ソフトダーツだけでなくスティールダーツモデルも豊富なラインナップを揃え、革命的なCONDORフライトシリーズ(発売間近の120シリーズも楽しみ!)や話題のスティールポイントCONDOR BEAK等話題に事欠かないフェリックス社から‥…



かつて同社を代表する選手が使用していた名作バレルがTito CLASSICsとして復活販売されました!

第一弾は上記画像の4作。発売からいつの間にか一年経ってしまっていて、現在は第2弾の2作が追加されています。



このCLASSICsシリーズ、タングステン70%ながらCONDORフライトにCONDOR Tip が付属して5800円の価格設定はとても手が出しやすいですね。

発売と同時にDuran type1、2の両方を購入してみました。



現在type5が販売されているDuranの1、2といえば、約1年半程前にプロ復帰を宣言された伝説的プレーヤー松元大奉氏のモデルとしてあまりに有名ですね。

type1は既に持っていてこのブログにも掲載済ですが、タングステン%違いとはいえ念願のtype2を手に入れる事が出来たのは本当に嬉しいです。

最近、UnicornやHarrowsからも復刻バレルの販売が相次いで、コレクターとしては喜ばしい限りです。


開封します。



やはり松元大奉選手と言えばショートシャフトにティアドロップフライトでしょうか。
コンバージョンポイントも同社のCONDOR HARD POINTで。


一目瞭然のトルピード形状にかなり幅広なリングカットの組み合わせ。

元ネタと言われるUnicorn社製Peter Manleyモデルと。



全長36mmのバレルは4フィンガーグリップの私にはかなり短めです。


投げてみました。

独特な形状のおかげかグリップ感に全くの不安及び不満無し!幅広なリングカットもしっかりとした指掛かりと新品でも問題ない手離れの良さ。これは私が投げてきた数多のバレルの中でも屈指の投げやすさです。数分投げてたら短いのも全く気にならなくなりました。



ハードモデルも猛烈に欲しくなってしまいましたが、残念ながらラインナップに無いため、type2がベースとされるDuran type4スティールを買ってみることにします。






ちょっと発売から時間が経ってしまいましたが‥…

昨年9月に発表されたHARROWS50周年記念モデル。


1973年から2023年までに発売された名作バレルから、現在では販売終了になってしまっている選りすぐりの6種のバレルが当時の寸法を完全に再現して、しかも記念モデルに相応しい金色を纏って登場しました。


記念すべきバレルの中から個人的に外せないモデル。


THE ORIGINAL 22g。
元は1985年発売のEric Bristowモデル。
Eric氏が亡くなる2018年まで販売され続けていました(HARROWS社が存続する限り販売され続けるのかと思ってましたが…)。


HARROWSの公式SNSにも1985年にEric氏と契約した当時の様子が載っていました。

開封してみます。
Anniversaryバージョンのフライトとカーボンシャフトが付属。


ポイントもゴールドバージョン!


適当に計測してみました。




付属品でセッティング。


(私が投げた場合)飛びは多少暴れ気味ですが、グリップ感等は外見通りのシンプルバレル。


Eric氏のセッティングで。


奇跡的に高得点でグルーピングしてますが、歴代モデル同様Ericセッティングだととんでもない軌跡を描いて色んな方向向いて刺さります‥…(あくまでも私が投げた場合)


仕舞い込んでいた歴代モデルを引っ張り出してしばらく投げ込み。
個人的には一時期販売されていたショートの26gローレットモデルがお気に入りです。


もしかしたらHARROWS製新品のEric Bristow モデルが買える最後の機会かもしれませんね。


フェースブックで発見したDMCの2024福袋を購入してみました。


ちなみに販売期間は1/31まで。
思ったより小さめの箱でしたが‥…


充実の内容!
パーカーにライブカード、フライトは広告にフライトお試しパック各1個とあったので、私の解釈では各サイズ1個づつかと思ってましたが、画像の通り各1セット入りでした。
他、21Anniversary Box にのみついてくる特別仕様のフライト(SPバレルを持ってる黒川智成選手モデルをゲット!)DMC Champagne Ring全5色とステッカーも。これにスティールバレルがついて19800円はすごいお買い得感。来年も買おっと😀


そしてソフトダーツも含めたらかなりの選択肢が用意されているDMCバレルの中から私が選んだのは、Diablo II のスティールモデル。


バレル重量はスティールモデルでは軽量な20g。


このDiablo IIはかつてのDMC/888の企画バレルが元ネタで、初期デザインは大ファンのバレルデザイナーKTM氏との事。KTM氏絡みで誕生したと言うこともあり昔からとても気になっていたバレルです。気にはなっていたのですがバレル自体の見かけがあまり好みではなく、ここまで躊躇していましたが、お得に買える福袋と言うこともあり購入を決断しました。


指に喰い付き、そして撃ち抜く感覚を!というメーカーのバレル説明でしたが、カットの指掛かりはけっこう弱めです。所持してませんが初代Diabloはこれよりも更に弱めのカットとのこと。


手に取る前から予想してましたがLaser Darts の Phantomとかなり似たグリップ感。特に指掛かりのレベルはほぼ同じですね。パッと持ったらどちらか区別つきませんでした。


適当に測定してみました。
20gモデル


最大径約7.4mm


長さ約38.5mm


数々の名作ショートトルピードバレルを生み出したKTM氏デザインの17年前のバレル(元ネタをDMC/888の2007年野村モデルと考えたら)を投げてみます。


全体的にずんぐりなアウトラインはどこを持っても太めに感じます。前述の見た目よりは弱めのカットですが、カット自体大きく深めで、使い込んで多少やれてきても変化が少ないかもしれませんね。
色々なパターンでセッティングして投げてみましたが、バレル自体のバランスが良いのか、私にたまたま合っているのか、素直な飛びと20gにしてはなかなか深い刺さり具合でした。

もう少し細くて、もう少し長くて、もう少し重い方が良ければPhantom22g‥…というのが1時間ほど投げてみた感想でした。


前回のブログで書いたソフトダーツバージョンのSidewinderと同時購入したスティールモデル、DMC Sidewinder 21gも正月休み中に連投します。



このゴールドコーティングバージョンはDMC公式サイト で在庫限り50%off!


ソフトとスティールのグリップ感を極力変えずに、のコンセプトで作られているそうです。


古い雑誌を読み返して。


兄弟モデルはPhoenixではなくフルシャークカットのLizardなんですね。


最大径6.5mmはそのままに全長が47.5mmとソフトモデルより4.5mm長くなったおかげで4フィンガーグリップの私にはスティールモデルのほうがスッキリとフィットします。


投げてみます。
ソフトモデルと比較して、重量アップ以上の力強い飛びです。
セッティングを色々試しながら投げ込んでみます。
まずはポイントから。ご存じの方も多いと思いますが、DMCのスティールダーツはポイント径が太く、同社製以外のポイントだとスカスカで装着できない物がちらほらと‥…
発売から話題の国産ポイントCONDOR BEAKも例に漏れず‥…どうしてもCONDOR BEAKを使いたいので、ちょい工夫して38mmカットありを装着。


ポイント交換で刺さりも抜群。
日曜から始まる埼玉ダーツ協会 リーグ戦の新たな相棒にします。


良い意味で癖のないバレルの代名詞Sidewinder。
バレル飽和状態の現在、発売から20年以上が経過しても新品で購入できるのは銘品の証ですね。


年末年始の長い休み、趣味を仕事にしている私にとって毎年暇を持て余すだけになることがしばしば。

この時期になると私をダーツ沼に引きずり込んだ友人とソフトダーツでもやるかとなるパターンが多いのですが、例に漏れず今年も。

休暇に入る前から数日間熟考して購入したのは、日本初の国産ダーツブランドとして2003年の初期モデル発売から20年以上、最高峰のクオリティの製品をリリースし続けるDMCのストレートバレル、Sidewinder 16.5gをDMC JAPAN公式サイト からお取り寄せしました。 



DMCソフトダーツバレルは2021年の4月よりほとんどのモデルがマイナーチェンジ(16.5g→18g、18g→20g)及び進化版となりました。(内容は公式動画で)


発表のとおり、既存モデルは廃盤になるわけではなく公式サイトでClassicsとして継続販売は長年の愛用者には朗報ですね。
せっかくマイナーチェンジしたんだから、新しい方を‥…とならなかったのは、そもそも今更(失礼)Sidewinderを買おうという流れになったのも、10年以上前のYouTube動画でカリスマバレルデザイナーのKTM氏が絶賛されているのを見て以来ずーっと気になってたからです。
 


早速開封してみます。
外箱もほんの少し小さめにリニューアルされたみたいです。


この、新品時のバレルの美しさは現在でも他の追随を許さないですね。


メーカー発表のバレルスペック
バレル中心のフラットエリアを挟んで前に13連・後ろに9連リングを配したストレートシェイプ。グルービングを求めるプレイヤーの期待に応える正統派設計。
全長 43mm
最大外径 6.5mm
バレル重量 16.5g
タイプ 2BA
材料 タングステン90%

DMCロゴのシャフト&フライト、極力ソフトチップの投げ感と変わらないL-STYLE製コンバージョンポイントHARD Lip でセット。


全長43mmは普段何を使ってるのかによりますが、50mm前後のスティールダーツを投げることがほとんどの私は少し短く感じました。
外径6.5mmは太くもなく細くもなく、カットのかかり具合は‥…TRIPLEIGHTのKOTETSU にそっくり。


1時間ほど投げてみました。


長さ違いのシャフトや形状違いのフライトを複数試しましたが、
思った通りぐらいの飛びの良さ。
新品でも気にならない程度の指掛かり。
スリムフライト+長金属シャフトでも安定感抜群の飛行姿勢(この組み合わせだと変な角度で刺さることが多々あります、私の場合)。
最初は軽く感じた16.5gもすぐに慣れました。
フラットというかスタンダードというか‥…DMC Sidewinder とても気に入ってしまいました。買うのが遅すぎたとちょっと後悔‥…
次は同時購入したスティールダーツモデルも投げてみたいと思います。


おなじみのバレルブランドTRiNiDADやCONDOR AXE の大ヒットで世界を席巻する国産ダーツ用品メーカー㈱フェリックスから満を持して発売されたスティールダーツ用ポイント、CONDOR BEAK を購入してみました。

国内初のスティールポイントブランド。カットありとなし、それぞれ32、38、42ミリの全六種類のラインナップです。


開発期間はなんと4年!
ちょっと前にこのブログでも書いた 2024年度からの新規制にも対応済みとのこと。
製品への凄まじいこだわりは販売会社代表様のブログ記事を読めば伝わってきます。


大ファンの中西永吉プロも開発に携わったとか。

ちなみに私はCDポイント一辺倒ですが、かつて中西プロが動画で紹介していたのを見てCDポイントを使い始めました。



良く刺さり 落下しにくく 折れにくい サビに強く ボードに優しい CONDOR BEAKを早速試してみたいと思います。
入れ物にもこのこだわりよう。メーカーの姿勢が伝わってきますね。


売り切れ続出のCDポイントMK2と。
CDポイントは新規制通ってるのかな?(少なくとも先端から15ミリ以内にカットがあるCDポイント32ミリは通ってないですね)


中西プロのサルディバル1に装着。
どちらもカットありの38ミリ、同じセッティングで投げてみました。


しばらく投げ込んでみて‥…
どちらも抜群の刺さりです!
抜くときの感触はヤスリをかけた物とは違いますが、それでもしっかりとした抜き心地。
刺さりは甲乙付け難し、抜けやすさではなく抜きやすさでCONDOR BEAKに軍配!(あくまで短時間素人が投げただけの個人的感想です)


CONDOR AXEのように、世界最高峰で戦うPDCプレーヤーが自腹購入、契約違反してでも使いたい(PDC中継見てるとAXE使っる選手多いですよね)!となる日は近いんじゃないでしょうか。


5times World Champion、5times World Master、70年代後半から2007年の引退までの間に、個人及びチームでの合計優勝回数82!

ダーツが酒場での遊戯から現在の世界的な観戦スポーツへと変革するのに大きく貢献したスーパースターEric Bristow氏がHarrows契約時に販売されていたEric Bristow 24g Kモデルです。



私がダーツを始めた2000年代前半あたりは、日本ではスティールダーツを取り扱っているお店がとても少なく、それでもUnicornとHarrows製品は探せばネットショップで購入できました。
マニアックな事に興味を抱く性分の私は、当時全く知らなかった海外ダーツの情報を、数少ないスティールダーツ専門(?)だったメイソンズ様のネットショップから選手の名前や使用バレルを覚えていき、そこからパソコンの扱いにも慣れて現在のコレクションを確立しました。
前回のブログで書いた22gモデルとJohn Lowe 21gモデルに続いて購入した3個目のスティールダーツが今回の24gモデルです。


右の短いほうが22gモデルです。カット2つ分違いますね。


適当に測定してみます。


全長約50.0mm


最大径約6.5mm


前回同様、Ericセッティングで投げてみました。
私では真っ直ぐ飛ばないのは22gモデルと同じです。


ところで‥…前回の22gモデルとして書いた物と今回の24gモデルなんですが‥…
これが22gモデルとして書いた方の3本の合計‥…


そして今回の24gモデル‥…


実は一時期箱に仕舞わずに保管していたため、どちらが22gモデルなんだか解らなくなってしまっていて‥…
時期によってスペックが異なるEricモデル。誰かこのタイプのEric Bristowモデルをお持ちの方がいらっしゃいましたらスペック教えてください🙇‍♂


今年創業50周年を迎えたHarrows Darts。

世界で最も広く流通しているダーツメーカーとして、現在では100カ国以上で販売されているのだとか。

先月末にHarrows各SNSから、「Harrowsの50周年を記念して、最も愛され、最も人気のある6種のダーツをゴールデンアニバーサリータッチでオリジナルの仕様で復活させました」と発表がありました。



Harrowsの歴代絶版モデルの中から選ばれたのは上記画像のとおり。
特に注目すべき右から3番目のモデル「THE ORIGINAL」はHarrows社も歴史上最も重要なダーツと位置付けるEric BristowのRモデル。
Harrowsというメーカーが続く限りラインナップから外れることは無いだろうと信じて疑いませんでしたが、2018年のEric Bristow氏逝去と共に絶版した歴史的モデルを新品で買えるのはもしかしたら最後の機会かもということで早速注文済みです。

今回はTHE ORIGINALの到着を待ちながら、私が20年ほど前に初めて購入したスティールダーツ、Harrows Eric Bristow 22g K を久々に投げてみたいと思います。


箱はとっくに捨てちゃいましたが、当時24と26gも購入していて下記画像のタイプの箱に入ってきました。


説明不要のシンプルストレート。
リングカットのみのRモデルとローレット加工が施されたKモデルのラインナップがありました。画像の通り、Eric Bristowの刻印入り。(一時期、Eric氏の特徴的なグリップも模した刻印入りバレルも販売されていました)


Harrows Ericモデルに必ず付属してくるAztecシャフトは、現役時のEric氏も好んで使用していたシャフト。ユーミング時にシャフトをグリップするEric氏の為のシャフトとも言われています。
スティールモデルにはこれも御本人が好んで使っていた柄のフライトが付属(ソフトモデルには適当なフライトが入ってきます)。


年代やグレードによってスペックがコロコロ変わるEricモデルを適当に計測してみます。
22gモデル(当時のHarrowsは余裕で1g以上ズレてきます。他の2本は23gオーバー)


全長は約47.7mm


最大径は約6.7mm


前述の通り、バレル同梱のシャフトフライトをセットすればEric Bristowセッティングになります。
特に工夫のないグリップ感はダーツをそこそこやっている人なら画像から想像つくことでしょう。


個人的に初めて買ったスティールダーツ、久々に投げましたが‥…
この本人仕様のセッティングは私には全く合わないバランスで、画像のようにどういう向きで刺さるか検討もつかない有様です‥…


以後、様々なバレルを収集して様々なバレルを投げてきましたが、これほど真っ直ぐ飛ばないバレルはUnicorn Phil Tailor Phase1〜3に本人セッティングをした物のみになります。
当時しばらくして2番目に買ったスティールモデルがUnicorn John Loweモデル。何も気を使わずに投げても素直に力強く(そこそこ)綺麗に飛ぶJohn Loweモデルを手に入れて、ストレートダーツを長年毛嫌いするきっかけになった思い出のバレルでした。
当ブログに載せていないEricモデルがまだまだ複数あるので、次回もバージョン違いのEricモデルを書いていこうかと思います。


埼玉ダーツ協会員の大西選手より、おろしたてのニューバレル TARGET Adrian Lewis21g モデルのポイント交換を仰せつかりバレルをお預りしました。



取り外しはUnicorn製のUnitool で。
取り外し時にはとても重宝します。(が、取り付けは他の工具を用意するのをお勧めします)


ある程度のポイントは手持ちで在りますので‥…


大西選手より「前のと同じようなので!(CDポイントMk1)」とのご要望もありCDポイント 38mmを取り付けます。
CDポイントはポイント部に指をかける人用の刻みパターン違いでMk1〜4までラインナップされてます。大西選手はポイントに指は掛けないとの事だったので今回はMk3を選びました。


つい最近まで私は知りませんでしたが、スティールダーツ界隈を賑わす2024年からのポイント規制(超簡略して言うと先端より15mm以内にボードを痛めるようなカットなどがあってはならない。詳しくはこちら で確認を)には引っかからないようです。CDポイント32mmシリーズは全滅‥…埼玉ダーツ協会でしか投げないなら関係ないかな?


外れたことあるので、保険で接着剤も使って装着完了!


個体差なのかバレルとポイントの相性なのか、ちょっと苦戦しました。
明日は仕事で出張先からの19時開始のリーグ戦です。お渡し間に合わないかも‥…


少し前になってしまいますが、2021年10月に発表されたWINMAU新製品の中で最も注目を集めたMVG Design シリーズの追加製品 EXACT。

長年トップランカー故に動画や画像で簡単に見ることができるMichael Van Gerwen選手(以下MVG)ですが、本人が試合で使っているバレルがそれまでMVGモデルとして販売されている物と異なるのは有名な話。

今回はMVG選手が、遂に自らが使用する為のバレルをWINMAUに依頼し、製作に約12ヶ月を要したと言う EXACT 21.5g を投げてみたいと思います。

箱にはMVG選手の横側が。怖そうと言うより、確実に怖い風貌ですね‥…



私は迷わず本人使用の21.5gを選択しましたが、他に23、24、25gの合計四種類のラインナップがあります。
21.5gだけ中途半端な重さですが、これには理由があり、詳細はWINMAU公式YOUTUBEチャンネルで御本人が語られています。


プロデビュー前の初期に使用していたPhil Taylor 26gから、自分には重すぎると徐々に軽いバレルに替えていき、EXACT開発前までに約10年間使い続けたバレルは元々23gだった物が、測定の結果21.5gまで減っていたそうです。
今回のEXACTはMVG選手が約10年間投げ続けたバレルの感触を再現しながら、劣化しすぎてしまったグリップを復活させたモデルと解釈しても間違いはないかと思います。
では開封してみます。
WINMAUは数年前から箱やホルダーが凝った物になりましたね。


使い古した感触を再現するためにサンドブラスト加工が施されたEXACT。
付属のVECTAシャフトは、このバレルと共にMVG選手の拘りで開発された物だそうです。


サラサラした感触は LaserDarts のBlack Widows等が近い感じでしょうか。


適当に測定してみます。
重さは3本とも21.5g。


長さ約53.0mm


太さ約6.2mm


話題のMighty Gripと比較。
似ていると言うか何と言うか‥…複雑に配置されたリングカットの位置等もほぼほぼ同じです。


バレル単体の重心はEXACTの方が前よりになっていますが、シャフトトップが金属製のVECTAで調整したのかも知れませんね。


実際に2つのバレルを投げ比べてみました。


投げ比べてみましたが、かなり違う印象を受けることに。
そもそも23gと21.5gで重さが違います。が、Mighty Gripは私の感覚だと前にも感じた通り23gより重く感じますが、EXACTは21.5gと言われて特に重くも軽くもな感じです。
両バレルとも同じ長さですしセッティング後の全長も同じはずですが、EXACTの方は何故か53mmもあるように感じません。
そして最も重要な違いは(私が投げた場合ですが)Mighty Gripだとかなり不安定な軌道を描きますが、EXACTはとても素直に飛んでいってくれます。ポイントの打ち替えなどはしてませんが刺さりも良好。


Mighty Grip がかなり癖のあるバレルだったので、なんか想像してたのと違いました。
サラサラした手触りもそんなに大袈裟なものではなく、数回投げただけで全く違和感も無いと思います。
プレーヤーモデルにしては値段も安く、ストレートバレルを探している人にとてもお勧めしやすいバレルです。