晩夏に詠む - 器と花と、水と主と. 夕空へ消える千鳥と音と. | 森由 壱 - tune bride -

森由 壱 - tune bride -

... という 、夢を視ました 。




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枯れてゆく我が身に水をやりぬるは
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夫婦とは ともに互いの器へと
水やり花活け 世話する如き

帰り来る主に 水をやる妻と
その器にまた 賑わう花哉

師が弟子の世話する如く
帰る師の 荷解き水やり
世話する奥哉

師が器 弟子が花なれば
師が帰る家は 器をひたす水哉

人ひとり 暮らしゆくのに
幾人の 持ちつ持たれつ 愛が要る哉

弁当の ごはんは自分 梅が君なれば
その他具材は友や知り合い

甘いもの食いては 辛いものを食い
汁物呑んで 茶で終わる哉

千鳥たち 庭木を離れ 遊んでは
また巣に帰る 夕空の下

積年の 茶人に吸われし古茶碗
替えの利かぬが真の宝なり

その道の 飽くほど通ふ その先に
出でる音かな お師匠の三味

飽くほどに 弾いた三味の音
夫婦もよ 古茶碗に似て
替えは利かぬ也

食うて出す 往って帰るが組なれば
好いて飽くまでも組なりきっと

循環を 辞めぬ自然の底しれず
補い合いて進化する哉

















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我茶人 呑んでは詠んで 詠んでは呑んで
揺蕩ひの 夕空を往く千鳥なる哉


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一弦を弾きつる音の 天に消え
届きし時は ______________






























いつか消えゆく炎とて
炊かぬは野暮ぞ 線香の
花火に似たり人生の

今きみといるぼく_______.















明け方に匂ふ夏の香 かよひくる
風呂場の窓に はや 虫の声
















きみといるぼくを信じてみたい
ぼくといるきみを信じてみたい
















ひとすじの柳の糸のしなやかに
吹かれて昇る 天の空かな
















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コウモリの リンリン飛ぶよ コウモリン
楽しく楽しく 広い空ゆく