Mouse unit's Blog -528ページ目

大人向けアニメ 意味の変化

今回の記事には「エロ」「下ネタ」という単語が出てきますが、ご了承下さい

最近メッセージを頂いたものの中に
「最近の深夜アニメは似たようなものが多い」という意見がありました
振り返ってみると、確かに異なるアニメであるにも関わらず
アニメの雰囲気が似ている作品が多いという印象を受けました

何が似ているのかと言うと、やはり根本的なものだと思います
最近のアニメ、今回は『ヨスガノソラ』と『生徒会役員共』を例にして考えてみますが
これらはエロや下ネタを使用してアニメが制作されており
それを出せば失敗は殆ど無いという保守的な制作に留まっているようです

原作がエロゲーやエロ思考の漫画なので仕方の無い事だとは思いますが
最近の深夜の大人向けアニメの意味がエロや下ネタ方向へ向き過ぎてしまい
メッセージを送って下さった方にはアニメ化の時期が連続した、また重なったことも含め
類似した作品に見えてしまったのではないかと思います


【『ヨスガノソラ』 OP「比翼の羽根」】

つまり「深夜の大人向けアニメ=エロ、下ネタ」という印象が最近ではさらに強くなり
新作もこれを頼りに倣うことで似た作品が多くなってしまったのかもしれません

では、数年前はどうだったのかと言うと
確かにエロゲーが原作のアニメは『下級生』(1998年)や『To Heart』(1999年)を筆頭に
特に'00年代には多くの作品が生み出されてきました
しかし最近のように過度の露出が少なく、専ら純愛や恋愛系として制作されていた印象がありました

また、大人向けアニメの意味も異なってきており
最近の美少女系中心の「エロ、下ネタ」とは違い、以前は「サスペンス、アクション」など
萌えを軸としていない作品が多かったように感じられ
大人向けアニメと言えば、そのような意味が強かったと思います

今回は下に『L/R -Licensed by Royal-』(2003年)と『WOLF'S RAIN』(2003年)を載せてみました
OPからアニメの雰囲気が違いますが、これが深夜の大人向けアニメの意味の違いだと思います
現在でもこのような作品はありますが、以前のような多さは無いと感じています


【『L/R: Licensed by Royal』 OP「Go where ones gone before」】


【『WOLF'S RAIN』 OP「stray」】

最近のエロ、下ネタ路線のアニメが悪いわけではなく
以前と比べ、大人向けアニメの意味が異なるほどの作品が多く生み出され
超過供給気味によりエロ、下ネタ系のアニメの重要度が低下しているのだと思います

どの程度で均衡を示すのか分かりませんが
現在はエロ、下ネタを含めた美少女系のアニメが飽和状態であることは言えるかもしれません

第23期竜王戦 七番勝負第6局

△ 渡辺明竜王 ○-● 羽生善治名人 ▲

将棋の第23期竜王戦七番勝負第6局が14、15日と
岐阜県高山市のホテルアソシア高山リゾートで行われました

本局は角換わり腰掛け銀となり、やや持久戦模様となり
序盤に駒組みの煮詰まり及び攻めを警戒してか千日手も考えられる状態となりましたが
57手目、羽生名人は▲4五歩と指したところから中盤に向かい始めました

65手目、羽生名人が持ち駒の歩を再び4五の位置に指したところで
渡辺竜王が封じ、1日目が終了

△4二金引と受けを厚くした封じ手が開封され、2日目が始まると
お互い攻めの機会を窺う手筋が進み、緊迫した展開が続きましたが
渡辺竜王の9筋の攻めから駒が厳しくぶつかるようになり将棋は激しさを増していきました

終盤は攻め手が見えていた渡辺竜王が上手く指し進め
先手玉を追い詰めると146手目に羽生名人が投了となりました
これで渡辺竜王は通算4勝2敗となり竜王のタイトルを保持するとともに
7連覇を達成しました

今局は中盤の駒の働きと終盤の攻めやすさの差が結果に直結したように思います
例えば羽生名人の125手目▲4三歩の場面
ここを▲9四香や▲9五香としてからの後の攻めの変化に何かあれば
充分羽生名人にも勝機はあったかと思います
また、終盤の寄せも同様であると言えます

今回のシリーズは終盤まで優劣の判断が難しい将棋が多かったですが
これを渡辺竜王が落ち着きながら比較的シンプルに指し進めたことが勝利へと結び付けたと感じ
それを選択した事も渡辺竜王の強さであると言えるでしょう

ここまで来ると誰が渡辺竜王から竜王位を奪取するのかと言うよりも
どこまで伸ばすのかという面に注目が行ってしまい
今から来期が楽しみとなっています

落語家 柳家喬太郎

自分の好きな落語家の一人に柳家喬太郎師匠がいます

以下敬称は略しますが柳家喬太郎は古典、新作どちらも高いレベルでこなし
人気と実力を兼ね備えた落語家で
最近ではNHKなどにも出演する機会が多いようです

今回は柳家喬太郎がどのような落語家か知ってもらいたく
下に「午後の保健室」という新作落語一席と
「井戸の茶碗」という自分が一番好きな古典落語一席をそれぞれ載せてみました
笑点メンバー(桂歌丸師匠など)の落語さえテレビで観たことのない方もいるかも知れませんので
型にはまらずアドリブの多い独特の落語を新鮮な気分で観られるかもしれません

しかし落語は一席が長く、特に枕(序章)が長い柳家喬太郎は
時間の余裕がないと観られないと思うので
下から2番目の「午後の保健室」3/3だけでも観てみて下さい

余裕があれば古典落語の「井戸の茶碗」まで観て
柳家喬太郎という落語家の魅力と落語そのものの楽しさを感じてくれればと思います


【柳家喬太郎「午後の保健室」1/3】


【柳家喬太郎「午後の保健室」2/3】


【柳家喬太郎「午後の保健室」3/3】


【柳家喬太郎「井戸の茶碗」】