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2009 J2 第28節 ヴァンフォーレ甲府 対 セレッソ大阪

甲府 1-1 C大阪 
【得点】 
0-1 乾 貴士(前半30分) 
1-1 マラニョン(後半13分) 

現在順位は2位であるセレッソ大阪との対戦は 
新加入選手ガウボンの甲府の選手として初の試合となりました 

ガウボンはまだ他の選手と連携が不十分なのか 
コンディションが充分に上がっていないのか今節は今一つという印象でした 
しかし逆に言えば連携が上手くいき、身体が動いてくれば 
戦力として充分機能し、活躍できる可能性もあると思います 

試合内容ですが 
前半は完全にセレッソペースで試合が進み 
甲府は流れの通りボールが繋がらない状況でした 
前半30分乾が抜け出し、中央へ流したボールを香川に決められ先制を許してしまいました 

後半は一転して甲府の攻めが多く見られるようになり 
相手ゴール前でのプレーも同時に増えていきました 

後半13分、大西のクロスを合わせたマラニョンが
地面に叩き付けるようなヘディングでネットを揺らし同点としました 
攻めていた時間だけに結果が出たことは 
残り時間を落ち着いて組み立てられるものとなりました 

その後両チームとも惜しい場面がありましたが 
1-1のまま試合終了 
勝ち点1を分け合う結果となりました 

今節気になったことはキムのシュートが枠へ行かないことです 
これまでもゴール正面など良い位置でシュートを蹴ることはあったのですが 
多くは枠に行かず外れていました 
今回もフリーの場面にも関わらず完全に枠を外すシュートを打ってしまい 
打った後キム自身も悔しさを表していました 
自らのドリブルからのシュートではそれほどはないのですが 
クロスやこぼれ球からの対応では枠を捉えられない事が多いように思います 
最低限枠に行かなければ得点のチャンスもありません 
何とかして今後は枠へ飛ぶシュートを打ってほしいものです 

第80期棋聖戦五番勝負 第5局

▲ 木村一基八段 ●-○ 羽生善治棋聖 △ 

棋聖戦最終局は横歩取りの典型的な展開である 
素早い攻めが見られるものとなりました 

8筋からの攻めを見せた木村八段でしたが 
羽生棋聖の王は遠く且つ厚いためそこからの攻めを見出せない印象でした 

一方の羽生棋聖は68手目△4五桂、76手目△6五桂が効果的に働き 
△7八龍と置いたことでさらに羽生棋聖に優勢に 

以降詰めろの展開で 
木村八段の玉を追い詰めていき 
106手目羽生棋聖が△4八龍と打ったところで木村八段が投了 

最終局は全体を通し安定した受けと的確な攻めで有利に進めた羽生棋聖の圧勝という印象でした 
木村八段は何もできないまま投了となったように思われます 

第80期棋聖戦はフルセットの末羽生棋聖が防衛 
名人戦に引き続き最終局に強さを見せるものとなりました 



2009 J2 第27節 ザスパ草津 対 ヴァンフォーレ甲府

草津 1-2 甲府 
【得点】 
0-1 ダニエル(前半8分) 
0-2 森田 浩史(後半6分) 
1-2 都倉 賢(後半9分) 

今節は久しぶりのスタメン出場となった森田が 
フル出場を果たし、さらには貴重な追加点を決めるなどの活躍で 
勝利に大きく貢献していました 
特に前半の存在感は大きく 
やや下がりめの1.5列目でチャンスの起点や 
相手DF陣を上手く引き付け、マラニョンやキムを機能させることに徹底し 
中盤の核となっていました 
しかし、試合終了間際は運動量が落ちていたことは事実で 
やはりスタミナ面の改善が求められるものでした 

また、ダニエルが待望の今季初ゴールを決めました 
これまで主に守備に大きく貢献してきたダニエルですが 
攻撃面は惜しいシュートが多く、今節もセットプレーからのゴールに期待がかかっていました 

今節前半8分藤田がクロス 
こぼれ球となったボールを大西がダニエルへパス 
これを上手くゴール隅へ流し込み先制点を挙げました 
今回の得点が契機となり、これからさらに得点を挙げてほしいものです 

失点シーンは草津のワンツーを褒めるべきものだったと思います 
そして確実に決めた都倉はさすが得点ランキング上位の選手という印象でした 
それ以外の甲府の守備はGK荻を中心に安定していたように思います 
後半は草津に攻め込まれる場面がありましたが 
失点後集中を切らさず抑えたことは価値のあるものでした

まだまだ気の抜けない試合が続きますが 
何としても勝ち点を積み上げてほしいものです