
『STIHL製の矢(ポリアミド製)が加わりましたよ!』
(※取り敢えず…「高価!」)
(※研究途中ですが、途中経過の発表です)
世界の
「付和雷同?いやいや、しっかりと自分の意見を持てよ!流されるな!そんなんやってたら、いつか死ぬぞ!」
と叫ぶ先輩に「変わらない汚れとニオイを発してるチェンソーパンツ、洗ってください」と思ったことのある皆さん、こんばにちは。望創家ノリです。
(※一応メーカー推奨なチェンソーパンツの洗濯回数が決まってますが…毎日洗ってる望創家であります)
『500i、貸与されました』
(※自機には71cm、貸与機には63cmのガイドバーを付けようと思ってます。画像は慣らし運転で50cmが付いています)
本日の大分県山間部は曇り。気温も低く、花冷えとまではいかないにしろ、春の恒例の、雨降りと強風が続く季節となりました。
皆さんの地域は如何でしょうか。
『一般的なABS製(左)、ポリアミド製(右)』
(※左の方が角度がキツく、右の方が角度は緩やか)
さてはて、4月に林業の世界に足を踏み込んでしまったペーペー仲間の皆さん、日々生き抜いてますか。
ここ近年[春の長雨]もあり、GWまでの1ヶ月間、緩やかに[経験値稼ぎ]ができたのではないでしょうか。
自分が林業をやる前に描いていた[ギャップ]、埋めるにはいい期間(機会)だと思います。
『ライトバーの50cmですと、オモチャです』
(※とにかく軽いです。でも望創家には63cmはないと使い勝手が悪いです)
「はじめが肝心」
物事のはじまり、風邪のはじまり、人間のはじまり、何事にも[はじまり]があり、その時間はとても貴重で大切なときが流れる期間だと思っています。
そんな期間中に、疑問に思うことはないですか。
「伐倒時、いつ矢(クサビ)をさせばいいの」
『ABS製とポリアミド製を併用してます』
(※かなり矢打ちの労力が減りました。まさに役割分担的です)
林業はじめ当初、先輩には理由も聞けずに言われるがままに[打てるときに打て]と習いました。
それはそれで[正しい]と今でも思っています。
その理由を望創家なりに言語化しますと、
「受け口を伐ったあとに追い口を伐りはじめると、徐々に木は重心が追い口側(=後方)に傾く傾向に」
(※勿論[木によりけり]です)
そのときに矢打ちが遅いと、木の重さが矢に掛かりすぎて矢打ちの負担が増えたり、最悪矢が入らず、しかも追い口を伐ってるときにチェンソーのガイドバーが挟まる場合もあります。
上記の理由もある上に[受け口]をつくると更に立木が[後方]に傾きやすくなるがゆえに[受け口の目安の大きさ]が存在しています。
『矢打ちの定番なショックレスハンマーだね!』
(※やはり日本産の[樫の柄]がイイと思います。折れたことはありません)
「隙あらば打て」
な矢打ち作業なのであります。
しかし矢打ちが早すぎるとチェンソーで矢を削ったり、矢がチェンソーの刃に干渉しすぎて刃が回転しなかったりとなるわけであります。
『角度の違い、分かりますか』
(※左から…矢(小)、STIHL(小)/STIHL(中)、矢(中)/STIHL(大)、矢(大))
(※角度や大きさ的に左から並べてみました)
そんな伐倒に欠かせない矢。
最近、[矢の消耗をなるべく防ぐ]意味でも力技のような矢打ちを控えようと、矢の補強をしたり、違う矢を試して伐倒をするようになりました。
「矢の角度はメーカーによって差がある」
そして、[材質も然り]。
この黄色の矢は、一般的な[安全クサビ]のABS製です。このクサビは硬いし重いし…寒さに弱いし…何気に[角度]が急であります。
一方STIHL製の矢はポリアミド製です。
このABS製に比べて…
「軟らかい(弾性力がある)材質」
でして、ショックレスハンマーの衝撃を少し和らげてくれ…STIHL製の矢の方が[折れるリスク]が少ないように感じます。
その大きな一要因は…
「矢の角度が緩い」
というのが一番の要因かと思います。
矢の角度が緩やかだからこそ力を入れずとも入りやすく、即ちそれは矢への負荷が少なくて済むということです。
このABS製の[一般的な矢]も角度を緩めてくれたら使い勝手がいいんですけどね…と思っていたら…
『発見!薄めのABS製のクサビを!』
(※どこのメーカーかは分かりますね!もう[安全クサビ]をやめようかぁ…)
ここで軽く[2つの素材の矢]の特性をまとめてみましょう。
ABS製
・やや硬めで剛性あり
・寒さに弱く脆くなる
・叩いたときの反発が若干ある
・矢打ちに耐えて耐えて、一気に折れる
・打ち損じ時に折れやすい
・比較的安価なため、チェンソーで当てやすい一発目に使用頻度高め
(※ABS製代表クサビ:安全クサビ)
『今まで上記のこれらしか使ってきませんでした』
(※ポリアミド樹脂製を今年度から導入し、研究中)
ポリアミド(ナイロン系)製
・非常にタフ(耐摩耗・耐衝撃が強い)
・寒さに強い
・しなりがありつつ粘るがゆえに、材質的に軟く感じる(先端が直ぐに曲がる)
・摩擦係数が高めなゆえに抜けにくくも感じる
『テコメックはSTIHLのOEM品と言われています』
(※STIHL製よりちょっと雑なつくりですが、ポリアミド製?の中では比較的安価であり、使いやすいです)
この2つの特性をよく理解し[複合技]での矢打ち(伐倒)、楽しいです。
一発目に安価なABS製の安全クサビ(中)。その一発目のクサビを[打ちやすく]するために二発目にはポリアミド製のSTIHL製のクサビ(大)。
今望創家はポリアミド製のクサビの(大)をABS製の安全クサビの(中)に合わせて矢打ちをしています。
恐ろしく安全クサビ(中)とSTIHL製のクサビ(大)の相性がイイです。交互に打ち込んでいくのですが、どちらを打つにも力を使いません。
一発目の安全クサビ(中)を楽に打つためにSTIHL製のクサビ(中)を使うと更に物凄く楽に矢打ちができます。
そしてその次に続く[安全クサビ(大)]が打ちやすいです。
『ポリアミド製はツルに当たると簡単に曲がります』
(※折れたら切ろうとは思ってます。とにかく角度がイイです)
伐倒する木を見て…
①STIHL製クサビ(中)→安全クサビ(中)
②安全クサビ(中)→STIHL製クサビ(大)
などと[順番]を工夫すると各々のクサビの[負担(ストレス)]も減り、長持ちし、自身の矢打ちの労力も減るかと思います。
『安全クサビ(中)とSTIHL製クサビ(大)の組み合わせが楽』
(※もしこの組み合わせで倒れない場合は[安全クサビ(大)が3本目に登場です。この[交互打ち]が矢打ちの労力低減につながります)
(※わざと根張りにオノ目を入れずツルを効かせています。反対側になるべく倒させない保険のためにオノ目を入れる側と入れない側、使い分けてます)
注意点があります。
「STIHL製のクサビ、長いです」
よって、STIHL製クサビ(小)は[入る]のですが、(小)は(小)でも…
「小径木には使いづらいです」
なぜって…
「クサビが長いゆえに先端が直ぐにツルに当たり、クサビの先端が曲がり損傷するわりには、材が上がりません」
要は…
「クサビの先端を切ったら使いやすい?」
と思うわけですが、
「わざわざ切ってまで…使わないかなぁ…」
「だって、高いもん!(笑顔)」
『手前の安全クサビ(小)と奥隣のSTIHLクサビ(小)』
(※角度も長さも違いますよね。まぁ見た目的にもSTIHL製クサビの方が入るのが分かりますよね)
『STIHL製のポリアミド樹脂製クサビの価格です』
(※望創家は…(大)1本だけ持つことに決めました。この(大)の先端がいずれ折れたら、更に使い勝手が上がるかなと思っています→軽量化にもなります)
(※画像はSTIHL公式よりお借りしております)
この高価なSTIHL製のクサビ…なので、[テコメック]を代わりに使うわけであります。半値近くで買える[MADE IN ITALY]でございます!(笑顔
(※テコメック製は[後で]その存在を知りました(汗汗))
(※今度再びクサビの特集を組みますが、テコメックのクサビ(大)とSTIHLのクサビ(大)は全然違います。(中)と(小)がほぼカタチが一緒なだけです)
『安全クサビ(中)→STIHL製クサビ(大)→安全クサビ(大)の順で楽々伐倒』
(※ポリアミド樹脂製は高価ですが、打ち方と使い方次第でコスパは良くなります)
今狙ってるクサビは…
「ミューラーの追い打ち用クサビです」
(※長さ21cmの方です)
ちょっと前まで3,000円ぐらいだったのですが…かなり値が上がったらしく…
『MULLER/ミューラー 追い打ち用 [品番541195]』
(※最後の最後に追い打ちする専用クサビだそうです。欲しいー!)
ABS製の(大)は、この10年目にさしかかる林業人生においても一度もショックレスハンマーで折ったことはないので、多分このミューラーの[仕上げ]の[追い打ち用]クサビも一度購入したら、多分一生涯使えるのではないかと思っております。
『安全クサビ(中)とSTIHL製アルミクサビ(600g)』
(※ヒノキの小径木やヒノキの伐倒のメインにはアルミ製クサビを使っています。折れる心配なくガンガン打てて、入ります)
(※ヒノキの伐倒にはABS製は…望創家の[闘い]では…無駄死にが多いです。特にクサビ(小)は特攻隊のように…折れまくります)
このように様々なクサビは世の中にあり、それらを合わせて伐倒人生を豊かに、そして快適に、経済的に過ごすことができたら幸せではないでしょうか。
(※日本では[重ね技]は禁止ですが、クサビを重ねないと実際は無理なパターンが多いです。オレゴンは重ねやすいように[薄め]でできているような気がします。重ね技時は[それ以外のクサビ]でフォローされていればイイだけです。要は[すっぽ抜け]時が危ないだけだと認識しております)
『バローべは同じABS樹脂製でも質が違います』
(※日本のシェアは圧倒的に[安全クサビ]が占めておりますが、そこから一歩踏み出してみては如何でしょうか。結果、コスパもよくなるかもしれません)
結局ですね、クサビは材質によって[入り]、[重さ]、そして[耐久性]が違います。
望創家は何も疑いなく「単なるクサビ」としか思わず使い続けてきた数年…無駄にクサビを[折って]きました。
「そんなもんかな(折れるのは仕方ない)」
と思ってました。
『ヒノキや硬い樹種に!』
(※重ね技が[差し替えなし]でできます!抵抗があり抜けにくいです)
が、アルミ製クサビを使いはじめたり、ポリアミド製を使いだしたり、メーカーを変えたり、クサビの角度(テーパー)を気にしたりで研究をしだして…
「一発目は、取り敢えず追い口が閉じないように使え、一番チェンソーで削られるリスクが高いがゆえに、適当な価格で適当に使えるクサビでいいや」
と思える[コスパ重視]なクサビをさし、
「二発目は入りやすくて、ショックレスハンマーのメインの力に耐えるポリアミド製のクサビがイイ」
になり、
「三発目は仕上げで、更に力を加えても折れにくいABS製のクサビで!」
と[複合技]でメーカーも[複合]で研究中でございます。
『クサビ+16トンの油圧ジャッキ=伐ッキーを!』
(※チェンソーの排気量を上げたように、ジャッキもトン数を上げました!)
如何でしたでしょうか。
「物事に疑問を感じることは、己の一つの成長を感じる瞬間でもある」
それではまた次回お会いしましょう。
Ciao!
『次回のクサビ特集のために稼ぎますよぉ!』
(※クサビは消耗品。しかし[チリツモ]であり、それなりに高価です。大切に使いたいですよね。コスパも考え、研究中です)
(※同じABS製、同じポリアミド製と言っても、その質が違います。そこが重要です)
追記:
MS500i…新しいヤツ、久しぶりに500iの暴れ馬な感じを思い出しました。
やはり2年使った500iとは違いました。が、相棒の500i、やはり使い込まれた感があり、好きです。が、パワーが若干劣るのは認めます。
新しい500iをメインに、サブで境木を伐るときに相棒を使おうかと思っています。
少しでも相棒の延命を…初めから2台の併用をしたかったなぁ…
『上:241[改]+71cmバー/下:2025年9月製MS500i+63cmバー』
(※角刃(RS)の振動は激しい気が…RMに戻したい)





































































