2019~2023年 5年間の性能設計分析 W1編 | もっちゃんのゴルフ(ギア)の真髄

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過去5年間の性能設計分析の変移を検証します。

全部で284モデルの評価となります。

 

W1ヘッドス性能ペックデータ

実質深度:シャフト軸からヘッド内重心まで

LOFT±:リアルロフトに対し、インパクト時のロフトの増減

スピン±:フェイス面スポットに対し、フェイスセンターで打った時のスピン量の増減

 

改めて分析してみると、

 

重心距離

ここ数年40㎜台で推移してきたところ

22年は一気に39.3㎜まで短くなった

※今期は短いモデルも複数出たため、偏りは少なく

5年平均でも、40㎜を切った

 

重心角

2018年以前からは、基本的に大きくなる傾向で推移

極端に大きくなった20年を境に小さい方向に修正する流れ

 

ここ数年は、カーボン複合構造が多くなり

重心が必然的に低く、深くなり

※通常は重心が深くなると、フェイス面スポットは高くなる

 

結果、ロフト±(インパクトロフト)が高くなり、

スピン±は自在に調整がしやすくなり

その関係で、重心角も大きくなっている部分を、

設計自由度で調整してきた状況

 

上記の傾向に対し、

2023は、深いけど、低くし過ぎないで

でもつかまりやすくの方向へ

 

総括

2020年まではとにかく飛ばすために、複合構造を取り入れていき

重心距離も長く、重心角も大きく…

寄り深いけど低く、以上を極めて、

高打出/低スピンで飛ばす性能設計を突き詰めてきたようです。

※地クラブ系は、構造は取り入れてきているが、重心が浅い傾向が強い…

 

その結果、偏り過ぎを認識したメーカー(特に大手)が多く出たのか

より設計自由度を適正に使い、性能設計を改善してきた

20212023年かと

さて、2024年以降はどのような方向に進むのでしょうか!?

フェードヒッター系の充実を願い

地クラブ系の進化に期待したいです。

 

 

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