きびしさを知って、やさしさを覚える | 藤沢あゆみオフィシャルブログ Powered by Ameba

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作家。著書29冊。相談30000件超。ananによる信頼できるカウンセラー20人の1人。NHKEテレハートネットTV出演。2023年4月「バズる!ハマる!売れる!集まる!WEB文章術 プロの仕掛け66」発売9日で増刷、7月18日枚方蔦屋書店で101人講演会開催

ああ〜いい天気。
なんてことばを発する前に
考えるようになった。



天気の話なんてしたくない
ひとがいるから。


文章のかきはじめに
災害に遭われた方への
お悔やみを入れるのも


かえって、そのことを
思い出させてしまって
嫌かもかもしれないと考える。


特にその話題じゃないときまで
みんながそのことに触れたらって。





ことばを発する前に
いくつか、考えることが加わった。
あなたもそうじゃない?


いつもいつも
そんなことを考えていたら
発信ができなくなる?



自分とは違う立場のひとに
思いをはせる
想像力を働かせることは
とてもいいことだと思う。


自分自身、ほとんど嫌な思いを
しないで暮らさせて頂いてるけど


数少ない、嫌だなと思うとき
何が嫌だったのかなと振り返ると
想像力がない感じが
嫌なんだなと気づいた。


あちゃーやってしまったと
思うときも、想像力が足りない。


想像力とは、やさしさだ。


あのひと、だいじょうぶかなぁ。
だいじょうぶだった?
家族や、友だちと
連絡し合うことが増えている。


自分とは違うひとのことを
想像してみる。
その上で自由に自分らしく
ことばを発する。



わたしたちは
きびしさを知った。
だれもが体験しうる
きびしさを。


だから、すこし
想像力が働くように
なったかもしれない。


息をするように
想像力を働かせる。
きびしさを知ったみんなが
そんなやさしさを持てたなら


お天気もひとに
やさしくなったらいいなぁ。



どうぞお手柔らかにお願いしますおねがい