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儲かる仕入術!! ~現役!外食チェーンのバイヤー@ケイゴ~

 『儲かる仕入術!!』をテーマにブログを書いております。

 【より良い品質のものをより安い価格で仕入れる】方法を理解し実行して頂くことで、得する(≒儲かる)方法について解説していきます。特に、飲食店の経営者の方や外食の食材・資材の仕入担当様向けです。

 毎度さまです。

 中秋も過ぎ、季節は冬にむけて徐々に更けていきます。まだまだ昼間は日差しも強く暑いですが、朝晩は半袖では寒いくらいの季節になりました。皆さん、風邪など引かれませんよう、お気をつけください。

 ところで、本日のテーマは『クレームを立てる基準』について書いて行きたいと思います。
皆さんは、例えばご自身で購入した電化製品に何らかの不具合があった場合、何らかの判断基準でクレームを立てるか立てないかを決めていると思います。商品の入った箱が破損している場合、プレゼント用であればクレームでしょうし、私用なのでその程度はクレームしない人もいるでしょう。商品に傷が付いていた場合、傷の程度より判断が分かれるでしょう。電源を入れても動かない。これは論外で、100%クレームを立てますよね。

 このように、ひとえにクレームと言いましても、その人の状況や価値観、性格によって判断が様々あります。
 しかし、仕事となりますと判断基準はある程度一定方向性持つ必要があると思います。
私がクレームを判断する上でのの基準は、次の3つです。

 第一に、発注したものが、事前に確認した商品規格書やサンプル通りの商品、約束した数量であること。

 第二に、納期が約束通りであること。

 第三に、使用後に不具合が出ないこと(安全性、耐久性、梱包、配送)

 詳細は次回に書きますが、この三つのうち一つでも問題があるようなら、クレームすべきです。しかし、特に一番目の詰めが甘いとクレームできない可能性が高くなるので注意が必要です。
 本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 感謝@ケイゴ
 
 毎度さまです。

 目上の人や友達と話しているときに、『お前って話が長いよ』と言われたことはありませんか?当の本人も、話をしているうちに本題から反れてしまい、結局何の話だったか忘れてしまうようなこともありませんか?

 私も昔はよく周りの人から、『話が長い』ですとか、『結論から述べて』と言われます。私としては、背景を細かく伝えないと、少ない言葉だけでは誤解を招くかもしれないから・・・という気持ちで話が長くなってしまうのですが、聞いている方は、その時の状況や内容によっては、『結局何がいいたいの?』となってしまうのでしょうね。

 そんな私が言うのもおかしいのですが、結論から言う癖をつけることはとても大事だと思います。
なぜならば、まず、『相手に意志が伝わりやすい』からです。英語の世界と同じですね。『私はリンゴが好きだ。なぜならば・・・』、と伝えたいことが明瞭です。人は、難しいことやややこしいと考えていることであればあるほど、回りくどく説明をしたがります。それがかえって相手の聞く気持ちを削いで、疎まれることになります。であれば、『まず結論から』言ってみましょう。

 例えば、私用で会社を休む時。会社への引け目から、『あの~、実は〇〇のような事情がありまして、土日に行ければいいんですが、平日にしかやっていないもので、それに行かないとまずいもので・・・。休ませてください』みたいな言い方していませんか?
 最近の私はまず、『〇〇にお休みを頂きたいのですが・・・』と結論から切り出します。

 商談や仕事の電話でも、例えば『本日はお願いしたいことが3つあります。』と切り出し、『一つ目が〇〇です』、『2つめは〇〇・・・』と順番に伝えていきます。また、例えば商談後の採用不採用の報告をする場合も、『結論から申しますと、〇〇です。理由は・・・』と言うように、もったいぶらないように心掛けています。長期間掛けて数社とやり取りをした商品について結論を出すときは、精神的にもヘビーですが、あまり飾り付けた言葉を並べますと、想いが軽くなるなるような気がするからです。

 コミュニケーション方法は、人それぞれ個性があった方が良いと思いますが、報告は特に端的に短い言葉で結論から言うと、より伝わり易くなり、上司の評価も上がるのはないかと思いますよ!
 
 本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 感謝@ケイゴ
 

 毎度様です。

 先週末に、『儲かるダイエット?!』というタイトルでブログを書きました。
その際にも書いたのですが、『儲かる』という言葉と、『ダイエット』というキラーワードを組み合わせることによって、どれだけの方が関心を持っていただけるか試す意味で書いてみました。

 このタイトルのブログへのアクセス数ですが、結果は90回でした。ほとんどと言っていいほど、『儲かるダイエット』というタイトルでは、読者の方々は反応されなかったという結果でした。

 様々な理由が考えられます。『タイトルがそもそも怪しい』ですとか、『中身がつまらない』ですとか、『?!の表記で信憑性の低い陳腐な内容に感じられる』等々あると思います。
 私は、この実験でアクセス数が大きく増えれば、それはそれで皆さんに一つのブログ訪問数の方法として紹介できたでしょうし、今回のようにアクセス数に変動がなければ、『私の思惑の甘さ』を露呈したに過ぎないということになります。

 再度お詫びになるのですが、私が知る限り『儲かるダイエット』というものは存在しません。あくまで、タイトルによる人の心理の変動が数字で表れるのかを試したかったためのブログでした。期待して読んでくださった方々、大変失礼いたしました。
 今後は、これまでのように、当然のことながらタイトルと内容が一致した内容で、且つ皆様の御役に立てるようなブログを書いていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 感謝@ケイゴ
 毎度さまです。

 前回、『儲かる会社とは』というタイトルでブログを書いたのですが、その日のアクセス数が通常の4~5倍になって、びっくりしました。
読者登録頂いている方の人数が400人を越えていますが、普段のアクセス数は100以下です。それが4~5倍になったのですから、タイトルに惹き付けられて立ち寄られた方が多くいらっしゃったのではないかと推察されます。中身は、真面目な内容で、主旨に沿ったタイトルを付けたに過ぎません。しかし、改めて『タイトルの大事さ』に気付かされました。

 そこで、今日のタイトルは『儲かるダイエット』としてみました。最初に断って起きますと、申し訳ありませんが、『儲かるダイエット』と言うものは、存在すればすごくありがたいですが、私の知る限りでは存在しません。このタイトルで、どれだけの人の心理が動くのかを試させて頂きたいと言う趣旨です。タイトルに惹き付けられて、期待していた方には心よりお詫び申し上げます。しかし、『儲かる+ダイエット』と言う『キラーワード』を繋げると、どれだけの読者の方々が興味を持って頂けるのか、皆さんも気になりませんか?決して読者の方を裏切るつもりではありませんので、ご容赦願います。今回の私のブログへのアクセス数を、後日このブログでご報告させて頂くことで、何かのご参考になればと考えます。

 本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 感謝@ケイゴ
毎度さまです。

皆さんが想像する『儲かる会社』ってどんな会社でしょうか?
グリーやディーエヌエーなどのSNSの会社ですとか、セブンイレブンなどコンビニを中心とした小売業でしょうか?
私は、儲かる会社と聞いて、真っ先に『ユニクロ』や『JINS』などの製造小売業を思い浮かべます。今の時代、売り先や売り場を持っている会社は強いですね。リアル店舗でも仮想店舗(ネットショップ)でも、集客できる魅力はそうそう生み出せるものではないからです。SNS系の会社は、その創造性や経費のほとんどが人件費のみという仕組みで儲かる形を作っていますが、結局のところ人はリアルな物を食し、着て、使って生きています。ですから、そのリアルなものづくりは世の中に取ってなくてはならないものなのです。
話が少し反れましたが、自分で作って自分で売る力があれば、こんなに強い力は他にないと思うのです。コストも単純な仕入商品より低い場合がほとんどでしょうし、自分たちの売りたい、売れる値段を付ければ良いのですから。 必ずしも工場を自前で持つ必要もありません。うまくやれば最低のコストで仕入したものを、数十パーセントの粗利を乗せて売れるかもしれません。
つまり、商品の川上から川下までをブラックボックス化して、すべてを一社で完結することで、手間は掛かりますが、安定的に儲けを生み出して行くことが出来るのです。仕入商品のみを扱う会社はそうはいきません。自社で売り場をメーカーで、小売りにも強い影響力を持つ会社は、アップなどの一部の会社でしょう。あとは、どんな商品で勝負するのかが大事です。汎用品なのか高級品なのか、ターゲットは若者にするのかシニアにするか、など10年20年先を見据えた選択がとても大事だと思います。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

感謝@ケイゴ
 毎度さまです。

 突然ですが、私はとてもせっかちです。特に仕事に置いては、じっくり待つと言うことが苦手な質です。
 
 頂いた電話やメールにはほとんどすぐに電話返信します。そうしないと気が済まないからです。

 社内で世間話をしていても、何かの折にひょいと仕事の頼まれ事を引き受けることがあります。特に、上役の方と話をすると、口頭での頼まれ事が多い気がします。大概は、『では、詳細をメールで下さい』と言う私ですが、相手が上役であるほど、そのようなお願いは出来ないものです。だからといって、忘れたら大変な事になります。忘れないためにはメモを取るのは勿論ですが、私は電話で関係先にまず一報を入れます。その後に、メールで正式に依頼するのです。私はこれを漏れなくやることが、信頼の確立に繋がると強く思っているため、どんな案件もすぐに対処します。簡単に言うと、投げられたボールは、忘れないうちに関係先に投げておくのです。時には自分自身のメールアドレスに防備録としてメールすることさえあります。あとは、しっかり納期を押さえることが大事です。いつ届くのか、なぜ遅れるのかなどを早い段階で確認します。何事も期限を区切ることは大事です。そのアクションをスピーディーにこなしていくことで、『あいつに頼むとリアクションが早い』となるはずです。

 相手先の言うとおりの納期で依頼主の要望に答えることは普通のことですが、こちらの要望に気持ちよく最速で対応してくれるような人間関係を仕入先と作って置くことで、最終的には依頼主の気持ちを良くし、また頼もうという気持ちにさせます。
結果的に、依頼主⇒自分⇒仕入先へも正のスパイラルが循環し、三者間でWIN-WINの関係が成り立つことになります。
 
 デキる人には自然と仕事が集まると言いますが、まさにニーズに対しスピーディーな対応をする仕事への姿勢や、協力してくれる人間関係を築いていることは、大きな武器だと言えるでしょう。

 本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 感謝@ケイゴ
 毎度さまです。

 『二度手間』と聞くと、要領が悪く非効率なものだと考えてしまいますが、必ずしもそうではないと、私は思います。
多品種を取り扱う外食や小売では、電話でオーダーして商品を入手し、月末に請求書に判を押して、支払いと言う流れはよくあります。しかし、口約束ほどあてにならないものはありません。十年以上前は、FAXが約束のしるしとして、スピーディーで且つ形に残る重要なツールでした。今もFAXは有効な手段ですが、今は電子メールの方がより有用性が高いと言えるでしょう。
 
 メールを使ってやるべきこと、それは『形に残る証拠』を残すことに他なりません。私は、誰かにあるお願いをする時、電話してからメールするか、メールしてから電話します。皆さん当たり前にやっている方もいるでしょう。なぜメールだけではダメなのか?何事も100%はないからです。第一、メールしても、返信が無い限り読んでもらったことにはならないからです。この確認は、直接会って聞くか、電話で確認するしかありません。また、決めごとではなくても、時間を要する大事な案件は、メールで詳細をまとめて、文面でやりとりすることも、確実な交渉ステップを踏む上で非常に友好的です。

 私の周りを見ましても、結果を出している人のほとんどは、このような『二度手間』な仕事を習慣を自然と実行している人が多いように思います。

 しかし、中にはこういう方もいるでしょう。メールをするのは良いが、電話するのはちょっと…と言う人は、メールの最後に『必ずご返信をお願いいたします』と加えれば良いでしょう。但し、お得意様からすれば圧迫感があり、堅っ苦しく悪い印象を持たれてしまいかねませんのでご注意下さい

 『そんなの当たり前のことだ』と思われるかもしれませんが、人は楽をしたい生き物ですので、『当たり前のこと』を継続的に実行出来ると言うことも、素晴らしいスキルの一つだと、私は思います。

 本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 感謝@ケイゴ
 毎度さまです。

 『夏の暑さも彼岸まで』とはよく言ったもので、ここ数日で朝晩は特にひんやりしてきましたね。
昼間はまだまだ残暑が残っておりますが、季節の変わり目を肌で感じながら、気温の変化に体を慣らしているところです。

 ところで、本日はシューイチコラムと題して、普段私が考えていることなどを書いていきたいと思います。
 本日のテーマは、『幸せとはお金か、否か?』です。
 少し前に、小池龍之介さんの『貧乏入門』という本を読みました。内容を要約すると、できるだけ無駄な消費と所有するものを減らし、本当に欲しいものは高くても買うというライフスタイルで、人は少しのお金で幸せに暮らせる、というものでした。
 
 不景気が世の中で叫ばれてから20年時近く経ちます。その度に、国は政策として住宅・家電・自動車関連商品に対する減税や還元で、世の中の消費をあおっています。私も含め、『今買わないと損ではないか?』と言う気持ちになります。しかし、本当にその家や車や家電は本当に必要でしょうか?年に数回しか使わないものに、数万円、数十万円と使っていませんか?テレビは大きくないとダメでしょうか?車もハイブリッドでなければだめか?家は賃貸ではだめでしょうか?10年後の世の中はどうなっているかわかりません。そんな不透明な時代においては、賢いお金の使い方をしていくべきです。
 
 お金はそこそこ必要です。私も、正直言えば、お金持ちになりたいです。でも、それは散在して楽で不自由のない生活をしたいからではありません。そんな不自由ないほどのお金を得たいとも思わない。ただ、自分自身に投資したり、家族が今よりもう少し幸せになれる環境があれば十分だと考えています。
 
 そこそこのお金は必要ですが、お金自体が人を幸せにするわけではありません。

 綺麗ごとになりますが、私は幸せはお金ではない思える生き方を目指していきたいと思います。
 
 本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 感謝@ケイゴ
 
 毎度さまです。

 日航が再上場しましたね。破綻から2年7ヶ月という、スピード上場のようです。株式の時価総額も全日空を超えています。賛否ありますが、全日空が自力でコストを減らし、社債を発行して資金を調達して、利益をそこそこ出していますから、今回の日航の再上場は何とも皮肉でモヤモヤする話です。税金を投入して、最終的には数千億円のお釣りが返って来た点は評価出来ますが、その裏には、破綻した際に損を被った株主や銀行の債権放棄があったわけですから、その点について日航は、決して同じ過ちを繰り返さない覚悟と責任を忘れないで欲しいと思います。

 私も破綻前に日航株を持っていました。破綻して。株は紙屑になったわけですが、だからと言うわけではなく、まっとうに努力している企業や人が報われる社会であること、そうなることを祈るばかりです。

 本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 感謝@ケイゴ
毎度さまです。

本日のブログで『カントリーリスク』について書きましたが、まさに中国からの輸入品について、私の仕事にもじわじわと影響してきました。日本向けの一部商品群について通関審査が強化され、予定より出航が延びて、あわや欠品と言う事態になりかけたり、やむなく航空便で出荷したりと言うようなイレギュラーがありました。仕入先の方々から現在の状況を確認しましたが、今は大きな問題は無いものの、今後は今以上の影響が出てくるのは必至、と言う見解がほとんどでした。
今からスピードをもって代替品の手配や、どこかの国を経由して日本に運搬する等の対応が必要です。指をくわえて、日中の外交政策を見守っている場合ではありません。
昨日も書きましたが、中国仕入の割合を下げていくように動くべきでしょう。今から動いても遅いかもしれませんが、何もやらないよりは余程マシです。

今一度、中国に依存度が高く、且つ主要商品を洗い出し、対応策を講じて行くべきでしょう。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

感謝@ケイゴ