ダメなところに、得意は隠れてる。 武田双雲さんがバイトを首になった話 | 藤沢あゆみオフィシャルブログ Powered by Ameba

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作家。著書29冊。相談30000件超。ananによる信頼できるカウンセラー20人の1人。NHKEテレハートネットTV出演。2023年4月「バズる!ハマる!売れる!集まる!WEB文章術 プロの仕掛け66」発売9日で増刷、7月18日枚方蔦屋書店で101人講演会開催

あゆみですドキドキ


書道家の武田双雲さん といえば

おおらかでのびのびした文字と
脱力系のほのぼのしたメッセージで大人気。


http://jiyugaoka.keizai.biz/photoflash/44/

わたしも双雲さんの作品や

アメーバブログ の大ファンです。


そんな双雲さん

これまでのすべてのバイトを首になったそうです。


初めてのバイトは

年賀状の仕分けの仕事。


やり方を教わって、ワクワクしながら

仕事を始めた双雲さん。


ところが・・・



年賀状に書いてある、人の字に夢中に
( ̄▽ ̄;)


『あ!このシンニョウ素敵!』

『やべえ、この人の様かっけー』

『わお!見たことない、『ひ』発見! 』


そこか!



そしてとうとう


『首だ!もう帰りなさい』


その日の1時間分の時給1000円をもらって

クビになってしまったとか。


仕事ができないというより

字が好きすぎたのですね。


普通にできるでしょうということが

どうしてもできない場合

そこに才能が隠れているのかもしれません。



双雲さんは本もたくさん出されています。

書に興味がないひとでもその言葉のファンになるかも。


ポジティブの教科書―自分も周りの人も幸運体質になる3つの基本と11の法則/武田 双雲
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この話で、思い出したことがあります。

わたしが、幼稚園のころ

教室で先生の話を聞いているとき

山に綺麗なつつじが咲いているのを見つけました。



わたしは


スタスタと外に出ていき


花摘みを始めたそうです。



先生ごめんなさい。



わたしは

生後すぐに肺炎になり生死をさまよったため

歩きはじめるのが遅かったそうです。

歩けたきっかけは

咲いている花を見て摘もうとして

母の手を放して歩き出したとか。



わたしは花を仕事にしているわけではありませんが


好きに突き動かされる
というところは
物心ついたときから
あったんだなと思います。

よく花をいただいたり

大切にしている花があったり

書籍のデザインにも花がよく使われたり


わたしにとって花は
かけがえのないものになっています。




テキスタイルデザインのバイトをしたとき

指示ざれたものをその通り書く才能が

なさすぎるなと痛感しましたが

仕事で習得したことを活かしまくってます。


バラや芍薬、ダリアなど好きな花を

いまもフリーハンドで描けます。


ローラアシュレイみたいな花柄、自分で描けます(^-^)


ニットデザイナーをしていたとき

花柄を起こすのが異常に得意で

妙に写術的なので驚かれました。




こう言うひとはえてして


天職に出逢うまでは集団ではみ出したり

ダメなひと認定されることがあるかもしれません。


わたしもずっと、しっくりこない感じがありました。


だけど、そこに隠れている


はみ出してまでも貫きたい

「好き」の存在に目を向けると

違って見えるものがあるかもしれません。


なんだかマイペースで

好きなことを好きなようにしかできない

ダメダメ人間みたいですが


双雲先生が、ストリートで書道をはじめ

初めて書いた文字は

酔っぱらいのおじさんに頼まれた松田聖子という字だったそうです。


しかもその字を捨てられたとかw


わたしもいま

ひとの話を聞くのが大得意です。


この自分が

「なんでそんなにひとの気持ちがわかるんですか?」と

言われる人間になるとは(他人事



いやー双雲先生も自分も

天職に出逢ってよかったねー笑


出逢わなかったらどうなってたことかW


そこに導いてくれたひとに感謝しかないですドキドキ




星僕が、バイト首になった話。