出来のいいきょうだいと比べられてつらいあなたへ | 藤沢あゆみオフィシャルブログ Powered by Ameba

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作家。著書29冊。相談30000件超。ananによる信頼できるカウンセラー20人の1人。NHKEテレハートネットTV出演。2023年4月「バズる!ハマる!売れる!集まる!WEB文章術 プロの仕掛け66」発売9日で増刷、7月18日枚方蔦屋書店で101人講演会開催

藤沢あゆみです。


2020年初のおなやみ相談です。


LINE@でおなやみに回答しています。


藤沢あゆみにおなやみ相談したいあなたは
LINE@からご相談くださいね。






あゆみさん
あけましておめでとうございます🌅


唐突ですが…
9歳離れた姉との比較をされることが私はとても辛かったです。


頭が良くて優しくて親孝行で非の打ち所がない姉。
頭が悪くて自分勝手で親孝行出来ない私。
そんな姉妹像…


母はそんな姉をとても可愛がり褒め称え誇りに思っているようでした。
しかし私のこととなると…
ご近所や親戚などありとあらゆるところに私の悪口を言いまくり(嫁の悪口を言うしゅうとめのよう)最後は、「それに比べ◯◯ちゃんは(姉のこと)優しくて良い子で親孝行でと締め括る。
何故か母が親戚や近所に撒き散らす私に対する悪口が私の耳に入ってきます。


何で自分の子どもの悪口をそんなに言い散らかすの?そんなに私が憎いの?そんなに嫌いなの?
何でお姉ちゃんといつも比べるの?私は私だ!
私だってすごいもん、
私だって頑張ってるもん、私だって優しいもん、私だって私だって…と、いつも心で泣いていました。


お姉ちゃんと比べないで!私の悪口を言わないで!
この2つが社会に出て結婚していい大人になっても、形を変えてどんな場面でもつきまとうのです。


ママ友との関係性や、
パート先でも、常に誰かと比べられたり、悪口を言われる立場にいつの間にか立っている。


心理学などから考えると、私が相手にそうさせている(成仏してない自分の悲しみや怒りなどの感情を成仏させたくて成仏するまで同じような状況を自分が作り出す)など書いてありますが、だからどうしたら良いの?


どこに行っても、
「比べないで!」「悪口を言うな!」
こんな気持ちが渦巻いてます。


苦しい。とてもとても苦しい。


本などを読むと「比べているのは他ならぬ自分です」とか「自分が自分を比べている、自分が自分の味方をしてあげていない」とか書いてあるけど…


だからどうしたら良いのですか…



ありがとう😊


ひとことで言うと


「比べさせておけ」


です。


自分が産み育てた子どもが、自分の作品だとしたら、お母さんは、お姉さんは満足いく作品だけど、あなたは、ちょっとミスっちゃったかなと思っている。
そうです、あなたに向けたことばのようでお母さん自身の問題なのです。


「わたしだってがんばってるもん」
「わたしだってすごいもん」



と思えているあなたは、全然失敗作じゃないし、お母さん、自分の子育てにOKだしましょうや、と言ってあげたいですね。


あなたがお母さんに比べられてたことがいまなお辛いなら、ここに書いてくれたようにはっきり宣言しましょう。


「わたしね、子どものころ悲しかったんだ。
お姉ちゃんと比べないで!私の悪口を言わないで!って。


お母さんは、わたしがそんなに傷ついていたって気づいていないかもしれないけど、社会に出て結婚もできたけど、時々、苦しいことがあるんだ。


わたしは、わたしなりに目一杯生きてるし、すごいって思ってる。
だけど、もっと自信をもって、仕事や家庭生活を送りたいと思っているの。


わたしは、わたしらしく育ててもらったことに感謝してるよ。
だから、お母さん、悪口やお姉ちゃんと比べることはもうしないでね」



お母さんは、あなたが思っているほど深刻に考えていないかもしれない。言った方は忘れてて、言われた方は忘れないもの。


それにね、ちゃんとした子って叱りにくいって知ってた?


子育てって大なり小なりストレスがたまる。そんな時、言いやすい子を叱ったり、愚痴をこぼすネタにすることってある。


それが職場になっても同じ、ストレスを溜めてるひとがはけ口にするのが、やさしくて、わたしがダメなのかもしれないって、自分を低いところに置いちゃうひと、


なので、あなたにオススメするのは


お母さんにフラットに自分の本心を話し、嫌なことにNOを言う。


そして


わたしはよくやっている、わたしもすごい波動で生きるの。


覇気を出す、っていうかな。


いじめられない、割りを食わないひとって、誰がなんと言おうとわたしはよくやっていると思えているから、他人にいじめる隙をあたえない。


なんなら、そういう展開になっても


「ナニ上からきてるの、ばかじゃない?」


くらい思って、マウンティングを受け取らない。


お母さんを含め、周りの態度が変わらなくても、わたしはよくやっている、すごいわたしで生きればいい。


あなたがやめてと言っても、長年のくせはそうそう簡単に治らないかもしれない、だけど、はっきり宣言したら、確実に感覚が変わるよ。


これまでの習慣がそう簡単に変わらなくても、そこはゆるしてあげてね。


そう、誰がなんと言おうと、わたしはよくやっていると自分にOKを出し、これまでお姉ちゃんばかりほめてきたお母さんにも、自分の気持ちを伝えたらOKを出す。


職場のひとやママ友にも、自分の気持ちは伝えていい。だけど、すべてはお母さんのことばと、それをあなたがどう感じてきたかから始まっているので、お母さんに本当の気持ちを伝えられたら、その他のことの感じ方は変わるんじゃないかな。


あなたが、あなたにOKを出すことは、あなた自身はもちろん、お母さんにも、ふたりの娘を同じように育てられなくてもOKだと示すことになり、お母さんも、救われることなのです。


年の離れた姉妹、10年近く経つと、いろんなことが変化するしお母さんも子育てする上で戸惑うこともあったかもしれない、そしてね、いい子だと言われて育ったきょうだいの方から見ると、いい子を演じ続けるのになやんでいたり、我慢していたこともあるかもしれない。


あなたの心の奥にある、わたしはすごい、よくやっているを2020年、現実のものにしていきましょう。応援しています。


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