早いですねー。
さてここ数年のダービーはそれほど強力な本名馬が居なかった様に思います。
ウォッカが牝馬でダービーを制したのは印象に残りましたが、最近のダービー馬はディープインパクト以来やや小粒な感じが否めません。
さて今年はどうでしょうか。
皐月賞を見た時点ではほぼヴィクトワールピサで決まりかなと思っていましたが、今年のダービはなかなかの粒ぞろいで面白そうですね。
競馬史に残る名馬の臭いはあまり感じませんが、粒ぞろいなのは間違いないです。
そこで今回は馬体写真からダービーを見てみようと思います。
これはあくまで馬体写真の判断で予想ではありませんのであしからず。

ヴィクトワールピサ...........この馬は決して見栄えのする馬体ではありません。胴は短めでキ甲が高く胸も非常に幅があってお尻の高さが低めです。心肺機能が高くバネのある筋肉がしっかりと全身についている印象です。個人的には2000~2400がベストな体系に見えますね。父のネオユニバースやバブルガムフェローがこんな感じの馬体だった気がします。やはりこの馬の魅力は胸囲の大きさとお尻の形と筋肉の質がすばらしい所だと思います。ダービー最有力の一頭に間違い無しです。5月18日時点の馬体を見るとかなり余裕残しの馬体なので当日の馬体重には注意ですね。

ペルーサ...........この馬は全体的にバランスがいいです。首さしの長さや胴の長さ、四駆の長さやバランスもいいです。爪がちょっと立ち気味に見えますので、道悪をあまり苦にしないかもですね。この馬は2000~3200と距離はかなり融通が利きそうに思います。菊花賞ならピサよりもこっちかも知れませんね。ただ一つ非常にきになる点があります。5月19日時点の写真なんですが、ものすごくガレている感じを受けます。顔にも疲労感を感じます。この馬も当日に馬体重をかなり落としているかどうかが心配です。

ルーラーシップ............良血馬ですね。母のエアグルーヴは俺が大好きだった馬です。とにかく勝負根性がすごい馬でしたね。そしてこの馬はどうでしょうか。全体のバランスはすごくいいと思います。ただ馬体から受ける印象はまだ途上中という印象です。ピサと比較すると迫力に欠けます。肩やお尻にもう少し身が入って来るともう少し迫力が加わって来ると思います。馬体的には道悪だとちょっとマイナスな印象です。母もそうでしたね。この馬は長距離に行って真価を発揮する様な気がします。菊花賞は面白い存在だと思いますが、ダービーではあまり強気にはいけないなー。

トゥザグローリー............これも良血馬ですね。ドバイワールドカップであわやと思わせた母はスピード馬でしたね。首さしが太く全体的に筋肉質な印象です。なんとなくステイゴールドを思い出す馬体です。キュっとまとまった感じです。気性が勝った感じの顔つきですな。折り合いが鍵になるのかもしれませんね。正直、G1を取るタイプには見えませんが3着とかまでなら面白い馬かもしれませんね。

ハンソデバンド..........寸の詰まった印象の馬です。背中も短く首さしもやや短めに見えます。しかし丸みのあるいかにもバネのありそうな筋肉に覆われています。お尻も角度の急な形をしていて回転の早い走法に合ってそうな印象を受けます。実際の走法は見てないので分からないですが。今までのレースを見ると比較的先行をしているみたいですが、ここは一つ思い切って追い込みにかけて見ると違った一面が出るかもと思います。爪の寝ていてつなぎも細くてねています。足先から受ける印象としては軽い東京の様な高速馬場には合っていると思うので、東京の長い直線で後方から一気に来るなんてシーンも有るかもしれませんね。

ダノンシャンティ...........NHKマイルカップを驚異の日本レコードで制した馬です。なるほど全体的に筋肉隆々でいかにもマイラーという馬体です。現時点では屈指の完成度を誇る馬だと思います。やはり胴も短めで胸囲も分厚く胸前や肩、肘にかけての筋肉は惚れ惚れします。距離に不安を残すかも知れませんが、俺はマイルで勝てる馬は競走馬として一番能力が高いと思っているので折り合いさえ付けば十分に勝ち負けを演じる事はできると思います。1600からいきなり2400メートルなので前半に折り合いを欠いてチグハグな競馬をしてしまわない事だけが心配です。逆にテンにしっかり折り合ってスローな流れからこの馬が早めに仕掛けていけばあっさりと他馬を封じて圧勝する可能性を秘めています。

ゲシュタルト............バランスとしては足が細くて長い印象です。こういう馬はスローから直線勝負になる様なレースでいい印象があります。馬場も高速馬場が向いていると思いますので、中山よりは東京でしょう。しかしダービーよりは菊花賞向きな印象です。これまでのレースを見るとなんかチグハグなレースをしている気がするので、この馬の直線までじっくりと追い出しを待つのがいいんじゃないかなという印象です。前駆の感じから道悪はマイナスな気がします。

アリゼオ...........お尻がすごい馬ですね。全体的に筋肉質ですしこの馬の馬体から受ける印象はマイラーという気がします。お尻の高さが高いので距離の融通はあまり無い印象です。良くて2000メートルぐらいまでという印象を持ってしまいます。秋のマイルチャンピオンシップとかは出て来たら案外面白いかもしれませんね。

ヒルノダムール..........写真の印象から今回ものすごく調子が良さそうに見えます。管も非常に乾いていますし、つなぎの角度や細さも申し分なし。全体的に丸みに溢れています。馬体の迫力こそあまり無いタイプですが、ピサやペルーサの状態があまり良く見えなかった分この馬の状態の良さが目立つ感じです。皐月賞よりは間違いなく状態がアップしていると思います。今回この馬があっと言わせる可能性は十分にあると思います。

エイシンフラッシュ..........今回の出走馬の中で馬体の美しさはこの馬が一番だと思います。バランスもすごくいいですし、身の入り方も文句無し。毛づやも良く状態もすこぶる良さそうです。逞しくゆったりした首さしから流れる様な肩、背中のライン。お尻の高さも良く非常に美しいラインを持った馬です。ダービーはこの馬にはすごく合ってると思いますよ。非常に楽しみな一頭です。

ローズキングダム...........母のローズバドの特徴が出てる印象です。首さし前駆がすらっと伸びていてお尻は幅の少なめな追い込んでよしといった印象の馬体です。気になるのは前駆のつなぎがものすごく寝ていて細いのでスピードが有りそうですが、負担もすごくかかりそうな印象です。距離は伸びた方がいい印象を受けますが、1600MのG1を勝っているのですから馬はやはり奥が深いですなー。
俺は馬を見る時に血統は可能性で馬体は結果だと思っています。つまり血統が短距離だからといってその馬を短距離馬と決めつけるのは危険です。俺の昔持っていた馬で父がレッドランサムの馬が居ました。血統的には短距離ですが、馬体を見るとお尻は薄く胴も長めで前駆後駆ともに管が太く球節も大きかったのです。足先が太く関節が大きいと振り子の原理で物理的に早く振る事ができなくなるのです。つまりこの馬はピッチで走る事ができません。したがってレースとしては長い距離で先行して抜け出して後続を封じるレースがベストです。しかし厩舎は血統からずっとこの馬を短距離のダートで使い続けました。当然結果はでませんでした。未勝利戦が残り少なくなって来た頃にやっと芝の2000Mを使う様になって思った通りに先行抜け出しで勝つ事ができました。この様に馬を見る時は馬体からどういう馬だというのを見て、血統から表面では見えない部分を予測するというのがいいと思ってます。
すいません。ついつい熱く語っちゃいました。
まあとにかくダービーは馬達にとって一度しかやってこないチャンスです。
どの馬にもがんばって欲しいです。















