一流の流儀。ノンフィクション作家小松成美さん講演会 by YOKOHAMAシルク会 | 藤沢あゆみオフィシャルブログ Powered by Ameba

藤沢あゆみオフィシャルブログ Powered by Ameba

作家。著書29冊。相談30000件超。ananによる信頼できるカウンセラー20人の1人。NHKEテレハートネットTV出演。2023年4月「バズる!ハマる!売れる!集まる!WEB文章術 プロの仕掛け66」発売9日で増刷、7月18日枚方蔦屋書店で101人講演会開催

ノンフィクション作家
実用書を書くわたしにとって
それは、未知の世界。


同時に、ブログに人間ドラマという
カテゴリーをつくるほど
惹かれる世界でも、ある。



「どこからその仕事は始まるのだろう」


小松成美さんは、その世界の一人者。
YOSHIKIさんの本も書かれています。




本文481ページ。
一日で一気に読みました。



始まりがHIDEさんを失ったところからですよ・・・。
YOSHIKIさんの映画を10時間くらいかけて観てるような。


もう、もう、これを書くのに
どれくらいのひとに会い
どれくらいの月日を重ねられただろう・・・



そんな、小松成美さんの
お話が聞けることになりました。


横浜で輝く女性の 横浜で輝く女性による
横浜で輝く女性のための会
YOKOHAMA シルク会さん主催。



主催者さんと小松さんが
お友だちだったことから実現した講演会。





先日SUGIZOさんライブにもご一緒したLiraさん
小松成美さんの講演会に参加しました。


小松さんとの初めての出会いは
なんと、講演前のお手洗い。
小松さんの方から、わたしとLiraさんに
話しかけてくださったのです。


わたしの服装を見て・・・
「かわいいね」



小松さんは、華やかなワンピース。
おおっと思いました。
その日わたしが選んだ服と
色合いが同じだったのです。



YOSHIKIさんの本を書かれている小松さんだから
思わず黒づくめにしそうになりましたが
YOKOHAMAシルク会はキラキラ女子感。





小松さんも、サイトやブログを見ると
華やかなテキスタイルのワンピース姿。


というわけで
赤のヘリンボンのジャケットに
ピンクのストライプのシャツに
黒いタイトスカートという服装にしたら


まさかのシンクロな色合い。


といっても、わたしはそのとき
ベージュのコート姿だったのですが
小松さんは服装に触れてくださいました。
なかに着てるものが見えたかのように。






話が始まると、ますます惹き込まれました。
講演というより、ひとり舞台のように
情熱的に語られる、小松さんの人生。



好奇心旺盛で、本が大好きで
物語に書かれたことを即体験しに行くような
空想の世界に生きる、まっすぐな少女が


ブランドの服をとっかえひっかえバブルを謳歌し
華やかな広告代理店や、テレビ業界から
病に倒れたのをきっかけに
自分の魂を燃やす仕事を求め


Number創刊号に掲載された
山際淳司さんの「江夏の21球」を読んで
スポーツライターを目指し
Number編集部の門をたたく・・・。






そんな小松さんの人生は


服が大好きで、デザイナーになり
阪神ファンでNumberに載った玉木正之さんのコラムや
山藤章二さんのイラストに憧れて
自作でスポーツ新聞を作り会社で配ってた・・・



自分の足跡とちょっとシンクロして
(ビミョーにちょっとずつしょぼい
話を聞きながら鳥肌が立ちました。


小松さんは、日本で初めて
ビートルズのことを本にされた方で
そのきっかけは毎日のように
手紙を書くことだったそうです。



「どこからその仕事は始まるのだろう」


始まりは、手紙を書く、というような
思いのまま動くことなんですね。




わたしは月刊タイガースで
ファンのページを1年間担当しました。


そのきっかけは、大好きな選手が解雇されることになり
なにかできることはないだろうかと
メディアの方に手紙を出しまくったことでした。


Numberの記事ばりのコラージュを入れたお手紙だったので
イラストを含めた紙面がつくれると思っていただけたのですね。






スポーツアスリートに、アーティスト、政治家、経営者など
あらゆるひとの本を書かれている小松さん。






ノンフィクションを書くには
黒子のように自分を消さないと
できないと思っていましたが


小松さんは、エネルギーあふれる方で
取材されるみなさんは、むしろ
小松さんからパワーをもらっているんじゃないでしょうか。






取材をする方にも取材をされる方に
釣り合うエネルギーがないと、
本という作品を生み出すセッションは
できないんじゃないかなと思いました。


もちろんこの日は小松さんはスピーカーなので
取材をされる時と違うキャラクターだと思いますが


本を書いた各界の有名人と撮られた写真からは
目の前でお話をされている小松さん同様の存在感と
いい関係が伺えました。






YOSHIKIさんにはなんと10年密着して
1200枚にも及ぶ原稿を書かれたそうです。



その後、懇親会で・・・
奇跡は起きました。






わたしは出会ったばかりの小松さんに
いつかやりたいことを話していました。



最近わたしからそれを聞いたあなた
そうです、あれです「奇跡の夢」
これがどんな無謀なことかわかりますよね笑。


いくらXが無限の可能性だと言っても・・・


「同業者、同業者」と言いながら
美しい楷書で書かれたサインには


「夢の彼方へ」





Liraさんには


「愛こそすべて」





感動しすぎてYOSHIKIさんの本で
Xポーズをしてしまいました
グラサン






この会では、会員のみなさんが
プレゼンされる時間があります。


横浜の市会議員さんも挨拶をされました。





小松さんは、会話するように
うんうんと深くうなづきながら
すべてのひとの話を聞かれていました。



わたしが、お会いしたとき感動したように
すべてのひと、シーンに心がこもっている。


ひと、そのものにたいして
愛にあふれた方なのだと思いました。






著作とともに生きる。


それは小松さんの本の主人公となる
一流のひとたちと共に生きること。



いったい何人の人生に寄り添い
今も伴走されているのでしょう。


小松さん自身もまぎれもなく超一流。


いつか、小松さんの書かれた
小松成美さん自身の人生の本を、読んでみたいです。



「本は、永遠のメディアである」

by 小松成美



わたしも心して、永遠のメディアを
つくっていきたいと思いました。








Special Thanks
YOKOHAMAシルク会
横浜愛に溢れた女性の会です。みんなおしゃれできれい!