モシモシ日記 in Roma~ローマで宿を営業中!~ -3ページ目

ハイてますよ、安心しテクださい

自分がいかに新しいものが苦手な人間か日々思い知らされているモシモシです。

みなさんお元気ですか?

 

モシモシはこれからセルフチェックインになり、鍵がない宿になります。

鍵がない!!と驚かれた方もいるかもしれませんが、

ドアを鍵ではなくコードで開けていただきます。

 

 

 

 

全てのドアにこちらの写真のキーパッドがついており、

直接番号を打つこともできるし、ご自身の携帯でこのキーコードを打つことも

できるのです!!もはや私の理解の限界を超えています!!

 

昔、驚くような鍵をいくつもお客さまに持たせていた頃や

その後ボタン一つで全部開けれるんですよー、なんて言っていた頃が

もう懐かしいくらい→昔のブログ

 

さらに今では私達が遠隔でドアを開けたり、アレクサ?を通してお客様と

会話したりとなんだか私が一番戸惑っています。

 

ジャンカは日々せっせと色々改良しています。きっと良いことですよね。

スタッフもいないし私も昔のようにお客様にしっかり接客できなくなっているので

今現在の私達のできる最良ではあると思うけれど、

子供の手が離れて時間ができたら

イタリアのどこかでまたお客様とべったりできる宿を作りたいなーと

思う今日この頃です。

 

 

スタバがやってくるやぁ!やぁ!やぁー

スタバでは抹茶フラペチーノしか飲みません、モシモシです。

みなさんお元気ですか?

 

なんと2023年とうとうローマにもスタバが上陸しました!!パチパチパチ

日本に上陸したのが90年代。30年遅れ。

そしてミラノにできたのが2018年。そこから5年遅れてとうとうローマにも上陸です。

本当に感慨深いものです。




 

実は去年2022年にローマ郊外のアウトレットにできていたのですが

なぜあそこに?と言うくらい遠く、あそこをローマと呼ぶべきか?と控えていましたが

今回はテルミに駅と街中に一気に2軒同時オープン。

もうすぐテルミニ駅に更にもう一軒できるようです。

 

スタバをシェイク屋さんだと勘違いしているモシスケを連れて行ってみると

ありました!!テルミに駅の2階の部分です。

 





フラップチーノ!?いーのか?勝手に名前を変えて!!

フラッペチーノですよね?私が勝手にフラップチーノのことを

フラッペチーノと勘違いしてたのでは?と不安になって調べてしまいました。

実際スタバは微妙なイタリア語が多く使われているのですが

逆輸入のイタリアでこんな勝手なことして良いのでしょうか??

 

こんなのでは先が思いやられます。きっと5年後にはお客さんを待たせても

びくともしないイタリアのただのバールになることは安易に想像できます。

今はオープン直後なので愛想の良いこと、良いこと。

ちょっと気持ち悪いくらいのサービスです。

 

「ほんーと不安だわー」とブーブー言ってると

「日本だって抹茶フラペッチーノとか勝手に作ってるじゃん。

イタリアもイタリア流でやれば良いんだよ」

とジャンカに言われてしまいました。

 

「スタバは日本で行こうね」とこっそりとモシスケにいうと

「僕はイタリアのジェラートで良いや」と言われてしましました。

 

おとなの日

自分は子育てには向いていないと思うモシモシです。みなさんお元気ですか?

 

数ヶ月ぶりに書いたブログで愚痴を言うのもなんですが、私子供は大好きなんです。

子供と遊ぶの大好きなんです。子供と遊ぶの得意と言っても過言ではありません。

ただお世話が嫌い。なんでしょう、この感じ。

私は誰かにお世話されるの大好きなのに!?人のことを色々と構うのが苦手。

洋服着させたり、ご飯食べさせたり、苦行以外の何物でもありません。

可愛い子供でも苦行と思うのに、夫の世話なんて論外です。

 

その点ジャンカはよく分かっています。マンマはなんでもやってくれるけど、

妻は何もしてくれないと長年の経験で分からせたのは

私の偉業だと自画自賛しています。

 

うちの父親はコーヒーに入れたお砂糖さえも自分でかき混ぜない人でした。

(流石に今はかき混ぜてはいると思いますが)

亭主関白にも程がある!!ただうちの父親はなーんにも自分でしない人でしたが

大して怒りもしない人で更には穏やかな人なので

世間で言われる程の暴君感は全くないのですが

あれほどの亭主関白を未だかつて見たことがありません!!

うちの母親よく耐えてるなと感心します。

 

イタリアも結構な亭主関白な男が存在します。

基本的には妻に優しいのですが稼ぎの良い人に限って

(かなりの偏った私の個人的な意見です)

すごい男尊女卑な考えを持っていたり、日本とは違い生活費を男性の方が

コントロールするので結局パワーバランスができてしまいます。

うちの父親はなーんにもしない代わりに給料は全部母親に渡しているはずです。

そう思うとうちの母親ってなんだかんだ言って結構幸せかも、と思ったり。

 

「ほーんと人のお世話って大変だわ」私が愚痴ると

「お母さんが望んだことでしょ」とポンポンと肩をモシスケに叩かれました。

子供はどんどん大きくなりますね。

 

 

 

 

 

 

 

食う食う詐欺

気づけば2023年も始まっていました。モシモシです。

みなさん明けましておめでとうございます。

 

年末年始の暴飲暴食から始まり、年始にはジャンカのお父さんの家に行ったりして

お肉とパスタのみを食べまくり、さすがの私も野菜不足が気になり始めています。

家にいれば自分で料理するので必然的に野菜を摂るのですが、

それでもなんだか緑色の野菜が足りないなとせっせとブロッコリーとか

ほうれん草とかインゲンとか食べているのです。

 

イタリアに来られた方はご存知の通り

ここではこれでもかと言うくらい野菜をに茹でて食べます。

イタリアに来て初めてほうれん草を食べた時にはなんかの間違いではないか?

とクタクタになったほうれん草を見て思ったのですが、人間慣れって怖いものです。

今では自分でほうれん草を茹でるときはクタックタに茹でています。

このクタックタに茹でたほうれん草にオリーブオイルが合うのです。

もう栄養なんて残ってないんじゃないか!?と思うくらいに茹でた野菜じゃないと

オイルが絡まない気さえしています。

 

そんな私が久々にもらったピエトロドレッシングをかけてインゲンを食べました。

昔のブログ

茹で始めてからピエトロさんのことを思い出して、早めにあげ食べたら

シャキシャキのインゲンがドレッシングに合う事、合う事。

「忘れてたー」って感覚でした。「私、日本人なの忘れてたー」とさえ思いました。

 

インゲン好きのモシスケは「かたーい」と文句を言い、更には「なんで味がするの?

何もつけないインゲンの方がもっと美味しい」と食べず。

茹で方だけではなくドレッシング文化のないイタリア人のことも忘れていました。

かたや野菜嫌いのモシネは「おいしー」とインゲンを食べずに

ピエトロドレッシングだけをペロペロ舐めていました。

 

次からは半分はシャキシャキでドレッシングをかけて、半分はクタクタに茹でただけのものを

出そうと思います。

 

今年もよろしくお願いします

 

お客様は神様!!ではありません

イタリアに来て20年、自分が日本人らしいのかイタリア人っぽくなっているのか

分からないモシモシです。みなさんお元気ですか?

 

イタリアのお店のサービスの悪さ!?というよりも

店員のムラの多さにいつも辟易しているのですが

(良いときはメチャクチャ良いのに、次に行ったら全く違うことを言うとか

しょっちゅう。あと可愛い子と行くとサービスしてもらえるとかもよくある話です)

おもてなしの国から来た私としては、それが客に対する態度か!!と何度も憤慨していたのですが

最近分かったことが一つあります。

 

イタリアではお客様は神様ではありません!!それは前からよく分かっていたことなのですが

店員の方が立場が上なのです。店員の方がむしろ神様?とさえ思ってしまっています。

商品を買わせていただいてる、レストランでご飯を食べさせていただいている

そう言う感じなのです。

 

こんなに態度の悪いイタリア人がお客様側になったらいかに面倒か、と思っていたのですが

私が友達のメルカートを手伝っている時は、レジでどんなに待たされても大して文句も言わず

(もちろん言う人もいますが、こっちもお客様をお待たせしているので、素直に悪いなーと思います)

むしろ私に質問するときは「あのー申し訳ないんだけど...」と丁寧にへりくだってる感じさえします。

 

そー思ったら最近はあまり店員の態度が悪いのが気にならなくなってきました。

だってこっちは所詮お客ですもの、店員様の機嫌が悪いならそんな日に来た私が悪かったわ!!

とさえ....いやそれは嘘です。相変わらずチッとは思うけど、前に比べると

穏やかな気持ちで買い物できるようにはなったっと思います。

 

イタリアに来てもう20年近く、人間変われば変わるものです。