実用書を書くわたしにとって
それは、未知の世界。
同時に、ブログに人間ドラマという
カテゴリーをつくるほど
惹かれる世界でも、ある。
「どこからその仕事は始まるのだろう」
小松成美さんは、その世界の一人者。
YOSHIKIさんの本も書かれています。
![]() | YOSHIKI/佳樹 Amazon |
本文481ページ。
一日で一気に読みました。
始まりがHIDEさんを失ったところからですよ・・・。
YOSHIKIさんの映画を10時間くらいかけて観てるような。
もう、もう、これを書くのに
どれくらいのひとに会い
どれくらいの月日を重ねられただろう・・・
そんな、小松成美さんの
お話が聞けることになりました。
横浜で輝く女性の 横浜で輝く女性による
横浜で輝く女性のための会
YOKOHAMA シルク会さん主催。
主催者さんと小松さんが
お友だちだったことから実現した講演会。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20171222/16/motezo/02/73/j/o1815129814095912941.jpg?caw=800)
先日SUGIZOさんライブにもご一緒したLiraさんと
小松成美さんの講演会に参加しました。
小松さんとの初めての出会いは
なんと、講演前のお手洗い。
小松さんの方から、わたしとLiraさんに
話しかけてくださったのです。
わたしの服装を見て・・・
「かわいいね」
小松さんは、華やかなワンピース。
おおっと思いました。
その日わたしが選んだ服と
色合いが同じだったのです。
YOSHIKIさんの本を書かれている小松さんだから
思わず黒づくめにしそうになりましたが
YOKOHAMAシルク会はキラキラ女子感。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20171222/15/motezo/b8/18/j/o2016151214095904335.jpg?caw=800)
小松さんも、サイトやブログを見ると
華やかなテキスタイルのワンピース姿。
というわけで
赤のヘリンボンのジャケットに
ピンクのストライプのシャツに
黒いタイトスカートという服装にしたら
まさかのシンクロな色合い。
といっても、わたしはそのとき
ベージュのコート姿だったのですが
小松さんは服装に触れてくださいました。
なかに着てるものが見えたかのように。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20171222/16/motezo/98/4f/j/o1504117314095913250.jpg?caw=800)
話が始まると、ますます惹き込まれました。
講演というより、ひとり舞台のように
情熱的に語られる、小松さんの人生。
好奇心旺盛で、本が大好きで
物語に書かれたことを即体験しに行くような
空想の世界に生きる、まっすぐな少女が
ブランドの服をとっかえひっかえバブルを謳歌し
華やかな広告代理店や、テレビ業界から
病に倒れたのをきっかけに
自分の魂を燃やす仕事を求め
Number創刊号に掲載された
山際淳司さんの「江夏の21球」を読んで
スポーツライターを目指し
Number編集部の門をたたく・・・。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20171222/15/motezo/dc/fc/j/o1952141114095906083.jpg?caw=800)
そんな小松さんの人生は
服が大好きで、デザイナーになり
阪神ファンでNumberに載った玉木正之さんのコラムや
山藤章二さんのイラストに憧れて
自作でスポーツ新聞を作り会社で配ってた・・・
自分の足跡とちょっとシンクロして
(ビミョーにちょっとずつしょぼい
話を聞きながら鳥肌が立ちました。
小松さんは、日本で初めて
ビートルズのことを本にされた方で
そのきっかけは毎日のように
手紙を書くことだったそうです。
「どこからその仕事は始まるのだろう」
始まりは、手紙を書く、というような
思いのまま動くことなんですね。
わたしは月刊タイガースで
ファンのページを1年間担当しました。
そのきっかけは、大好きな選手が解雇されることになり
なにかできることはないだろうかと
メディアの方に手紙を出しまくったことでした。
Numberの記事ばりのコラージュを入れたお手紙だったので
イラストを含めた紙面がつくれると思っていただけたのですね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20171222/16/motezo/62/4e/j/o2016151214095913718.jpg?caw=800)
スポーツアスリートに、アーティスト、政治家、経営者など
あらゆるひとの本を書かれている小松さん。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20171222/16/motezo/9b/1f/j/o2016151214095914060.jpg?caw=800)
ノンフィクションを書くには
黒子のように自分を消さないと
できないと思っていましたが
小松さんは、エネルギーあふれる方で
取材されるみなさんは、むしろ
小松さんからパワーをもらっているんじゃないでしょうか。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20171222/16/motezo/2b/3e/j/o2016151214095914555.jpg?caw=800)
取材をする方にも取材をされる方に
釣り合うエネルギーがないと、
本という作品を生み出すセッションは
できないんじゃないかなと思いました。
もちろんこの日は小松さんはスピーカーなので
取材をされる時と違うキャラクターだと思いますが
本を書いた各界の有名人と撮られた写真からは
目の前でお話をされている小松さん同様の存在感と
いい関係が伺えました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20171222/15/motezo/83/02/j/o2016151214095906606.jpg?caw=800)
YOSHIKIさんにはなんと10年密着して
1200枚にも及ぶ原稿を書かれたそうです。
その後、懇親会で・・・
奇跡は起きました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20171222/16/motezo/de/e2/j/o1280106614095916241.jpg?caw=800)
わたしは出会ったばかりの小松さんに
いつかやりたいことを話していました。
最近わたしからそれを聞いたあなた
そうです、あれです「奇跡の夢」
これがどんな無謀なことかわかりますよね笑。
いくらXが無限の可能性だと言っても・・・
「同業者、同業者」と言いながら
美しい楷書で書かれたサインには
「夢の彼方へ」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20171222/15/motezo/6b/8f/j/o2016151214095900405.jpg?caw=800)
Liraさんには
「愛こそすべて」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20171222/15/motezo/29/bb/j/o1904140114095901184.jpg?caw=800)
感動しすぎてYOSHIKIさんの本で
Xポーズをしてしまいました
![グラサン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/021.png)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20171222/15/motezo/cc/62/j/o0717062214095901473.jpg?caw=800)
この会では、会員のみなさんが
プレゼンされる時間があります。
横浜の市会議員さんも挨拶をされました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20171222/15/motezo/1c/2c/j/o1854127514095903304.jpg?caw=800)
小松さんは、会話するように
うんうんと深くうなづきながら
すべてのひとの話を聞かれていました。
わたしが、お会いしたとき感動したように
すべてのひと、シーンに心がこもっている。
ひと、そのものにたいして
愛にあふれた方なのだと思いました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20171222/15/motezo/65/2a/j/o2016151214095905014.jpg?caw=800)
著作とともに生きる。
それは小松さんの本の主人公となる
一流のひとたちと共に生きること。
いったい何人の人生に寄り添い
今も伴走されているのでしょう。
小松さん自身もまぎれもなく超一流。
いつか、小松さんの書かれた
小松成美さん自身の人生の本を、読んでみたいです。
「本は、永遠のメディアである」
by 小松成美
わたしも心して、永遠のメディアを
つくっていきたいと思いました。
![]() | 虹色のチョーク Amazon |
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20171222/18/motezo/c3/cb/j/o0480035914095987572.jpg?caw=800)
Special Thanks
YOKOHAMAシルク会
横浜愛に溢れた女性の会です。みんなおしゃれできれい!