三菱ディアマナTBを試打(コレ、いいかも) | 私をゴルフに連れてって!

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よく飛ぶドライバー試打します。 ランキングします。コース紹介します。 熱意描きます。75切ります。

 

最初の写真から少しピンボケしててすみません。

今回は、前回のフジクラ EVOLUTION7にひき続き、

2020年9月7日に発売の

三菱ディアマナTBの50-S を試打してまいります。

 

さて今回もまた、余計な知識による偏見を避けるためにも

「一切の資料を見ず」に、好きなことバンバン書いてしまいます。

(公式サイトに書かれてる資料って、どこの試打サイトでも引用してて、同じことばかりになっちゃうしね。それに「試打」って何も知らずに打った時の第一印象がいちばん楽しいものだし)

 

使用したヘッドは、私のエースドライバー、

超ぶっ飛び棒球マシン、GTD 455Plus2ですね↓

 

 

…っていうか、38本の試打クラブ、すべてGTDドライバーのスリーブしか付いていないんですよね(笑)

 

GTDドライバーでいちばん飛ぶ、 455プラス2ドライバーを試打

 

 

ちなみに今回の三菱ディアマナTBの50-S(56.5g)も、

Nポジション(リアル10.5°)で、ヒールエンド法の45.5インチで組んで、

総重量は303g、バランスD0、振動数は256cpmでした。

フジクラ EVOLUTION Ⅶに比べて2g重く、少し硬めに仕上がりました

 

2020年NEWモデル、フジクラEVOLUTION7を試打

 

2020年NEWモデル、ツアーAD HDを試打

 

 

三菱ディアマナTBのデザインはどうか?

 

コスメティック的には、これまでのディアマナの「渋さ」が減って、

ちょっとPOPな感じになっとります。

これはもう「デザイン一新」と言っていいんじゃないでしょうか。

 

 

すなわち、

「DIAMANA」のロゴの入り方が、フジクラのように大胆にデカくなって↑

(↓ちなみに、これまでのロゴの入り方は、こんなカンジ)

 

 

 

ディアマナのトレードマークだった「花びら模様」は、

グリップ近くのバット部に銀色で目立たなく入ってます。(FWで使ったらこのマーク、グリップの下に消えるんじゃね?)

 

あと、

 

 

「Dマーク」が新たに追加されてます。

 

 

全体を俯瞰して見ると、こんなカンジです。

これ、ちょっと素っ気なさすぎじゃないですかね?

むしろ「表挿し」にしたくなっちゃいます。

 

ここ最近のディアマナは、イメージカラーはバット部から中央までにしておいて、

ヘッドに近い先端部分は銀色にすることが多かったのですが、

今回は先端までイメージカラーの「青」が入ってます。

 

ええと…

ぶっちゃけた話すると、私は昔のデザインのほうがシブくて好きでしたね。

(デザイナーさんゴメン m(_ _)m )

 

 

三菱ディアマナTBの弾道はどうか?

 
さて、試打してみます。
ブログ的には昨日と今日とで分かれてますが、実は3分前まで「フジクラ エボリューション7」を試打しておりました。
そしてその前にはウォーミングアップと「弾道の違いを知るため」に、私の現在のエースシャフトである、フジクラVENTUSブルー50-Sを打っておりました。
 
まずはそれぞれの弾道を出しておきますと…
 
 
コレ↑がフジクラVENTUSブルー50-Sで、
 
 
コレ↑が「じゃじゃ馬」フジクラEVOLUTION7 569(50g台)-Sです。
んで、
その次に三菱ディアマナTBの50-S を打ってみますと、
この通り ↓
 
 
めっちゃ優等生やんけ!
(関西人の方、ヘンな関西弁使っちゃってゴメンなさい m(_ _)m )
 
弾道のイメージ曲線だけで見るとエースシャフトのVENTUSブルーのほうがまとまって見えますが、
5球の球の最終到達点を示す、右上の楕円で囲まれた図を見てください。
黄色の楕円がフジクラEVOLUTION7
赤い楕円がフジクラVENTUSブルー
それで、水色の楕円が三菱ディアマナTBです。
 
生まれて初めて打ったのに、
最初の5球ですでに、マイ・エースシャフト、
・フジクラVENTUSブルーよりまとまっており
・平均飛距離も2Yしか違わず、
・最大飛距離も253Y出てて、ほとんどVENTUSと変わらず
 
これ、今すぐこのまま
月例会に持っていってもいいんじゃね?
って感じです。
いや、これはビックリです。私に合ってます。

 

 

三菱ディアマナTB は、どんなシャフト?

 

さあて、弾道だけでなく「感じたこと」を、一切の資料も見ずに、どんどんズバズバ書いてしまいます。

 

まず、第1球めを打った「その瞬間」に思ったことは

「これ、フジクラVENTUSブルーに似てる!」

ってことでした。

 
で、2球め、3球め〜と打っていくうちに感じたのは、
「これ、いい球しか出ねえぞ。今日は絶好調なのか? いや、そんなわけがない。オレはそんなに上手くないっ。では、なんでこんなに球が揃ってミスが出ないんだ?」
  ↓ ↓ ↓ ↓
「ああ、そういうところがフジクラVENTUSに似てるんだ。つまり…その、ナンだ。フェースのヘンなところに当たっても当たり負けせず芯を喰った時と同じような球にしてくれる性能が、とんでもなく優れているんだ! シャフトがそもそも暴れないし」
 
つまりそれ、ドライバーで言うところの「慣性モーメント」ってヤツですね。
そういやVENTUSの公式サイトにもそんなふうなことが図解入りで書いてありましたね。
間違いない!
 
しかし!
 
フジクラVENTUSブルーとの違いも、もちろんあります。
それは、キックポイントと、しなり度合い。
これはハッキリと、違う。
 
VENTUSブルーより三菱ディアマナTBのほうが「キックポイント」が
もう少し真ん中に近いところにあり、
だからVENTUSブルーのほうがテイクバックからすでにしなりを感じるのに対して、
三菱ディアマナTBのほうはというと、
(私の場合は)切り返しの「瞬間」にしかタメを感じることができず、
だから、同じ50g台のSシャフトでもVENTUSより「硬く」感じます。
 
これは元調子ばかり最近使っていたせいもあると思いますが、
三菱ディアマナTB、けっこうしなりを抑える設計にしてあって、
フェアウェイキープ率を大事にしてるシャフトなんだな、って思います。(でも、飛距離も犠牲にしてないところもVENTUSに似ています)
 
…しかし、それにしても自分に合ってるな。打ちやすいな。エースシャフトにしてもいいかもな。今度こいつでラウンドしてみようかな。ちょっと硬いのでSRシャフトも試してみたいな………
 
……などと考えてる最中に、
ふと、大事なことに気づきました。
これ、青マナの系統なんじゃね!?
 
ここから言い訳↓
(最近「DF」とか「ZF」とか出てたので、青マナ赤マナとかの系統は絶滅したんだと思ってたんです。あと、「B」の文字が最初に来てなかったので気づかなかったんです。青いシャフトなのに…大マヌケ!)
 
…で、そこで初めて公式サイトをチェック。(もういいでしょ)
あら、そうなのね。ディアマナBFの次の世代だったのね。
そりゃ、使いやすいのもムリないわ。
だって私、
ディアマナBFを1年半くらいエースで使用してたんですもの。
お帰り!青マナ! 愛してるよ!
(ちなみに私の女性のタイプは「マナカナ姉妹」とかの丸顔タイプです)
 

 

三菱ディアマナTB は、どんな人に向く?

 
というわけで、三菱ディアマナTBは、あっと言う間の私のエースシャフト候補になりました。
その結果は「ラウンド次第」ですね。
 
で、
三菱ディアマナTBはどんなシャフトかと言うと、
私の好きなタイプの、「マナカナ姉妹」や「芦田愛菜」や、オバさんになっても可愛い「宮崎美子」のような、「安心できるタイプ」「道を踏み外さない優等生」ですね。
ちょっとやそっとの失敗なんか、あの笑顔で大きく包みこんでカバーして、
なにごともなく人生というフェアウェイを一緒に歩んでくれる、大切な人、ってカンジでした。
 
 
それに比べるとフジクラEVOLUTION7のほうは、
う〜ん、誰だろ? 小池栄子?
あの肉体と弥勒顔、すごくソソられるけど、付き合ったらスカパーの堺雅人みたいに振り回されそうだな、ってカンジ? でも楽しい家庭になりそうだな、ってカンジ?
 
 
あ、ゴルフの話もしなくちゃならないか。
 
三菱ディアマナTBはどんなシャフトかと言うと、
打点を外れてしまったミスヒットを最大限にカバーする最新テクノロジーが、
どんな方法でやったか知らんけど、VENTUSか、もしかしたらそれ以上に優れた性能で搭載されていて、
とにかくフェアウェイキープ率と、平均飛距離にめっちゃ貢献してくれそうな最新テクノロジー・シャフトで、
 
シャフトの動きはあまり大きくなく、ちょっと硬めで、誰にでもタイミングが取りやすく、
優等生なだけあって、スイング(素振り)してて感じる楽しさはじゃじゃ馬フジクラEVOLUTION7のほうが断然上なんだけど、でも安心して試合で使えそうなシャフトです。
 
んで、弾道的には、ちょうどよい中弾道
捕まりは、悪くもなく、良すぎることもないけど、
VENTUSよりかは、ちょっとだけ捕まりやすいです。
(のちほどブログで試打するけど「VENTUSレッド」くらいです)
 
でも左に大きく巻き込んで、隣のホールまで行っちゃうようなダック・フックが出る予感は「まったく」しませんでした。
大スライスも、私の場合はまったくノープロブレムですね。
もしかしたら
「軽いドロー」がVENTUSより打ちやすかも!です。
 
なので、この三菱ディアマナTBに向いてる人は、
・老若男女万人!(クセがなく誰でもタイミング合わせやすいので)
※ただし、ちょっと硬めなので、フレックス選びでは見栄を張らないほうがいいと思います。
私はSRくらいのほうが振ってて楽しいかも、です。
 
最後にエボリューション7と三菱ディアマナTBの5球ずつの計測値も載せておきますね!

上の緑色いやつが三菱ディアマナTBです。

 

 
 
【試打完了後の追記】
 
青マナ系だということに気づいたので、
その後、
 
三菱ディアマナTB-50-S
・三菱ディアマナTB-50-SR
・三菱ディアマナBF-60-S(60gでゴメン)
 
を打ち比べてみました。
(近所の練習場だったので計測してません)
 
で、
三菱ディアマナTB-50-SRですが、
これでも全然ヤワではないですね。これを「Sシャフトだよ」って言って打たせても、よほどの人でなければ見破られないと思います。キモチしなりが大きめに感じる程度です。
振動数は、TB-50-Sが255cpmで、TB-50-SRが244cpm
 
弾道的には三菱ディアマナTB-50-Sよりほんのりと右めに出ましたが、
ボール位置を半個弱左に置いたらきれいなドローボールが連発しました。
飛距離的には同じくらいでした。
 
三菱ディアマナBF-60-Sですが、
これはもう、素振りしてる段階から「ああ、コレよコレ」という「しっくり馴染む感触」
でも、今打ってみると、三菱ディアマナTB-50-Sとそれほど変わらない硬さでした。
キックポイントやタイミングなどは「ほとんど同じ」でした。(私にはわかりません)
 
でもやはりディアマナTBの56.6gと、ディアマナBFの65.5gでは、大きな違いがあります。
同じくらいの硬さなんですが、
ディアマナTB-50-Sが、スイングの最初から最後まで単純に「少しだけしなる硬い棒を振ってる感じ」であるのに対して、
ディアマナBF-60-Sは、切り返し直後までは「少しだけしなる硬い棒を振ってる感じ」であるのは同じなんですが、
インパクト直前で「重たいものがヘッドの方向に移動してボールにぶつかる感じ」を感じて(まるで機関車が急加速してぶつかるような感じがして)、
素振り自体はディアマナBF-60-Sのほうが「スイング中の感覚の変化」があって楽しいです。
これはおそらく重量の問題なので、ディアマナTBのほうも60-Sか60-SRにすれば、同じような感覚を得られるのかもしれません。

ディアマナTB-50-SとディアマナBF-60-Sの弾道的には、
高低に関しては「ほぼ同じ中弾道」、捕まりも、「ほぼ同じで、中道」
 
ですが!
ミスヒットに関しては、余計な知識を無視してみてもディアマナTB-50-Sのほうが許容量の大きさが感じられます。互い違い交互に何度も打ってみて確信しました。
これはスゴイです。
球の左右の散らばりが、明らかに減ってます。ボールがセンターに集まります。
ディアマナBFも、使い始めた当初は「すげえミスヒットに強いな」と感じたものですが、
それを、きちんと上回る製品を作ってしまうところが企業努力による「進化」なんでしょう。
特にヒールめに当たってもあまり右に行き過ぎない感じが素晴らしい。(ヒールに当たってもドローが出たりもする!)
 
あと、スピン量は「もしかしたら少し少なくなったの、かも?」って感じでしたが、
練習場のネットが近かったこともあり、これはきちんと測定してみないとわかりませんでした。
 
結論!
私、ディアマナTBの60-SRシャフトを買ってみますわ。
ここらへんがベストだと見た!
ラウンドの模様は、また今度!