儲かる会社とは! | 儲かる仕入術!! ~現役!外食チェーンのバイヤー@ケイゴ~

儲かる仕入術!! ~現役!外食チェーンのバイヤー@ケイゴ~

 『儲かる仕入術!!』をテーマにブログを書いております。

 【より良い品質のものをより安い価格で仕入れる】方法を理解し実行して頂くことで、得する(≒儲かる)方法について解説していきます。特に、飲食店の経営者の方や外食の食材・資材の仕入担当様向けです。

毎度さまです。

皆さんが想像する『儲かる会社』ってどんな会社でしょうか?
グリーやディーエヌエーなどのSNSの会社ですとか、セブンイレブンなどコンビニを中心とした小売業でしょうか?
私は、儲かる会社と聞いて、真っ先に『ユニクロ』や『JINS』などの製造小売業を思い浮かべます。今の時代、売り先や売り場を持っている会社は強いですね。リアル店舗でも仮想店舗(ネットショップ)でも、集客できる魅力はそうそう生み出せるものではないからです。SNS系の会社は、その創造性や経費のほとんどが人件費のみという仕組みで儲かる形を作っていますが、結局のところ人はリアルな物を食し、着て、使って生きています。ですから、そのリアルなものづくりは世の中に取ってなくてはならないものなのです。
話が少し反れましたが、自分で作って自分で売る力があれば、こんなに強い力は他にないと思うのです。コストも単純な仕入商品より低い場合がほとんどでしょうし、自分たちの売りたい、売れる値段を付ければ良いのですから。 必ずしも工場を自前で持つ必要もありません。うまくやれば最低のコストで仕入したものを、数十パーセントの粗利を乗せて売れるかもしれません。
つまり、商品の川上から川下までをブラックボックス化して、すべてを一社で完結することで、手間は掛かりますが、安定的に儲けを生み出して行くことが出来るのです。仕入商品のみを扱う会社はそうはいきません。自社で売り場をメーカーで、小売りにも強い影響力を持つ会社は、アップなどの一部の会社でしょう。あとは、どんな商品で勝負するのかが大事です。汎用品なのか高級品なのか、ターゲットは若者にするのかシニアにするか、など10年20年先を見据えた選択がとても大事だと思います。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

感謝@ケイゴ