、お家のお庭用や勝手口やお風呂場用に使う方にもいいです。洗車時にもいいですよ。

 

とにかく万能な可愛いギョサン、普段の日常生活に如何でしょうか。

 

これでアナタの[マイ・ギョサン]も更に長持ちだね!

 

それではまた次回お会いしましょう。

 

夏といったら…

 

「ギョサンとタイパンで決まりだね!」

 

Ciao!

 


 
『ガラの悪いオヤジとタイパンとギョサン』
 
(※コロナ禍中では更に近寄りたくないひとでした、望創家。マスクが取れても…余計強面系なのか、悪い虫が寄り付かず元気に大きくなってます)

 


 

『白のニット帽(左奥一番後ろ)にギョサン&タイパンの望創家』

 

(※足下見えないですよね!)

(※Youtubeで[オリオンビール、CM、ニューヨーク]で検索してね!県人会Bです。敢えてリンクは貼りません)

 

追記:

 

旧お風呂場の三畳間、リフォーム頑張ってます。



『今リフォームしている旧お風呂場施工前』

 

(※前の住人の方のものが大量にありました)

 

 

『とにかくはつりまくって出てくる地中の岩を外に運び出して…』


つくづく思うのですが、

 

「リフォームは大変」

 

ボコボコの壁の上にうまく新たな壁を築きあげたり、水平を出すのも…特に昔の家だと…

 

そして、結局は…手作り感満載で素敵にできるのであります(自虐

 

 

『壊れたカマドや壁を…』

 

(※いつか新しいカマドを土間に設けます)

 


 

『ガシガシ壊して…』

 

 

『壊して壊して、運び出して運び出して…』

 

解体屋さんに頼んだら、多分2日ぐらいで片付けてくれるのかもしれません。 

 

2人で2日でしたら人件費だけで5-6万円でしょうか。ガラの処分代合わせて…10-15万ってところでしょうか。 

 

最低10万円はかかる仕事と思い、はつったら片付けで解体。

 


 

『チゼルからランマに変えて転圧』

 


 

『材がないから根太根太戦法で強度出し』

 

(※湿気が上がらない場所なので砂利のままいってます)


 

『経費節約で厚さ30mmの断熱材』

 

(※本当適当です)

 


 

『いつも合板は使わないのですが』

 

(※断熱目的ではなく強度出しで合板使いました)

 

たったの三畳間にかかる材料費…結構いってます。 

 

床材と壁材は地元の製材所に直接購入しに行き、若干割引がききましたが、断熱材とこの板材たち、木ねじなどなどで10万円ぐらいです。

 

予算は15万円ぐらいを考えてるので、これからも防寒を考え二重窓をつくったり、貰い物の建具を使ったり、スクリーンカーテンを付けたりで、やっぱり15万円はいきそうです。

 

これに人件費を入れたら…プロの方々でも30万円コースだと思い、望創家、頑張ってつくっております。

 


 

『コンクリートビスで天井に骨組み固定』


 

『断熱材を敷き詰める』

 

(※これらの繰り返しで…骨組み打ちつけては断熱材を入れ込み…壁も同じように…)

 

 

『ここまできました』

 

まだまだ手前の壁づくりやら床張り、窓側の壁、二重窓、窓の外のヒサシなど…材料探しをしながら、このリフォームというパズルをゆるりとこなしていきたいと思います。

 

スライド式丸鋸の調子がおかしく、買い替えの時期かもです。もう10年以上使っています。


痛い出費ですが…充電式に手を出そうとしています。そうしたら電源がないところでも望創家活動ができるので。

 

 

『誰か持ってる方、レビューお願いします』

 

(※ハイコーキで攻めるか、マキタか…悩む…丸鋸だけマキタできたので…)