震災の復興が始まった。被災地の人々はこれからが一番大変な時だろう。被災地域以外の人々も募金をしたり、ボランティアをしたりして復興に貢献しているようだ。

そして、俺たちのようなパンピーはどうやって貢献したらよいのか?

これは「フツーの生活」に戻るのが最も肝要だと思う。また程々な「贅沢」もまた復興に間接的に貢献する事になる。一見「自粛」せずフツーの生活を送ったり、贅沢をしたり遊びをしたりすることは、苦労している人がいるのに不謹慎と思える。日本的な感覚からすればそれが当然だ。

けれども真実はどうだろうか?中世ならいざしらず、現代は複雑な社会で、様々な人々が有機的に関連している。皆が何かを「自粛」すると、今度はその行為がそれを生業としている人々の生活を直撃する。それは巡りめぐって社会全体の景気を悪化させる。

たとえば、飲食業なんかは閑古鳥が鳴いており、このまま客が入らないと倒産してしまうという声もある。個人事業主の大量倒産が続いたりすると日本は再び空前の大不況に見舞われることになる。これでは税収も減ってしまい、被災地域の復興もままならなくなってしまう。

その上、今日では日本は世界中と非常に深い関係があり、下手をすると日本発の大恐慌が引き起こされる可能性だってある。そんな事になったら悲劇が拡大し、世界中が迷惑を蒙る事になるのだ。

被災地の人々が早く被災前の平穏な生活を取り戻せるようになってほしい、真にそう願うなら、まず被災しなかっら人々は以前のような生活をし、程々に贅沢も楽しんで「社会を回し」たほうが良いのではないだろうか?

もちろん恋愛もしましょうね。